「福島第一原発の状況は依然として危機的。格納容器損傷の可能性も？」記事へのコメント

言葉のマジック？

[Anonymous Coward]

> 長時間それを浴びなければ直ちに問題となることはないため、むやみに大騒ぎすることは控えたい。

今後何十年も関東で暮らす予定の人々が殆どだと思いますが、そういった方は通常の数十倍〜数千倍(またはそれ以上) の放射線を長年も続けて浴びるように思います。

記者会見などでは、だれもそういった質問をしていなくて逆に怖いのですが、識者の方はこのあたり どのように考えているのでしょうか？

Re:言葉のマジック？

[jbh03215 (41983)]

チェルノブイリの事故では放射能雲によって広範囲の地域が汚染されました しかしながら、それらの放射能には半減期がありますし、雨によっても洗い流されます こういった理由により放出される放射線の量は少なります また、そこで育つ植物もすべての放射能を取り込むわけではありません 家畜を育てる際も放射能に結合する薬剤を混ぜ、なるだけ放射能が家畜に蓄積しないような措置を取りましたし、 基準を超えた農作物は出荷しない措置をソ連では取っていました ソース http://www.enup2.jp/newpage55.html [enup2.jp] チェルノブイリ事故（２） また、放射線を浴び続けるとがんになりますが、チェルノブイリの事故にあった人を調べたところ、発生する確率が倍になった程度だそうです http://www.enup2.jp/newpage3.html [enup2.jp] チェルノブイリ事故以後のがんの発生率と自然発生率の比較 （自然発生率は年間で10万人当たり300人、チェルノブイリ以後は560人） http://www.enup2.jp/newpage22.html [enup2.jp] 同事故での甲状腺がんの発生率 （自然発生率は年間で１０万人当たり0.5人、チェルノブイリ以後は10万人当たり3.6人）