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まず、サクラがいたらいくらでもインチキできて、ユーザにはサクラがいるかどうか知る方法がないのが問題なのかなぁ。
それがいなかったとしたら。多分、入札価格やらなんやらのバランスを考えたら、適正落札額みたいなのがある程度決まってきて、その周辺でギャンブル的な試合が繰り広げられるのが理想なのだろうけど。
ところで。0円から始まり、1回の入札でx円、価格を上げることができる。入札には1回a円かかる。その品物の落札額はX円であったとする。
このとき、運営元は、入札数 X/x 分の入札費と、落札価格のX円が手に入るから、運営元の収入 = aX/x + X = X(1 + a/x)
運営元の支出は、運
訂正。
誤:運営元の利益 = 運営元の収入 - 運営元の支出 = X(1 + a/x) - 10x - サイト運営費 = X(a/x - 9) - サイト運営費
正:運営元の利益 = 運営元の収入 - 運営元の支出 = X(1 + a/x) - 10X - サイト運営費 = X(a/x - 9) - サイト運営費
基本的に運営側は儲からないシステムだと思いますよ。
計算上はそうなるとしても、
・1回の入札で1円しか上がらない。・時間は入札ごとに延長される。・入札には手数料がかかる。
の条件であれば、最初のうちはがんがん入札する間抜けもすぐに学習して、
(1) 想定より低すぎる価格では様子見。ある程度釣り上がってから入札。(2) 制限時間いっぱいまで待ってから入札。
という行動になるはずです。
もしさくらを用意していないとなると、(1)によって最初のうちは全然入札がないため、想定外の低すぎる価格で落札されてしまう可能性がある上、もしうまく価格が釣り上がっても(2)によって時間が掛かりすぎるということになります。仮に1分に1回の入札があったとしても、20000万回の入札は2週間程度なのでいろいろと現実的ではないです。
この問題を解決するには
(a) 何も知らない間抜けをどんどん補充し、よく分からないうちに入札させまくる。(b) さくら(BOT)を使う。
といったあたりが思いつきますが、(a)で補充された間抜けはすぐに学習して効果がなくなるため、補充し続けるために宣伝広告費が膨大になります。で、結局は(b)のさくらということになりますが、これにしたってさくらの入札分は収入にならないわけで、(1)(2)の理由でさくらの入札が多い(下手したら大部分)と想定されるので、実際はそれほどの手数料収入はないと思われます。盛大に突っ込んだ間抜けもいるようですが、いくら何でもそれほど多くないわけで、乱立するサイト全体から見ると微々たるものでしょう。
こんな状況が想定されるため、収入は濡れ手に粟というわけにはいかない一方で、・パッケージ購入費・コンサル費・運営費・宣伝費なんてあたりがそれなりの支出になるので、一部を除けば大赤字なんじゃないでしょうか。
この方式で儲けるには運営側から搾り取る方が効果的です。
大抵のペニーオークション検証サイトだと、botの手数料分を引いてないので運営側の収入を過大に見積もっとるのですよね。まあ、その辺は本質的なとこじゃないとは思いますが。最初に人を集められたサイトは結構儲かったんじゃないかな。
ヤフオクみたいに、入札されたら終了時間が延長、とかになってると短期でも結果的に長くなりますし。つり上がってから入札しても、応札されたらどんどん入札されるので。 # 1分1回というのが現実的じゃないです。もっと即座に上がるはず。想定ユースケースは以下の感じ。
スタート0円。入札単位が1円で、1入札に50ポイントかかる。(ようは1円あげるのに50円かかるわけですな)2日の開催で、ラスト10秒以内に入札されたら10秒延長だとしましょう。例えばiPad64GBが時価60000円だとして、最終落札金額が6000円だとします。最初はquilililaさん想定の通り3円くらいで固まってて、時間残り1分でA君が入札する。B君が当然のように応札。(以下ループ)6000円でA君が無事落札しました。運営側は6000回入札x50円=30万円-6万円=24万円の儲け。100台iPad確保すりゃ2400万で万々歳!
……と、なるはずですが、実際には難しい。
なぜなら、A君とさくらB君しか以内状況では、どんなうっかりさんでもそこまで値がつり上がらないから。3000回も入札したりはしないでしょう。(15万円かかるのは小学生でも判る)
んで、ふつーの(ギャンブル好き)な人は10%までなら入札する、と仮定する。6万の商品は、1万2千円までなら出せる。(ようは、120回入札で6000円で落札したい)なら、自ずからそのiPadに群がらせなきゃならん人数はわかるはずです。そう、50人ですな。つまり、ポイント突っ込んで熱くなって6000円なら損しても良いって人を50人集められれば商売になる。逆に、10人しか集まらなくてあとさくらだと、40人分の手数料が手に入らなくて(6千円x40人=24万円)儲けはゼロ。そこを割れば赤字です。
そしてここが重要ですが、ペニーオークションの仕組みって「落札できないのに入札だけして損した人」が存在しないと成り立たないわけですな。いわばババ抜き状態。iPad半額までならと思って熱くなる人も、5回やって落札出来なきゃ諦めるしかない。 # だから、海外で似た系統のは、入札で使った金額はサイトで使えますよ、という救済措置を設けてたりする。定価で。 # この場合、オークションの名を借りた小売りですな。これは客寄せで1台無料にして何人集められるかという話になる。
一回落札したヤツは味をしめてまたやるかもしれないが、いつか損をして退場していく。新規顧客を開拓し続けないと、リピーターが生まれない仕組みになってる。
「2万突っ込んで10万円のノートPC落札できたから、まあいいかな。得したな。」と広がっていけば、ネズミ講のように大爆発した可能性はある。でも、損する人が居ないと成り立たない仕組みは、詐欺だギャンブルだと言う前に「コレははじめから損するんだ」と理解してる人があつまらないと早晩自壊するでしょう。
ま、実際の所儲かったの半分、閑古鳥で赤字半分ってとこじゃないでしょうか。6000円損するヤツが1000人も集まれば、600万の売り上げ。2万円まで突っ込むヤツが1万人も集まれば、2億ですからな。 # さくらの有無を考えるまでもなく、ポイントを買う人間が何人集まるかという話。 # 最初にコインやポイント買わせる仕組みなのは「使わなきゃ損」と考えさせる為でしょう。
3000円で60ポイント(1ポイント50円)買う人を1万人集めて、3000万集めて20台のiPad売り切って逃げる、とかっていうビジネスモデルだったんじゃないかなあ。パッケージが100万なら2700万くらい儲かるし。 # といって売り込んだ気がする。 # ふつーに考えたら1000人で300万, iPad-140万, サイト-100万で60万儲けて撤退な気はするが:-P
GEOは「話題になってるし、結局コレ小売りだから良いだろ」って参入してきて、余りの悪評に即撤退な気配。 # あそこのは落札できなかったら、入札金額分をそのまま購入金額に充てられる、ってやつだったからね。 # でも他の状況調べてから参入するだろフツー。なんだったんだあれは……
もうspammerへのメアド販売や情報商材みたいに、システムそのものが商品になってるんですよ。簡単に大儲けとか言って売りつけるわけ。売りつける側からしてみれば本当に儲けられるかどうかはどうでもいい。
確かに、最初に人を集めるコストと、時間がかかりすぎる問題はあります…適正価格に関しては、きっとあるのでしょうが、誰かが値段をつり上げると適正価格から多少外れてでも、入札しないと損しますので、適正価格から多少外れてしまっても、入札合戦になる可能性は高いと思われます。
# ガンガン突っ込むバカがいた場合、まともな利用者は去るかバカになるかしかなくなって、バカだけが残ったりしないかなぁ。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
ポイント制オークションシステム? (スコア:2, すばらしい洞察)
Re: (スコア:1)
まず、サクラがいたらいくらでもインチキできて、ユーザにはサクラがいるかどうか知る方法がないのが問題なのかなぁ。
それがいなかったとしたら。
多分、入札価格やらなんやらのバランスを考えたら、適正落札額みたいなのがある程度決まってきて、その周辺でギャンブル的な試合が繰り広げられるのが理想なのだろうけど。
ところで。
0円から始まり、1回の入札でx円、価格を上げることができる。入札には1回a円かかる。
その品物の落札額はX円であったとする。
このとき、運営元は、
入札数 X/x 分の入札費と、落札価格のX円が手に入るから、
運営元の収入 = aX/x + X = X(1 + a/x)
運営元の支出は、
運
1を聞いて0を知れ!
Re:ポイント制オークションシステム? (スコア:1)
訂正。
誤:
運営元の利益 = 運営元の収入 - 運営元の支出
= X(1 + a/x) - 10x - サイト運営費
= X(a/x - 9) - サイト運営費
正:
運営元の利益 = 運営元の収入 - 運営元の支出
= X(1 + a/x) - 10X - サイト運営費
= X(a/x - 9) - サイト運営費
1を聞いて0を知れ!
Re:ポイント制オークションシステム? (スコア:1)
基本的に運営側は儲からないシステムだと思いますよ。
計算上はそうなるとしても、
・1回の入札で1円しか上がらない。
・時間は入札ごとに延長される。
・入札には手数料がかかる。
の条件であれば、最初のうちはがんがん入札する間抜けもすぐに学習して、
(1) 想定より低すぎる価格では様子見。ある程度釣り上がってから入札。
(2) 制限時間いっぱいまで待ってから入札。
という行動になるはずです。
もしさくらを用意していないとなると、(1)によって最初のうちは全然入札がないため、
想定外の低すぎる価格で落札されてしまう可能性がある上、もしうまく価格が釣り上がっても
(2)によって時間が掛かりすぎるということになります。
仮に1分に1回の入札があったとしても、20000万回の入札は2週間程度なのでいろいろと現実的ではないです。
この問題を解決するには
(a) 何も知らない間抜けをどんどん補充し、よく分からないうちに入札させまくる。
(b) さくら(BOT)を使う。
といったあたりが思いつきますが、(a)で補充された間抜けはすぐに学習して効果がなくなるため、
補充し続けるために宣伝広告費が膨大になります。
で、結局は(b)のさくらということになりますが、これにしたってさくらの入札分は収入にならないわけで、
(1)(2)の理由でさくらの入札が多い(下手したら大部分)と想定されるので、実際はそれほどの
手数料収入はないと思われます。
盛大に突っ込んだ間抜けもいるようですが、いくら何でもそれほど多くないわけで、
乱立するサイト全体から見ると微々たるものでしょう。
こんな状況が想定されるため、収入は濡れ手に粟というわけにはいかない一方で、
・パッケージ購入費
・コンサル費
・運営費
・宣伝費
なんてあたりがそれなりの支出になるので、一部を除けば大赤字なんじゃないでしょうか。
この方式で儲けるには運営側から搾り取る方が効果的です。
Re:ポイント制オークションシステム? (スコア:3, 参考になる)
大抵のペニーオークション検証サイトだと、botの手数料分を引いてないので運営側の収入を過大に見積もっとるのですよね。
まあ、その辺は本質的なとこじゃないとは思いますが。
最初に人を集められたサイトは結構儲かったんじゃないかな。
ヤフオクみたいに、入札されたら終了時間が延長、とかになってると短期でも結果的に長くなりますし。
つり上がってから入札しても、応札されたらどんどん入札されるので。
# 1分1回というのが現実的じゃないです。もっと即座に上がるはず。
想定ユースケースは以下の感じ。
スタート0円。入札単位が1円で、1入札に50ポイントかかる。(ようは1円あげるのに50円かかるわけですな)
2日の開催で、ラスト10秒以内に入札されたら10秒延長だとしましょう。
例えばiPad64GBが時価60000円だとして、最終落札金額が6000円だとします。
最初はquilililaさん想定の通り3円くらいで固まってて、時間残り1分でA君が入札する。
B君が当然のように応札。
(以下ループ)
6000円でA君が無事落札しました。
運営側は6000回入札x50円=30万円-6万円=24万円の儲け。
100台iPad確保すりゃ2400万で万々歳!
……と、なるはずですが、実際には難しい。
なぜなら、A君とさくらB君しか以内状況では、どんなうっかりさんでもそこまで値がつり上がらないから。
3000回も入札したりはしないでしょう。(15万円かかるのは小学生でも判る)
んで、ふつーの(ギャンブル好き)な人は10%までなら入札する、と仮定する。
6万の商品は、1万2千円までなら出せる。(ようは、120回入札で6000円で落札したい)
なら、自ずからそのiPadに群がらせなきゃならん人数はわかるはずです。
そう、50人ですな。
つまり、ポイント突っ込んで熱くなって6000円なら損しても良いって人を50人集められれば商売になる。
逆に、10人しか集まらなくてあとさくらだと、40人分の手数料が手に入らなくて(6千円x40人=24万円)儲けはゼロ。
そこを割れば赤字です。
そしてここが重要ですが、
ペニーオークションの仕組みって「落札できないのに入札だけして損した人」が存在しないと成り立たないわけですな。
いわばババ抜き状態。iPad半額までならと思って熱くなる人も、5回やって落札出来なきゃ諦めるしかない。
# だから、海外で似た系統のは、入札で使った金額はサイトで使えますよ、という救済措置を設けてたりする。定価で。
# この場合、オークションの名を借りた小売りですな。これは客寄せで1台無料にして何人集められるかという話になる。
一回落札したヤツは味をしめてまたやるかもしれないが、いつか損をして退場していく。
新規顧客を開拓し続けないと、リピーターが生まれない仕組みになってる。
「2万突っ込んで10万円のノートPC落札できたから、まあいいかな。得したな。」と広がっていけば、ネズミ講のように大爆発した可能性はある。
でも、損する人が居ないと成り立たない仕組みは、詐欺だギャンブルだと言う前に「コレははじめから損するんだ」と理解してる人があつまらないと早晩自壊するでしょう。
ま、実際の所儲かったの半分、閑古鳥で赤字半分ってとこじゃないでしょうか。
6000円損するヤツが1000人も集まれば、600万の売り上げ。
2万円まで突っ込むヤツが1万人も集まれば、2億ですからな。
# さくらの有無を考えるまでもなく、ポイントを買う人間が何人集まるかという話。
# 最初にコインやポイント買わせる仕組みなのは「使わなきゃ損」と考えさせる為でしょう。
3000円で60ポイント(1ポイント50円)買う人を1万人集めて、
3000万集めて20台のiPad売り切って逃げる、とかっていうビジネスモデルだったんじゃないかなあ。
パッケージが100万なら2700万くらい儲かるし。
# といって売り込んだ気がする。
# ふつーに考えたら1000人で300万, iPad-140万, サイト-100万で60万儲けて撤退な気はするが:-P
GEOは「話題になってるし、結局コレ小売りだから良いだろ」って参入してきて、余りの悪評に即撤退な気配。
# あそこのは落札できなかったら、入札金額分をそのまま購入金額に充てられる、ってやつだったからね。
# でも他の状況調べてから参入するだろフツー。なんだったんだあれは……
Re: (スコア:0)
もうspammerへのメアド販売や情報商材みたいに、システムそのものが商品になってるんですよ。
簡単に大儲けとか言って売りつけるわけ。売りつける側からしてみれば本当に儲けられるかどうかはどうでもいい。
Re: (スコア:0)
Re:ポイント制オークションシステム? (スコア:1)
確かに、最初に人を集めるコストと、時間がかかりすぎる問題はあります…
適正価格に関しては、きっとあるのでしょうが、誰かが値段をつり上げると適正価格から多少外れてでも、入札しないと損しますので、適正価格から多少外れてしまっても、入札合戦になる可能性は高いと思われます。
# ガンガン突っ込むバカがいた場合、まともな利用者は去るかバカになるかしかなくなって、バカだけが残ったりしないかなぁ。
1を聞いて0を知れ!
Re: (スコア:0)
こういうことができないように、入札があると期限が延びるようになってるわけです。
タレコミのリンク先にも書いてありますが。