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陰謀説は厨二病みたいでいやなんだが、小耳に挟んだ話を1つ。
「原子力の研究者は東電のことを絶対に悪く言わない」
ワイドショー等で意見を求められている人たち。東大レベルでも、東電からの研究費援助や待遇(卒業生の就職先等)がバカにならない、というもの。
なるほど、つまり「東電のバカ野郎が!」 [msn.com]と罵った菅直人は信用できると。
今は酷い言われようですが、ベント解放も海水注入も菅直人が先に言い出して、東電が渋ったらしいですね。水素爆発も予見していたらしいし。(毎日jpの記事 [mainichi.jp])政治手腕はかなり疑問符が付くけど、今回の事態に限っては東電の駄目さ加減を認識できる菅直人がトップにいたのは幸運だったのかも。「イラ菅」がキーキー文句を付けなければ、今頃どうなっていたことやら……。
おいおい、朝早くからヘリで見に行って帰ってくるまでその作業を止めさせた張本人なのに?毎日のその記事を読んでも、遠まわしに責任転嫁っぷりを批判してるようにしか見えないし。
>12日未明、官邸に呼ばれた班目春樹原子力安全委員長が「水素が発生する可能性はありますが、大丈夫です」と説明。理系分野に詳しい首相は「水素があるなら爆発はあり得るだろう!」と声を荒らげる場面もあった。
この辺なんかもう、理系総理で売ってる管直人を揶揄してるとしか思えない。
>ベント解放も海水注入も菅直人が先に言い出して、
「圧力が」「どっか開けろ!」「冷却水が」「海水入れろ!」理系じゃなくても言えると思うけど?むしろドライベントや海水注入の意味もわかってなかったんじゃないかと。
時間軸ちゃんと追っていくと「菅の視察で~」みたいなデマはすぐ看過できるんですがこういうの信じちゃう人は思い込んだら一直線というか「日本のためのデマだから悪くない(キリッ」ですからねぇ。民主党アンチでもまともな人は休戦状態になっているので、極端に頭のおかしい人だけが濃縮して顕在化しているような……。まあ一番凄いのは菅より辻本ネタだけど。辻本が枕詞になると本気で何でも有り。
>時間軸ちゃんと追っていくと「菅の視察で~」みたいなデマはすぐ看過できるんですが菅じゃなくて管。あからさまに民主擁護してるくせにそこ間違えちゃダメだろ。それから看過と看破じゃ大違いだぞ。ついでに時間軸を追うじゃなくて時系列を追うだな。最後にどうでもいいことだが、管がいる間ベント出来なかったのは事実。デマはすぐ看破されるぞ。
よくコピペされてるやつで、菅が到着したのが7:30、帰ったのが8:30とされているが、厳密には、官邸発6:15、現地到着7:11、官邸に戻ったのが10:45、現地を離れた時間は不明(上の8:30は単に「7:30頃」に「1時間ほどいた」を足しただけ)
現地のタイムラインだが、官邸がベント許可を出したのが2:00、それを受けて東電側でベントが決まったのが3:00。電磁弁の電源復旧作業は7:51時点で進行中であることが報告されている=ベント作業は7:51より前に始まっている。弁は2つ開く必要があるんだが1個目の弁開放にこぎつけたのが9:07、そこから2個目の弁を開くことが難航し10:49時点で
圧力を下げる必要があった。これをベント(排気)という。「ベントをやらなければならなかったが、本店は非常に消極的」(政府関係者)という状況だった。 福島第1原発の現場責任者は、吉田昌郎・執行役員発電所長である。その陣頭指揮は光っていたようだ。「吉田所長は勇敢で現実的だった」と政府関係者は言う。「しかし、本店を経由してしか現地に連絡できなかった。だから12日朝、菅直人総理がヘリで現地に飛び『ベントしろ』と言った。吉田所長の背中を押しに行ったんだ」(政府関係者)。
という記述があります。
あくまで「政府関係者」の証言なので話半分に聞く必要がありますが、時系列を見る限りはある程度妥当な流れだと思われます。東電報告書の時刻を見る限り、ベント作業は「首相が帰ってから行った」のではなくむしろ「首相の到着により始まった」という時系列で、また同時に海水ポンプの準備も始まっています。首相がオフサイトセンターに乗り込んだのが、吉田所長から官邸に直接ヘルプを入れたことによるのか、それともたまたま運よく首相の気まぐれと合致したのかは分かりませんが、首相のゴーサインにより事態が動いたこと自体は恐らく実態に近いのでしょう。これは推測ですが、実際には「現場責任者の吉田所長が東電上層部の決断力に業を煮やし、ベントの緊急性と海水注入の必要性を首相に直接進言し、首相がそれに乗った」といったところではないでしょうか。首相視察と同時に海水ポンプの準備が始まり、その後渋る東電上層部に対して首相が海水注入を命令する、というのは仕込み無しではいささか出来すぎた話です。かといってそれが「首相の側から」というのも無理がありますし、政府関係者の吉田所長に対する評価が高いのは「首相に対する入れ知恵がピシャリと当たった」ことによると考えるとつじつまも合います。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
大学教授 (スコア:4, 興味深い)
陰謀説は厨二病みたいでいやなんだが、小耳に挟んだ話を1つ。
「原子力の研究者は東電のことを絶対に悪く言わない」
ワイドショー等で意見を求められている人たち。東大レベルでも、東電からの研究費援助や待遇(卒業生の就職先等)がバカにならない、というもの。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re: (スコア:2, 興味深い)
なるほど、つまり「東電のバカ野郎が!」 [msn.com]と罵った菅直人は信用できると。
今は酷い言われようですが、ベント解放も海水注入も菅直人が先に言い出して、東電が渋ったらしいですね。水素爆発も予見していたらしいし。(毎日jpの記事 [mainichi.jp])
政治手腕はかなり疑問符が付くけど、今回の事態に限っては東電の駄目さ加減を認識できる菅直人がトップにいたのは幸運だったのかも。「イラ菅」がキーキー文句を付けなければ、今頃どうなっていたことやら……。
Re: (スコア:0)
おいおい、朝早くからヘリで見に行って帰ってくるまでその作業を止めさせた張本人なのに?
毎日のその記事を読んでも、遠まわしに責任転嫁っぷりを批判してるようにしか見えないし。
>12日未明、官邸に呼ばれた班目春樹原子力安全委員長が「水素が発生する可能性はありますが、大丈夫です」と説明。理系分野に詳しい首相は「水素があるなら爆発はあり得るだろう!」と声を荒らげる場面もあった。
この辺なんかもう、理系総理で売ってる管直人を揶揄してるとしか思えない。
>ベント解放も海水注入も菅直人が先に言い出して、
「圧力が」「どっか開けろ!」
「冷却水が」「海水入れろ!」
理系じゃなくても言えると思うけど?
むしろドライベントや海水注入の意味もわかってなかったんじゃないかと。
Re: (スコア:0)
格納容器のベント開放のことを言っているのであれば、開放は9:07に行われているので「帰ってくるまで作業を止めさせた」という事実は無いと思いますが。(総理が官邸に戻ったのは10:20という予定)
またAM2:00の枝野官房長官の会見では「この会見での発表をもって、ベント開放の許可を行ったものとみなす」という旨の発言を行っています。さらに、総理の視察時にはすでに開放は行われているはず、という質疑応答を行った記録もあります。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4477.html [gov-online.go.jp]
Re: (スコア:0)
時間軸ちゃんと追っていくと「菅の視察で~」みたいなデマはすぐ看過できるんですが
こういうの信じちゃう人は思い込んだら一直線というか「日本のためのデマだから悪くない(キリッ」ですからねぇ。
民主党アンチでもまともな人は休戦状態になっているので、極端に頭のおかしい人だけが濃縮して顕在化しているような……。
まあ一番凄いのは菅より辻本ネタだけど。辻本が枕詞になると本気で何でも有り。
Re: (スコア:0)
>時間軸ちゃんと追っていくと「菅の視察で~」みたいなデマはすぐ看過できるんですが
菅じゃなくて管。あからさまに民主擁護してるくせにそこ間違えちゃダメだろ。
それから看過と看破じゃ大違いだぞ。
ついでに時間軸を追うじゃなくて時系列を追うだな。
最後にどうでもいいことだが、管がいる間ベント出来なかったのは事実。デマはすぐ看破されるぞ。
Re: (スコア:2, 興味深い)
よくコピペされてるやつで、菅が到着したのが7:30、帰ったのが8:30とされているが、
厳密には、官邸発6:15、現地到着7:11、官邸に戻ったのが10:45、現地を離れた時間は不明
(上の8:30は単に「7:30頃」に「1時間ほどいた」を足しただけ)
現地のタイムラインだが、官邸がベント許可を出したのが2:00、それを受けて東電側でベントが決まったのが3:00。
電磁弁の電源復旧作業は7:51時点で進行中であることが報告されている=ベント作業は7:51より前に始まっている。
弁は2つ開く必要があるんだが1個目の弁開放にこぎつけたのが9:07、そこから2個目の弁を開くことが難航し10:49時点で
背中を押したのは首相(Re:大学教授 (スコア:2, 参考になる)
圧力を下げる必要があった。これをベント(排気)という。「ベントをやらなければならなかったが、本店は非常に消極的」(政府関係者)という状況だった。 福島第1原発の現場責任者は、吉田昌郎・執行役員発電所長である。その陣頭指揮は光っていたようだ。「吉田所長は勇敢で現実的だった」と政府関係者は言う。「しかし、本店を経由してしか現地に連絡できなかった。だから12日朝、菅直人総理がヘリで現地に飛び『ベントしろ』と言った。吉田所長の背中を押しに行ったんだ」(政府関係者)。
という記述があります。
Re:背中を押したのは首相(Re:大学教授 (スコア:1, 興味深い)
あくまで「政府関係者」の証言なので話半分に聞く必要がありますが、時系列を見る限りはある程度妥当な流れだと思われます。
東電報告書の時刻を見る限り、ベント作業は「首相が帰ってから行った」のではなくむしろ「首相の到着により始まった」という時系列で、また同時に海水ポンプの準備も始まっています。
首相がオフサイトセンターに乗り込んだのが、吉田所長から官邸に直接ヘルプを入れたことによるのか、それともたまたま運よく首相の気まぐれと合致したのかは分かりませんが、首相のゴーサインにより事態が動いたこと自体は恐らく実態に近いのでしょう。
これは推測ですが、実際には「現場責任者の吉田所長が東電上層部の決断力に業を煮やし、ベントの緊急性と海水注入の必要性を首相に直接進言し、首相がそれに乗った」といったところではないでしょうか。首相視察と同時に海水ポンプの準備が始まり、その後渋る東電上層部に対して首相が海水注入を命令する、というのは仕込み無しではいささか出来すぎた話です。
かといってそれが「首相の側から」というのも無理がありますし、政府関係者の吉田所長に対する評価が高いのは「首相に対する入れ知恵がピシャリと当たった」ことによると考えるとつじつまも合います。