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発電効率でなくて吸収率なのね。それでも吸収率が100%を超えそうだが、周囲から光を寄せ集めてくるのか?
赤外域での話。そもそもSi系太陽電池はこの波長をほぼ吸収できないから、そらまあ1000倍とかも行くわな、という。正直な話、太陽光は赤外域でエネルギー密度が低いし、通常のバンドギャップ型太陽電池だと長波長を吸収できるようにすると短波長側のエネルギーが無駄になる(どんな波長のエネルギーを吸収しても、バンドギャップの大きさのエネルギーしか有効に使えない=短波長の光では電気に変換できず熱として緩和するエネルギーの比率が大きくなる)から、実用性はほとんど無い。#赤外にしか吸収がない(可視光を透過する)素材ならタンデムにしてやってもいいけど。
まあ元々池田先生自体は酸化物系/無機系の電子物性を詰めるタイプの研究をしているから、実用化が主目的ってわけじゃないんだろうけど。実際このGreen Ferriteだって、池田先生のところでやってる研究の多くは室温電荷秩序状態だとか非線形応答だとかの電子相関に由来する物性まわりだしね。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
光吸収率はシリコン製太陽電池の100~1000倍? (スコア:1, すばらしい洞察)
発電効率でなくて吸収率なのね。
それでも吸収率が100%を超えそうだが、周囲から光を寄せ集めてくるのか?
Re:光吸収率はシリコン製太陽電池の100~1000倍? (スコア:4, 参考になる)
赤外域での話。そもそもSi系太陽電池はこの波長をほぼ吸収できないから、そらまあ1000倍とかも行くわな、という。
正直な話、太陽光は赤外域でエネルギー密度が低いし、通常のバンドギャップ型太陽電池だと長波長を吸収できるようにすると短波長側のエネルギーが無駄になる(どんな波長のエネルギーを吸収しても、バンドギャップの大きさのエネルギーしか有効に使えない=短波長の光では電気に変換できず熱として緩和するエネルギーの比率が大きくなる)から、実用性はほとんど無い。
#赤外にしか吸収がない(可視光を透過する)素材ならタンデムにしてやってもいいけど。
まあ元々池田先生自体は酸化物系/無機系の電子物性を詰めるタイプの研究をしているから、実用化が主目的ってわけじゃないんだろうけど。
実際このGreen Ferriteだって、池田先生のところでやってる研究の多くは室温電荷秩序状態だとか非線形応答だとかの電子相関に由来する物性まわりだしね。