WORD98 も Windows XP も「シンプル」「軽い」方向の製品ではなりですよね? 実際、元コメントの方も種々のオートコンプリート機能を無効にしないと使え ないとおっしゃっていますし。Windows XP を継続して使っているところの大半 はそれが精一杯の機材の方も継続使用しているのではないでしょうか。
今時の IM は前後の繋がりから重み付けを変えて候補群を変える (場合によっては確定済みの文字も見る) というのは普通の事ですので、連文節変換の方が精度が高くなるのは当たり前にあることです。
単文節や小文節で変換する癖は、昔から精度が悪い IM を使っていた人が良くやりますが、大抵の場合は入力効率が落ちるだけです。
学習をオフにして変換候補が出てくる順序が固定できるタイプの IM で、利用者が何回変換したらどの文字が出てくるかといった辺りまで覚えきり、かつ今時の IM を利用した場合の入力効率を上回るだけの入力効率が叩きだせなければ、基本的に今時の IM を利用していて単文節や小文節での変換を行うメリットはありません。
今時の IM だと、確定後に文字を継続して入力している場合と、確定後にカーソルキーでキャレットを移動した場合でモードを切り替えるなども普通に行いますし、バカにしている MS-IME の最新系列である Office IME 2010 もその程度の挙動は取ります。
この場合、単文節や小文節で入力しているものの、事実上連文節変換に近い操作を行っている事となります。
OS 添付の Microsoft IME はそういった点を載せない事で ATOK や Google IME といった他社が参加できる余地を残している、というのがありますので、単純に ATOK などと比較するのはまた微妙ですが。
あと、「変換キーを押してから改めて確認したり、文節を区切り直したりという余計な手間が減って」というのはまさに学習させるコストではありますが、単文節や小文節で入力している場合、見直しや文節の切り直しにかかるコストが無くなるわけではなく、一度に掛けるコストが少ないと言うだけでしかありません。ですから、現実には手間が減っているのではなく分散化しているだけです。
それと、とりあえず Office IME 2010 でも、この程度の文章をほとんど連文節変換で入力して一度も文節の切り直しなどは発生していませんし、再変換もありませんよ。
ATOK は定期的に学習結果を捨てないとどんどんバカになっていく、とかいう話は結構普通にありましたけどね。
それと、先にも書いた通り Microsoft IME と Office IME は別モノですので、単純に「MS の IME」という形で MS-IME としているのであればかなり誤った見方だと思いますよ。内部エンジンもまったく異なりますし。
Word2010なんてものが存在するのか...... (スコア:-1, オフトピック)
Re: (スコア:4, すばらしい洞察)
セキュリティ云々じゃなく… (スコア:0)
使い切れないような機能がたくさんあるせいで、動作が重くなることもあるしね。
今でもXPが結構使われてたりするのにも似てるんじゃないかな?
個人的には、昔の『ワープロ』の頃の機能があれば十分すぎると思う。
書院で動かしてた『Lotus123』とか、PC-9801VMの頃に動かしてた一太郎だとか……
Re: (スコア:0)
WORD98 も Windows XP も「シンプル」「軽い」方向の製品ではなりですよね?
実際、元コメントの方も種々のオートコンプリート機能を無効にしないと使え
ないとおっしゃっていますし。Windows XP を継続して使っているところの大半
はそれが精一杯の機材の方も継続使用しているのではないでしょうか。
個人的には昔の「ワープロ」の最低のインタフェースを使う気にはなれません。
あれは当時の目一杯の高機能のためだからこそ我慢できたものだと思います。
Re: (スコア:0)
実家にはワープロ(たしか富士通のOASYS)しかなかったのでそれで打ったのだけど
漢字変換の精度が話にならないくらい低かったのを思い出した。
Re: (スコア:1)
# でも、MS-IMEがああいう設計でも困ってない人が多いところを見ると、そうなんだろうなぁ。
文節を短く区切って変換する癖を付けておけば、変換キーを押してから改めて確認したり、文節を区切り直したりという余計な手間が減って、ストレス減ると思うんだが。もっとも、MS-IMEは、そういう使い方をするとどんどんバカになっていくけども。
Re:セキュリティ云々じゃなく… (スコア:1)
今時の IM は前後の繋がりから重み付けを変えて候補群を変える (場合によっては確定済みの文字も見る) というのは普通の事ですので、連文節変換の方が精度が高くなるのは当たり前にあることです。
単文節や小文節で変換する癖は、昔から精度が悪い IM を使っていた人が良くやりますが、大抵の場合は入力効率が落ちるだけです。
学習をオフにして変換候補が出てくる順序が固定できるタイプの IM で、利用者が何回変換したらどの文字が出てくるかといった辺りまで覚えきり、かつ今時の IM を利用した場合の入力効率を上回るだけの入力効率が叩きだせなければ、基本的に今時の IM を利用していて単文節や小文節での変換を行うメリットはありません。
今時の IM だと、確定後に文字を継続して入力している場合と、確定後にカーソルキーでキャレットを移動した場合でモードを切り替えるなども普通に行いますし、バカにしている MS-IME の最新系列である Office IME 2010 もその程度の挙動は取ります。
この場合、単文節や小文節で入力しているものの、事実上連文節変換に近い操作を行っている事となります。
OS 添付の Microsoft IME はそういった点を載せない事で ATOK や Google IME といった他社が参加できる余地を残している、というのがありますので、単純に ATOK などと比較するのはまた微妙ですが。
あと、「変換キーを押してから改めて確認したり、文節を区切り直したりという余計な手間が減って」というのはまさに学習させるコストではありますが、単文節や小文節で入力している場合、見直しや文節の切り直しにかかるコストが無くなるわけではなく、一度に掛けるコストが少ないと言うだけでしかありません。ですから、現実には手間が減っているのではなく分散化しているだけです。
それと、とりあえず Office IME 2010 でも、この程度の文章をほとんど連文節変換で入力して一度も文節の切り直しなどは発生していませんし、再変換もありませんよ。
Re:セキュリティ云々じゃなく… (スコア:1)
コンピュータが予想外の挙動をすることがストレスになるので、学習ロジックも単純な方が良くて、「前後の繋がりから重み付けを変えて候補群を変える」なんてのはかえってジャマ。「最後に確定したものが最初に出てくる」程度でないとむしろ困る。
登録されてない単語を入力するのに、「索冥」なんて入力するなら「さくてき[変換]^Hめいど[変換]^H」なんてやるのだけれど、こういうことを続けるとMS-IMEはどんどんバカになっていく。
# ATOKやGoogle日本語入力は、これをやってもバカにはならないようですが。
...... なんてのは古いスタイルなんですねぇ。ふむ。
Re:セキュリティ云々じゃなく… (スコア:1)
単文節を単文節と適切に認識できなかった場合 (辞書に単語がない場合や IM がバカな場合に発生しますね) など、たまに発生するので「無くなるわけではない」という表現としました。
「さくめい」と入れた後に「さく」「めい」に文節を分けて変換後確定することで学習させる、というのは MS-DOS 時代とかからある基本的な自動学習だと思いますけど。
ユーザーが正しく学習させようとしないから「バカにしていっている」のであって、「バカだから変な学習をする」訳ではないですね。
ATOK は定期的に学習結果を捨てないとどんどんバカになっていく、とかいう話は結構普通にありましたけどね。
それと、先にも書いた通り Microsoft IME と Office IME は別モノですので、単純に「MS の IME」という形で MS-IME としているのであればかなり誤った見方だと思いますよ。内部エンジンもまったく異なりますし。