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この研究では、iPS細胞はembryonic fibroblastsから作成し、それを別のマウスに移植しているみたい。免疫系の遺伝子は個体の発生段階のある時期に突然変異を起こして、多様性を獲得するから、いくら近交系マウスでも個体が違えば、免疫系には個体差が生じる可能性がある。(もっとも、個体差があったとしても、移植免疫に重要な役割があるMHCなどはきっちり同じになっているはずだから、単純に移植による拒絶は起きない程度の違いしかないはず)
ただし、この研究では、ES細胞を移植しても拒絶反応は無かったわけで、拒絶が起こったのはiPS細胞だったから、ということは覆せないだろう。
もし、大人のマウスからiPS細胞を作って、それを同じマウスに移植したら、同程度に拒絶反応が起きるのだろうか? 発生初期?のfibroblastよりも、大人の細胞からiPSを作った方が、より異質性が少ないような気もするけど、どんなでしょう。
いずれにしても、iPS細胞を移植する場合は精査する必要がある、ということですね。
免疫反応には軽微なものから激しいものまでいろいろあります。移植の際の拒絶反応はマウスなら、MHCの違いのような場合に起きるので、クローン人間とか一卵性双生児などでは拒絶反応は起きないでしょう。
ただし、突然変異を利用して構築される免疫系は、詳細に見れば一卵性双生児でも異なっている可能性があるので、何らかの免疫反応が起きる可能性もあるのではないでしょうか?
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
iPS細胞を大人から作って、同じ大人で使ったらどうなるのかな (スコア:1)
この研究では、iPS細胞はembryonic fibroblastsから作成し、それを別のマウスに移植しているみたい。免疫系の遺伝子は個体の発生段階のある時期に突然変異を起こして、多様性を獲得するから、いくら近交系マウスでも個体が違えば、免疫系には個体差が生じる可能性がある。(もっとも、個体差があったとしても、移植免疫に重要な役割があるMHCなどはきっちり同じになっているはずだから、単純に移植による拒絶は起きない程度の違いしかないはず)
ただし、この研究では、ES細胞を移植しても拒絶反応は無かったわけで、拒絶が起こったのはiPS細胞だったから、ということは覆せないだろう。
もし、大人のマウスからiPS細胞を作って、それを同じマウスに移植したら、同程度に拒絶反応が起きるのだろうか? 発生初期?のfibroblastよりも、大人の細胞からiPSを作った方が、より異質性が少ないような気もするけど、どんなでしょう。
いずれにしても、iPS細胞を移植する場合は精査する必要がある、ということですね。
Re: (スコア:0)
自分のクローン人間を作って、
そこから内臓とか移植した場合でも
拒絶反応が出る可能性もあるってことなんですかね。
Re:iPS細胞を大人から作って、同じ大人で使ったらどうなるのかな (スコア:1)
免疫反応には軽微なものから激しいものまでいろいろあります。移植の際の拒絶反応はマウスなら、MHCの違いのような場合に起きるので、クローン人間とか一卵性双生児などでは拒絶反応は起きないでしょう。
ただし、突然変異を利用して構築される免疫系は、詳細に見れば一卵性双生児でも異なっている可能性があるので、何らかの免疫反応が起きる可能性もあるのではないでしょうか?
Re: (スコア:0)
#人間の皮膚とか毛根細胞とかだと問題になりそうだし