アカウント名:
パスワード:
藤城嘘 [twitter.com]「私も私の肖像権を侵害している作品は不快なので一般的な削除依頼をさせていただきます。それと別の問題のコラージュについての見解は以前以下に書きましたので読んでいただければ幸いです。 [twitter.com] http://d.hatena.ne.jp/lie_fujishiro/ [hatena.ne.jp]」
そのようなご意見をお持ちの方がなぜ他人の顔をコラージュしたものを作品として発表できるのか。現代アートとは難しいものですね。 Chaos*Lounge "The new nature" Withdrawal the 1st day. [flickr.com]
現代アートにおいて肖像権の問題や著作権の問題は非常にホットな話題であると思います。殆どの場合解決にはケースバイケースであると思いますが、おそらく多くの場合コラージュは表現の自由という形でOKだと思います。むしろアプロープリエーションをやる作家に比べればコラージュ程度であれば現代アートにおいて驚くほどのことはありません。
ただ現代アートの表現は完全に肖像権や著作権の問題をクリアしているかと言えばそうではないと思います。しかしながら現実としては裁判費用やアーテストの資産を考えると裁判をしたところでメリットがないので訴訟にまで行かない場合
「例え裁判で有罪になろうともこのやり方でなければ表現できないものがあるからやるんだ!」って強い意志が感じられるならば感情的には受け入れられないけど、納得できないことはないんですけどねぇ。いざ自分がコラージュ対象になったら肖像権侵害で訴えると騒いでみたり、匿名掲示板で「通報したって企業は動かないから無駄だ!通報するな!」って必死に言い張ってみたりと、どうにも見苦しいところが目立ってる。そして出てくる「作品」といえばネットで見かけたもの取捨選択なく手当たり次第にごちゃごちゃ貼り付けただけ [fc2.com]、あるいは元絵をネットで拾ってきてインクジェットプリンタで出力し水を掛けて滲ませただけ [hidari-zingaro.jp]、中古同人誌を買ってきて破り床にばら撒くだけ [ldblog.jp]と、どうにもちゃちさと悪意しか感じられない。カオスラウンジはアートを見る目が無いからだと言うんだろうけど、これらに何か価値があると言わされるよりアートの分からん無粋者呼ばわりされる方がマシだと思うわけです。
いえいえ、ごもっともな意見だと思います。私もアートについて勉強しておりますが学べば学ぶほどクソだと思うアートに出会います。
“ネットで見かけたもの取捨選択なく手当たり次第にごちゃごちゃ貼り付けただけ、あるいは元絵をネットで拾ってきてインクジェットプリンタで出力し水を掛けて滲ませただけ、中古同人誌を買ってきて破り床にばら撒くだけ”
悪意かどうかはともあれ美術史のカラクリってやつですかね。案外こういった表現の方が批評家にとっては批評しやすいですから評価が高くなることについては驚くことはありません。世界一の高値(160億円位)がつくくらいの絵を作るジャクソン・ポロックを支える技法や言論もぶっちゃけ「インクジェットプリンタで出力し水を掛けて滲ませただけ」と一緒と言っても過言ではありません。
村上隆がアートの地獄を見るまでアートをしなければ意味が無いということをよく言われますが私はこういうことだと解釈しております。実際にアートやると糞な世界だなーと思いつつ自己表現を探すという自己矛盾を抱えながらそれによって食っていくしかないですから。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
うそくんは抜きで (スコア:1)
藤城嘘 [twitter.com]「私も私の肖像権を侵害している作品は不快なので一般的な削除依頼をさせていただきます。それと別の問題のコラージュについての見解は以前以下に書きましたので読んでいただければ幸いです。 [twitter.com] http://d.hatena.ne.jp/lie_fujishiro/ [hatena.ne.jp]」
そのようなご意見をお持ちの方がなぜ他人の顔をコラージュしたものを作品として発表できるのか。現代アートとは難しいものですね。
Chaos*Lounge "The new nature" Withdrawal the 1st day. [flickr.com]
# SlashDot Light [takeash.net] やってます。
Re: (スコア:1)
現代アートにおいて肖像権の問題や著作権の問題は非常にホットな話題であると思います。
殆どの場合解決にはケースバイケースであると思いますが、おそらく多くの場合コラージュは表現の自由という形でOKだと思います。
むしろアプロープリエーションをやる作家に比べればコラージュ程度であれば現代アートにおいて驚くほどのことはありません。
ただ現代アートの表現は完全に肖像権や著作権の問題をクリアしているかと言えばそうではないと思います。
しかしながら現実としては裁判費用やアーテストの資産を考えると裁判をしたところでメリットがないので訴訟にまで行かない場合
Re:うそくんは抜きで (スコア:1)
「例え裁判で有罪になろうともこのやり方でなければ表現できないものがあるからやるんだ!」って強い意志が感じられるならば
感情的には受け入れられないけど、納得できないことはないんですけどねぇ。
いざ自分がコラージュ対象になったら肖像権侵害で訴えると騒いでみたり、匿名掲示板で「通報したって企業は動かないから無駄だ!通報するな!」って
必死に言い張ってみたりと、どうにも見苦しいところが目立ってる。
そして出てくる「作品」といえばネットで見かけたもの取捨選択なく手当たり次第にごちゃごちゃ貼り付けただけ [fc2.com]、
あるいは元絵をネットで拾ってきてインクジェットプリンタで出力し水を掛けて滲ませただけ [hidari-zingaro.jp]、
中古同人誌を買ってきて破り床にばら撒くだけ [ldblog.jp]と、どうにもちゃちさと悪意しか感じられない。
カオスラウンジはアートを見る目が無いからだと言うんだろうけど、これらに何か価値があると言わされるより
アートの分からん無粋者呼ばわりされる方がマシだと思うわけです。
# SlashDot Light [takeash.net] やってます。
Re:うそくんは抜きで (スコア:1)
いえいえ、ごもっともな意見だと思います。
私もアートについて勉強しておりますが学べば学ぶほどクソだと思うアートに出会います。
“ネットで見かけたもの取捨選択なく手当たり次第にごちゃごちゃ貼り付けただけ、
あるいは元絵をネットで拾ってきてインクジェットプリンタで出力し水を掛けて滲ませただけ、
中古同人誌を買ってきて破り床にばら撒くだけ”
悪意かどうかはともあれ美術史のカラクリってやつですかね。案外こういった表現の方が批評家にとっては批評しやすいですから評価が高くなることについては驚くことはありません。
世界一の高値(160億円位)がつくくらいの絵を作るジャクソン・ポロックを支える技法や言論もぶっちゃけ「インクジェットプリンタで出力し水を掛けて滲ませただけ」と一緒と言っても過言ではありません。
村上隆がアートの地獄を見るまでアートをしなければ意味が無いということをよく言われますが私はこういうことだと解釈しております。実際にアートやると糞な世界だなーと思いつつ自己表現を探すという自己矛盾を抱えながらそれによって食っていくしかないですから。