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東京都青少年健全育成条例「施行規則」分析(1) 厳しい自主規制をしてきたゲームも規制対象にhttp://www.pjnews.net/news/909/20101224_1 [pjnews.net] [pjnews.net]
東京都青少年健全育成条例施行規則分析(2) 「ゲーム規制」が明らかにしたものhttp://www.pjnews.net/news/909/20101224_5 [pjnews.net] [pjnews.net]
東京都青少年健全育成条例「施行規則」分析(3) 凌辱系、近親系「エロゲ―」のほとんどが規制対象にhttp://www.pjnews.net/news/909/20101226_10 [pjnews.net] [pjnews.net]
青少年健全育成条例は18禁指定するや否やという問題であり、既に18禁であるものに関しては無関係です
そしてゲーム業界の実態ですが…家庭用ゲーム(CERO管轄)は既にセクシャルも暴力もその他諸々も末期的なまでに規制されています。「少年ジャンプの漫画を描写そのまま忠実にゲーム化したらアウト(15禁になるものが多い)」みたいな世界です。これは開発費の高騰により「絶対18禁指定を食らってはいけない」(1本食らうだけで会社が傾く)ということから過剰なまでの安全マージンが取られているとか様々な要因が絡んでいます。まさに萎縮効果の極致であり、漫画規制にご執心の某宗教団体の方々からすればまさに仏法の理想郷、表現のフィールドとしては最早チェルノブイリ跡地と言えます。エロゲーについてもソフ倫審査ではもうエロゲー出すこと自体に無理じゃねーかとか囁かれる有様です。一部は比較的審査の緩い審査(メディ倫とか)への移行も起こっていますが会費が高いので、ゲリラ化つまり法人開発なのに「同人」「サークル」を名乗って同人ショップとネット販売に特化するケースが増えています。
現行法は極めてアバウト(=警察の裁量次第)で、基本的にゲームは「少年ジャンプ」程度でもグレーで「コロコロコミック」なら安全圏ですかね、というような世界です。グレーの部分が取り締まられるかどうかは警察の気分次第なわけですが、その気分は……魚心あれば水心。要するに警察公安からの天下りと自民党へのコネですね。人治国家万歳。この辺の基本構造は風俗やアダルトビデオやパチンコなどと同じ規制産業のお約束です。天下り用のハコを用意するとか、党の下部組織化してしまうとか、だいたいその辺の複合技。# 政治筋が自民党限定なのは民主政権下でも同じです。自公時代も公明は手出しできなかった。自民政権で自治労が自民支配でなかったのと同じ。
で、ゲーム業界が次に標的にされるとすれば企業製同人ゲーム界隈じゃないですかねぇ。一般店舗で売らないのでゾーニングは完璧に近いように見えますが、DL販売だって「DLごとに毎回身分証のコピーを添えた書面確認をしろ」と「ご指導」することも、同人ショップに風営法で乗り込むことも可能で、つまり何でもグレーということは裁量次第で簡単に営業停止できるわけです。ここでたかる時は流通を脅すのがセオリーで、そうやって流通をしばけばまた天下りと自民支持の「ハコ」が設立されることになります。まあそもそも「みかじめ料」がクソ高いからゲリラ化してるわけで、作ってもショボいハコにしかならないとは思いますが。そしてまたどっかで別のゲリラを始まるんでしょうな。
というわけで、ゲームに関してはもう警察と政治に吸い尽くされてカラカラになっており、これ以上劇的にどうこうなるということは考えにくいです。つまり「既に終わっている」のです。だからこそ次の規制産業として出版が出て来てるわけですよ。流通を締め上げてたかるのもいつもの手口です。
ゲームは業界全体が斜陽なのであって、18禁云々とは関係なく傾いてるだけかと。一本一本が社運を賭けたソフトになるのに、チャンピオンREDいちごみたいなバクチは打てませんって。(表現だけじゃなくて、新しいジャンルそのものを出しづらいわけですし。そういうのは萎縮とは言いません)
そもそも性風俗産業なんてのはお上からお目こぼしもらって稼がせてもらうってのが基本です。にしちゃエロゲーは稼げてないし、ヤクザにも手を入れてもらってない。裏の産業としては大失敗です。博打に的屋に花街、いわゆるギャンブル、興行、水商売なんてのは、まっとうな商売じゃないって自覚がないと。萎縮というか、今までがおおっぴらにやりすぎなのかな、と。秋葉の表通りにエロゲーの看板出したときに、それなりに苦言を呈する人がいたはずですが誰も聞く耳持たなかったわけですし。そりゃしょうがなかろうと。
一般店舗で売らないのでゾーニングは完璧に近いように見えますが、DL販売だって「DLごとに毎回身分証のコピーを添えた書面確認をしろ」と「ご指導」することも、同人ショップに風営法で乗り込むことも可能で、つまり何でもグレーということは裁量次第で簡単に営業停止できるわけです。
だからさ、それって現状駄目なのをお目こぼしされてるだけだろ。ゾーニングって、売り場を分けることじゃなくて、売り先を分けることなわけだし。白に近いグレーなのか、黒に近いグレーなのか、自覚がなくて「横暴だ!」って叫んでも駄目でしょう。
まあ、競馬も酒屋も昭和の時代に比べるとずいぶん厳しくなりました。エロ雑誌だって売り場だのシール張ったりだので相当揉めてたんだし、いまさら何言っても遅すぎる。目をつけられた時点でもう駄目。
だから、今気にするべきなのはラノベとか電子書籍とかの方じゃないかなあ。# 豪屋さんのデビル17が業界にも衝撃的だったとかって自主規制の歴史は調べると面白いんだけどね:-P# あとは、同人ゲームよりも、ケータイエロ漫画とかのが儲かってそうだから、そっちから来るんじゃないかなあ。
何をもって「現状駄目」と言っているのか分かりませんが、日本における「18禁指定されたコンテンツのゾーニング」そのものは欧米と比べても十分な水準で実行されていると思われます。例えばアキバの同人ショップは欧米基準で言えば明確に白です。そもそも欧米ではアダルトコンテンツは「まっとうな商売」として認知されています。だから警察や政治家との癒着など無くても法の条文と弁護士だけで開業できます。「まっとうな国」では法で規制されているものとされていないものの二つしかなく、それらは当局者以外例えば弁護士が判断できるような基準が定められているんですよ。そうではなく「そもそもアダルトコンテンツの存在そのものが駄目」という意見であれば、まあイスラム教国や中国よりも規制が緩いという意味ではまだまだ「駄目」なのかもしれません。そもそもそんな国を目指すことが国民的コンセンサスなのかどうか自体に疑問を禁じ得ませんがね。
何をもって「現状駄目」と言っているのか分かりませんが、日本における「18禁指定されたコンテンツのゾーニング」そのものは欧米と比べても十分な水準で実行されていると思われます。
売る相手を限定することをゾーニングとすると、駄目だ、という話です。もともとの文脈だと「同人のDL販売は一般書店とは違うのでゾーニングされてるが、毎回年齢認証せよと言われるのも警察のさじ加減ひとつ」という話です。これは欧米基準とは関係のない話です。欧米に比べて厳重だからなんなのでしょうか?欧米が不十分だとは思いませんか?(まあ、北米に関して言えば、漫画の基準は日本よりだいぶ厳しいとは思うけど。そもそも出版できない本が多い)
つうかね、(前のACと同じ人かわかんないけど)DL販売使ったことあるなら知ってるでしょ。ソフ倫マークのあるやつはクレカのみだけど、それ以外のは電子マネー決済とか銀行振り込みとかコンビニ決済とかしてんの。ああいう商売してて「ゾーニングはしてます」ってのは、駄目でしょう。そういう意味で、同人DL販売業者ってのは現時点では脇が甘い。 # 言いたかないけど、ありゃ成人未満に売る気満々でしょう。
また、欧米でまっとうな商売として認知されているということと、日本でも法的になんら問題のない商売であるということと「水商売はまっとうな商売でないという自覚を持つべき」というのも関係がない話です。それは、どちらかといえば心構えとか道徳の話になるからです。秋葉の同人ショップは「欧米基準で言えば明確に白」なのかもしれませんが「日本の近所のおばちゃんに言わせりゃまともな商売じゃない」わけです。
多分うすうす気がついてると思うのですが、
「まっとうな国」では法で規制されているものとされていないものの二つしかなく、それらは当局者以外例えば弁護士が判断できるような基準が定められているんですよ。
日本はその基準で言えば、まっとうな国ではありません。 # だからサブジェクトに「現実的なこと」という限定がついている。理想論やタテマエの話ではないよ、という。
「アダルトコンテンツの存在そのものが駄目」なんて思いませんよ。需要があるから供給があって、中高生はエロに対して歯止めが利かないモンです。しかし、それをおおっぴらにして良いかどうかは別の話です。
そもそもそんな国を目指すことが国民的コンセンサスなのかどうか自体に疑問を禁じ得ませんがね。
日本的な共通認識が何かは判然としませんが、エロ本やエロゲーを通りに面した店で売って誰も眉をひそめない国になりつつあるのは確かですね。そして、風適法の改正が話題になって初めて騒ぎになるんでしょう。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
ゲームコンテンツ終了のお知らせ (スコア:2, 参考になる)
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東京都青少年健全育成条例「施行規則」分析(3) 凌辱系、近親系「エロゲ―」のほとんどが規制対象に
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ゲームコンテンツなんざとっくに終了しとる (スコア:1, 興味深い)
青少年健全育成条例は18禁指定するや否やという問題であり、既に18禁であるものに関しては無関係です
そしてゲーム業界の実態ですが…
家庭用ゲーム(CERO管轄)は既にセクシャルも暴力もその他諸々も末期的なまでに規制されています。「少年ジャンプの漫画を描写そのまま忠実にゲーム化したらアウト(15禁になるものが多い)」みたいな世界です。これは開発費の高騰により「絶対18禁指定を食らってはいけない」(1本食らうだけで会社が傾く)ということから過剰なまでの安全マージンが取られているとか様々な要因が絡んでいます。まさに萎縮効果の極致であり、漫画規制にご執心の某宗教団体の方々からすればまさに仏法の理想郷、表現のフィールドとしては最早チェルノブイリ跡地と言えます。
エロゲーについてもソフ倫審査ではもうエロゲー出すこと自体に無理じゃねーかとか囁かれる有様です。一部は比較的審査の緩い審査(メディ倫とか)への移行も起こっていますが会費が高いので、ゲリラ化つまり法人開発なのに「同人」「サークル」を名乗って同人ショップとネット販売に特化するケースが増えています。
現行法は極めてアバウト(=警察の裁量次第)で、基本的にゲームは「少年ジャンプ」程度でもグレーで「コロコロコミック」なら安全圏ですかね、というような世界です。グレーの部分が取り締まられるかどうかは警察の気分次第なわけですが、その気分は……魚心あれば水心。要するに警察公安からの天下りと自民党へのコネですね。人治国家万歳。
この辺の基本構造は風俗やアダルトビデオやパチンコなどと同じ規制産業のお約束です。天下り用のハコを用意するとか、党の下部組織化してしまうとか、だいたいその辺の複合技。
# 政治筋が自民党限定なのは民主政権下でも同じです。自公時代も公明は手出しできなかった。自民政権で自治労が自民支配でなかったのと同じ。
で、ゲーム業界が次に標的にされるとすれば企業製同人ゲーム界隈じゃないですかねぇ。
一般店舗で売らないのでゾーニングは完璧に近いように見えますが、DL販売だって「DLごとに毎回身分証のコピーを添えた書面確認をしろ」と「ご指導」することも、同人ショップに風営法で乗り込むことも可能で、つまり何でもグレーということは裁量次第で簡単に営業停止できるわけです。
ここでたかる時は流通を脅すのがセオリーで、そうやって流通をしばけばまた天下りと自民支持の「ハコ」が設立されることになります。まあそもそも「みかじめ料」がクソ高いからゲリラ化してるわけで、作ってもショボいハコにしかならないとは思いますが。
そしてまたどっかで別のゲリラを始まるんでしょうな。
というわけで、ゲームに関してはもう警察と政治に吸い尽くされてカラカラになっており、これ以上劇的にどうこうなるということは考えにくいです。つまり「既に終わっている」のです。
だからこそ次の規制産業として出版が出て来てるわけですよ。流通を締め上げてたかるのもいつもの手口です。
ごく現実的なことを言えば (Re:ゲームコンテンツなんざとっくに終了しとる (スコア:1)
ゲームは業界全体が斜陽なのであって、18禁云々とは関係なく傾いてるだけかと。
一本一本が社運を賭けたソフトになるのに、チャンピオンREDいちごみたいなバクチは打てませんって。
(表現だけじゃなくて、新しいジャンルそのものを出しづらいわけですし。そういうのは萎縮とは言いません)
そもそも性風俗産業なんてのはお上からお目こぼしもらって稼がせてもらうってのが基本です。
にしちゃエロゲーは稼げてないし、ヤクザにも手を入れてもらってない。
裏の産業としては大失敗です。
博打に的屋に花街、いわゆるギャンブル、興行、水商売なんてのは、まっとうな商売じゃないって自覚がないと。
萎縮というか、今までがおおっぴらにやりすぎなのかな、と。
秋葉の表通りにエロゲーの看板出したときに、それなりに苦言を呈する人がいたはずですが誰も聞く耳持たなかったわけですし。そりゃしょうがなかろうと。
だからさ、それって現状駄目なのをお目こぼしされてるだけだろ。
ゾーニングって、売り場を分けることじゃなくて、売り先を分けることなわけだし。
白に近いグレーなのか、黒に近いグレーなのか、自覚がなくて「横暴だ!」って叫んでも駄目でしょう。
まあ、競馬も酒屋も昭和の時代に比べるとずいぶん厳しくなりました。
エロ雑誌だって売り場だのシール張ったりだので相当揉めてたんだし、いまさら何言っても遅すぎる。
目をつけられた時点でもう駄目。
だから、今気にするべきなのはラノベとか電子書籍とかの方じゃないかなあ。
# 豪屋さんのデビル17が業界にも衝撃的だったとかって自主規制の歴史は調べると面白いんだけどね:-P
# あとは、同人ゲームよりも、ケータイエロ漫画とかのが儲かってそうだから、そっちから来るんじゃないかなあ。
Re: (スコア:0)
何をもって「現状駄目」と言っているのか分かりませんが、日本における「18禁指定されたコンテンツのゾーニング」そのものは欧米と比べても十分な水準で実行されていると思われます。例えばアキバの同人ショップは欧米基準で言えば明確に白です。
そもそも欧米ではアダルトコンテンツは「まっとうな商売」として認知されています。だから警察や政治家との癒着など無くても法の条文と弁護士だけで開業できます。「まっとうな国」では法で規制されているものとされていないものの二つしかなく、それらは当局者以外例えば弁護士が判断できるような基準が定められているんですよ。
そうではなく「そもそもアダルトコンテンツの存在そのものが駄目」という意見であれば、まあイスラム教国や中国よりも規制が緩いという意味ではまだまだ「駄目」なのかもしれません。そもそもそんな国を目指すことが国民的コンセンサスなのかどうか自体に疑問を禁じ得ませんがね。
Re:ごく現実的なことを言えば (Re:ゲームコンテンツなんざとっくに終了しとる (スコア:1)
売る相手を限定することをゾーニングとすると、駄目だ、という話です。
もともとの文脈だと「同人のDL販売は一般書店とは違うのでゾーニングされてるが、毎回年齢認証せよと言われるのも警察のさじ加減ひとつ」という話です。
これは欧米基準とは関係のない話です。
欧米に比べて厳重だからなんなのでしょうか?欧米が不十分だとは思いませんか?
(まあ、北米に関して言えば、漫画の基準は日本よりだいぶ厳しいとは思うけど。そもそも出版できない本が多い)
つうかね、(前のACと同じ人かわかんないけど)DL販売使ったことあるなら知ってるでしょ。
ソフ倫マークのあるやつはクレカのみだけど、それ以外のは電子マネー決済とか銀行振り込みとかコンビニ決済とかしてんの。
ああいう商売してて「ゾーニングはしてます」ってのは、駄目でしょう。
そういう意味で、同人DL販売業者ってのは現時点では脇が甘い。
# 言いたかないけど、ありゃ成人未満に売る気満々でしょう。
また、欧米でまっとうな商売として認知されているということと、日本でも法的になんら問題のない商売であるということと「水商売はまっとうな商売でないという自覚を持つべき」というのも関係がない話です。
それは、どちらかといえば心構えとか道徳の話になるからです。
秋葉の同人ショップは「欧米基準で言えば明確に白」なのかもしれませんが「日本の近所のおばちゃんに言わせりゃまともな商売じゃない」わけです。
多分うすうす気がついてると思うのですが、
日本はその基準で言えば、まっとうな国ではありません。
# だからサブジェクトに「現実的なこと」という限定がついている。理想論やタテマエの話ではないよ、という。
「アダルトコンテンツの存在そのものが駄目」なんて思いませんよ。
需要があるから供給があって、中高生はエロに対して歯止めが利かないモンです。
しかし、それをおおっぴらにして良いかどうかは別の話です。
日本的な共通認識が何かは判然としませんが、エロ本やエロゲーを通りに面した店で売って誰も眉をひそめない国になりつつあるのは確かですね。そして、風適法の改正が話題になって初めて騒ぎになるんでしょう。
歴史は繰り返す。そして日本の終わりの始まり (スコア:0)
かつては、テレビや製造業がそうだった。しかしグローバル競争に晒されたり斜陽化して彼らを養えなくなると、手のひらを返したように派遣切り問題とか製品のリコールとか鬼のように不祥事が明るみになって叩かれる。その頃には、彼らは次のタカれる業界をしっかり見つけて移動いるわけで。
普通の国なら、あまりに腐敗がひどければ、どこかで革命や反乱が起こって軌道修正するんだけど、日本にはそういうのが起こりにくい国民性なので、たぶんすべての産業を吸い尽くして日本全