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ガン細胞では嫌気性呼吸(解糖系)が亢進しているという事実があり、そのことを指しているのかと思いますが、アポートシスの抑制(ミトコンドリアの異常?)とかいろいろなことが起きているので、そう単純ではないのでは。
個人的には「セーフモード」というよりはリソースを食いつぶしてシャットダウン(死)に至らしめる危険なアプリケーションというイメージがしっくりくる。あるいは無限に増殖するブラクラ?
私は門外漢ですが、直感的には、アポトーシスは多細胞生物全体を生かすために個々の細胞が犠牲になることですから、単細胞生物には必要なかったはずだと思います。とすると、アポトーシスが効かなくなるというのは、まさに昔の単細胞生物への先祖返りだと思えます。
がん細胞の特徴としてはいろいろありまして、他にも「血管新生因子」というたんぱく質の一種を出している、というのがあります。
これはがん細胞はもの凄い勢いで増えるものですから、太い血管がないと生きていけない。なので「血管新生因子」を出して血管を誘導してくるのです。
さすがに単細胞生物時代に先祖返りという説ではこういう機能は説明できないと思います。
こういう細かい所に目をつぶったとして、ガン化=ミトコンドリア異常説というのは昔からありまして、10億年前の先祖返りというのはミトコンドリア獲得前になりますので、同じことを言ってるような気もするのですが。
素人ですが、「酸素欠乏になると血管新生因子を出す」という通常の反応があると考えると、そこは健康な細胞と同じだとも考えられると思いますが、どうなんでしょうか。つまり、ガン変異の直接の結果ではないと。
がん細胞により新生される血管は血管壁の薄い特殊な血管なんです。
子宮内膜などの特殊な場所で発現することはありますが、健康な細胞はそんなものを作りません。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
嫌気性呼吸の亢進のこと? (スコア:4, 興味深い)
ガン細胞では嫌気性呼吸(解糖系)が亢進しているという事実があり、そのことを
指しているのかと思いますが、アポートシスの抑制(ミトコンドリアの異常?)と
かいろいろなことが起きているので、そう単純ではないのでは。
個人的には「セーフモード」というよりはリソースを食いつぶしてシャットダウン
(死)に至らしめる危険なアプリケーションというイメージがしっくりくる。
あるいは無限に増殖するブラクラ?
Re: (スコア:0)
私は門外漢ですが、直感的には、アポトーシスは多細胞生物全体を生かすために
個々の細胞が犠牲になることですから、単細胞生物には必要なかったはずだと思います。
とすると、アポトーシスが効かなくなるというのは、まさに昔の単細胞生物への
先祖返りだと思えます。
Re: (スコア:4, 興味深い)
がん細胞の特徴としてはいろいろありまして、他にも「血管新生因子」というたんぱく質の
一種を出している、というのがあります。
これはがん細胞はもの凄い勢いで増えるものですから、太い血管がないと生きていけない。
なので「血管新生因子」を出して血管を誘導してくるのです。
さすがに単細胞生物時代に先祖返りという説ではこういう機能は説明できないと思います。
こういう細かい所に目をつぶったとして、ガン化=ミトコンドリア異常説というのは昔から
ありまして、10億年前の先祖返りというのはミトコンドリア獲得前になりますので、同じ
ことを言ってるような気もするのですが。
Re: (スコア:2)
素人ですが、
「酸素欠乏になると血管新生因子を出す」という通常の反応があると考えると、
そこは健康な細胞と同じだとも考えられると思いますが、どうなんでしょうか。
つまり、ガン変異の直接の結果ではないと。
新人。プログラマレベルをポケモンで言うと、コラッタぐらい
Re:嫌気性呼吸の亢進のこと? (スコア:2, 参考になる)
がん細胞により新生される血管は血管壁の薄い特殊な血管なんです。
子宮内膜などの特殊な場所で発現することはありますが、健康な細胞は
そんなものを作りません。