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核は核でも核融合でお願いします。
中の人ならACにならずにアカウントとっていろいろ活動してよ!正直地熱発電って注目集めているという割に、調べようにもどこから調べたらいいかわかんないこと多いし。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
原子力に投票 (スコア:1)
核は核でも核融合でお願いします。
Re: (スコア:2)
個人的には地熱推奨。高熱隧道のエネルギー利用できないんだろうか。
電力会社の持ち物なんで調整楽そうだと思うんだけどなぁ。
地熱について (スコア:5, 参考になる)
これを読めばおおまかな状況はわかるかと思います。(pdfはhtml化作業中)
今こそクリーンな安定電源である地熱発電の促進を [nii.ac.jp](pdf)
電力ピーク負荷低減のための地中熱利用ヒートポンプの導入促進の提言 [nii.ac.jp](pdf)
今までにも何度も出してます [nii.ac.jp]が、見向きもされませんでした。ここで宣伝しておきます。
もちろん、地熱発電だけで現在の原発をぜんぶ置き換えようなんてのは現実的じゃないですが。
少し補足しておきますと、技術的にはすぐにでも使える地熱発電には2種類あって、
1.高温蒸気発電(地熱発電というとこちらをイメージすることが多い):天然に存在する高温高圧の熱水を掘り当てて、そのままタービンに送って発電する。
問題点:
・資源の大半が国立公園内にあり開発規制されている。
・付近の温泉業者が温泉の枯渇を心配して反対する。
解決策:
とりあえず国立公園内での開発規制を大幅に緩和すれば、温泉地から遠くて有望な地域が開発できるので、それなりに増やせる。
その他:
パイプラインの地下設置はメンテナンス上ちょっと難しくて、天然蒸気そのままのため含有成分が沈殿したりするので、場所によっては定期的に交換が必要だったりするから。発電設備は半地下くらいにはできるかもしれない。1990年代後半に作られた発電所では、建屋を山小屋風にしたり、他所から見えにくい場所に設置するなどの方法で景観に配慮している。
40年以上の安定運転実績があり、ベース電源にできる(実際に八丈島では地熱ベース、火力でピーク対応 [tepco.co.jp])。定期点検は年1回、1〜2ヶ月程度で、電力需要の少ない春か秋に発電を止めて実施するのが普通。
2.バイナリー発電:直接発電できるほど高温でない熱水から、沸点の低い流体に熱交換して発電する方法。地熱に限らず、工場などで高温の排水が出る所でも使われている。
問題点:規模があまり大きくできない。それ以外には特になし。
利点:開発可能地域が高温蒸気発電よりも圧倒的に多く、地産地消的な利用に適している。
高温の温泉であれば、源泉と浴場の間でバイナリー発電すれば、温泉に影響を与えず、かつ源泉に加水しないで温度を下げることもできて一石二鳥。詳しくは「温泉発電」でぐぐってください。
そのほか、発電するかわりに節電と電力需要ピーク低減に有効なのが、意見書の2つ目の地中熱利用。空調・給湯・積雪地での融雪に使えて、欧米ではかなり普及しています。日本で普及していないのは、単に知られていないだけと言ってもいいくらい。太陽発電パネルや風車と違って、設備が地下にあるから、外から見てもわからないんですよね。地中熱について詳しくは地中熱利用促進協会 [geohpaj.org]を見てください。
どこにぶら下げるか困ったけどまとめてここに。
地熱学会の中の人なのでAC。
Re: (スコア:0)
中の人ならACにならずにアカウントとっていろいろ活動してよ!
正直地熱発電って注目集めているという割に、調べようにもどこから調べたらいいかわかんないこと多いし。
Re: (スコア:0)
とりあえず日本地熱学会 [nii.ac.jp]のコンテンツをひととおり読んでみることをお勧めします。
Twitter [twitter.com]も始めてみたのでよろしく。