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それはThe da Vinci ProjectがX Prizeでやろうとしてた案 [srad.jp]です。
結局、Ansari X Prize [wikipedia.org]としてはSpaceShipOneに負けちゃった訳ですが。
1kg の物体に第一宇宙速度を与えるために必要なエネルギー (7,900 * 7,900) / 2 = 31,205,000 J1kg の物体を成層圏まで持ち上げるために必要なエネルギー 9.8 * 10000 = 98,000 J
概算ですがほとんど節約になっていないのは気のせいでしょうか。
成層圏では空気抵抗が1/3ですので、その分のエネルギーも引いてみてください。
小型の観測ロケットではというシステムがありました。 [wikipedia.org]
結局それは割に合わなくて普及してないのですよ。 #1926889 [srad.jp]氏のコメントにもあるとおり、軌道に乗せるのが目的であれば、エネルギーとしてはほとんど節約になりません。 (不当プラスモデ付いてますが、実際そういう発想です。計算が正しいかまではわかりませんが。)
確かに空気抵抗は減るのですが、それだけのために大気圏内でしか使えない一段目をわざわざ作る価値があるかというと、構造も複雑になって割に合わないよねって話になっちゃうのです。 それだったら全部ロケットでシンプルにして軽量化した方がいいでしょと。 Wikipediaなら、そっちの記事じゃなくて空中発射ロケット [wikipedia.org]のとこが詳しいかと。 (日本が一時期検討していたのも、エネルギーがというより、射場の確保という面が大きいです。)
どこかの会社が出血を覚悟で一段目を作って、それを量産して安価に提供する・・・とかやれば、プラットフォームとして花開くかも知れませんが。 ロケットのために専用の巨大飛行機を1機だけ用意してくれ、となってしまうような現状では難しいです。
提案を2段階に分けると
たとえば、熱気球。気体をバーナー温めて周囲の温度差で上昇する、ってシステムが、そのバーナーを下に向けた反作用で上昇する(ロケットの極端な比喩)よりも効率いいとは思えない たとえば、ガス気球、って何を詰めるの?水素は爆発の危険性あって使えない。ヘリウムって高価。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
風船で成層圏 (スコア:0)
Re:風船で成層圏 (スコア:2, 興味深い)
それはThe da Vinci ProjectがX Prizeでやろうとしてた案 [srad.jp]です。
結局、Ansari X Prize [wikipedia.org]としてはSpaceShipOneに負けちゃった訳ですが。
Re:風船で成層圏 (スコア:1, 興味深い)
1kg の物体に第一宇宙速度を与えるために必要なエネルギー (7,900 * 7,900) / 2 = 31,205,000 J
1kg の物体を成層圏まで持ち上げるために必要なエネルギー 9.8 * 10000 = 98,000 J
概算ですがほとんど節約になっていないのは気のせいでしょうか。
Re:風船で成層圏 (スコア:1, 参考になる)
成層圏では空気抵抗が1/3ですので、その分のエネルギーも引いてみてください。
小型の観測ロケットではというシステムがありました。 [wikipedia.org]
「ありました」がポイント (スコア:1, 興味深い)
結局それは割に合わなくて普及してないのですよ。
#1926889 [srad.jp]氏のコメントにもあるとおり、軌道に乗せるのが目的であれば、エネルギーとしてはほとんど節約になりません。
(不当プラスモデ付いてますが、実際そういう発想です。計算が正しいかまではわかりませんが。)
確かに空気抵抗は減るのですが、それだけのために大気圏内でしか使えない一段目をわざわざ作る価値があるかというと、構造も複雑になって割に合わないよねって話になっちゃうのです。
それだったら全部ロケットでシンプルにして軽量化した方がいいでしょと。
Wikipediaなら、そっちの記事じゃなくて空中発射ロケット [wikipedia.org]のとこが詳しいかと。
(日本が一時期検討していたのも、エネルギーがというより、射場の確保という面が大きいです。)
どこかの会社が出血を覚悟で一段目を作って、それを量産して安価に提供する・・・とかやれば、プラットフォームとして花開くかも知れませんが。
ロケットのために専用の巨大飛行機を1機だけ用意してくれ、となってしまうような現状では難しいです。
Re: (スコア:0)
提案を2段階に分けると
→スペースシャトルや軌道エレベータがその発想かも。「高い位置からすれば」の高い位置までどう効率的に・現実的に運べるかが問題だが、着想としてはありか?
→浮力ってそんなに効率的・経済的なしすてむか?
風船写真は、風船をいったんつくればメンテナンスフリーである程度上空までいけるってだけでアマチュアに広まっているんだろう。
商業化とか考えたら成り立たないんじゃないだろうか。
たとえば、熱気球。気体をバーナー温めて周囲の温度差で上昇する、ってシステムが、そのバーナーを下に向けた反作用で上昇する(ロケットの極端な比喩)よりも効率いいとは思えない
たとえば、ガス気球、って何を詰めるの?水素は爆発の危険性あって使えない。ヘリウムって高価。