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> 予備の発電機全てが止まったらどうするかを考えていなかったこと> とどちらが問題なのかな? と思います。
違うと思いますよ。今回の地震で津波が来る前に非常用ディーゼル発電機を起動させようとして、津波が来る前に止まった記録が出てきているようです。津波による非常用ディーゼル発電機停止は駄目押ししただけでそれ以前の問題です。非常用ディーゼル発電機の不具合報告は過去に指摘がされており本来、行うべきメンテナンス/更新を怠ったがための非常用電源ロスト、しかも原子炉1基あたり2台あったものが全ロストな状態は想定外じゃなくて想定不適当です。
「福島第一原子力発電所1号機の安全確認の状況について 平成16年12月東京電力株式会社福島第一原子力発電所」
冷却系の動力が全部停止しても大丈夫な自然循環型原始炉というのがあるようですが、そういうものを考え付くからには冷却系全停止という事態は想定していたのでは?
新型にしていたら大丈夫だったのに、時代の反原発ムードに流されて置き換えずに10年延長したのが遠因でした・・・ってことだったら、他人事じゃないよね。
反原発言うならまずリスク低くなる選択肢を取って建て替えておこうや、って主張しなかった中立スラド民(含む自分)も安全軽視していたことになるね。 (全てのリスクに満遍なく目を光らせて次善の策をあれこれ言えるスーパーマンなんていないとは思えど、上のように考えると原発に関して傍観してたのを後悔する昨今であります)
緊急停止がうまくいったら基本あとは放置で大丈夫なんだろうと思ってたので、私も無知からくる中立スラド民の一人でした...
はるか昔のように思うチェルノブイリは、まさに今回のような全ての電源が喪失という事態を想定して原発自体の余力を使って冷却システムを稼動させようという実装のテスト中にトラブルが発生した事故なんですよね。
この一度火を入れたら冷却を常にできるようにしないと制御不能に陥るというのは、原子炉の性質としてきわめて重要なポイントだということがイヤというほど分かりました。
何か一つのうっかりミスで起きたという失敗でないから、これは事故調査はめちゃくちゃに大変だと思います。委員長だけでなく委員もかなり気合入れないとですね。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
わざわざ調べるようなことか (スコア:0, 興味深い)
津波が来る地理的要素を無視したこと
根幹原因
経産省・政治家・電力会社の馴れ合いによる安全対策の軽視
これでほぼ間違いないでしょ
石破なんか去年愛娘が東電に入社したもんだから哀れなほど必死に東電擁護してますよね
そうやって有力政治家の子供を人質に取り、天下り官僚を受け入れさえすれば、何でも出来る国なんだから事故がおこらん方が不思議でしょうよ。
Re: (スコア:2, 興味深い)
と、
何らかの原因 (想定外かもしれないけれど) で予備の発電機全てが
止まったらどうするかを考えていなかったこと
とどちらが問題なのかな? と思います。
現状の対策って、堤防を高くするとか、既知の事象に対する想定範囲を
拡大しようとしているだけで、今のところ想定できる事象は無いが、
もし○○が起こったらどうするか? という視点が欠けているように
思える。(私が実態を知らないだけかもしれないけれど)
# 完全に原発が崩壊したとして、どういう手順でどこまで避難するとか
# 対策は考えられているのだろうか?
## この運用だったら事故を起こす理由がないよ。と言いながら、事故が
## 起こったときのことを考えていないように見える。
## 事故の原因なんてほとんどの場合が事前には思いもしないことだろうに
違うと思いまよ(Re:わざわざ調べるようなことか) (スコア:2)
> 予備の発電機全てが止まったらどうするかを考えていなかったこと
> とどちらが問題なのかな? と思います。
違うと思いますよ。
今回の地震で津波が来る前に非常用ディーゼル発電機を起動させようとして、津波が来る前に止まった記録が出てきているようです。
津波による非常用ディーゼル発電機停止は駄目押ししただけでそれ以前の問題です。
非常用ディーゼル発電機の不具合報告は過去に指摘がされており本来、行うべきメンテナンス/更新を怠ったがための非常用電源ロスト、しかも原子炉1基あたり2台あったものが全ロストな状態は想定外じゃなくて想定不適当です。
「福島第一原子力発電所1号機の安全確認の状況について 平成16年12月東京電力株式会社福島第一原子力発電所」
Re: (スコア:2)
冷却系の動力が全部停止しても大丈夫な自然循環型原始炉というのがあるようですが、そういうものを考え付くからには冷却系全停止という事態は想定していたのでは?
新型にしていたら大丈夫だったのに、時代の反原発ムードに流されて置き換えずに10年延長したのが遠因でした・・・ってことだったら、他人事じゃないよね。
反原発言うならまずリスク低くなる選択肢を取って建て替えておこうや、って主張しなかった中立スラド民(含む自分)も安全軽視していたことになるね。
(全てのリスクに満遍なく目を光らせて次善の策をあれこれ言えるスーパーマンなんていないとは思えど、上のように考えると原発に関して傍観してたのを後悔する昨今であります)
Re:違うと思いまよ(Re:わざわざ調べるようなことか) (スコア:1)
緊急停止がうまくいったら基本あとは放置で大丈夫なんだろうと思ってたので、私も無知からくる中立スラド民の一人でした...
はるか昔のように思うチェルノブイリは、まさに今回のような全ての電源が喪失という事態を想定して原発自体の余力を使って冷却システムを稼動させようという実装のテスト中にトラブルが発生した事故なんですよね。
この一度火を入れたら冷却を常にできるようにしないと制御不能に陥るというのは、原子炉の性質としてきわめて重要なポイントだということがイヤというほど分かりました。
何か一つのうっかりミスで起きたという失敗でないから、これは事故調査はめちゃくちゃに大変だと思います。委員長だけでなく委員もかなり気合入れないとですね。