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放出した物質の構成比がチェルノブイリ事故における放射性物質の減衰予想グラフ [wikipedia.org]と大きく変わらないなら、今はZr-95/Nb-95が主力で急速に減少中、Ruが若干残っていそうで、Cs-137/Cs-134が今後の主力になりつつある段階ですね。そして、テクネチウムは(その他扱いなので)そもそも問題になるほどの量はなさそうです。
でも…今検出されているCs-137の何割が中国やソ連由来なのかなぁ。こればっかりは、プルトニウムのように同位体比率とかだけで推定できるものではないから…。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
不安を煽る内容 (スコア:-1, 荒らし)
こう書いてありますよね。
要するにセシウムばっかり槍玉に挙がってるのは何のことはない、ガンマ線出してくれるセシウムしか計れないって言う間抜けな話で、
アルファ線を出すプルトニウムやベータ線を出すストロンチウムはまったく計れないわけですね。
しかもセシウムにしても本当に危険な、貫通力が強くて人体の奥深くを傷つける強いガンマ線は見えてないと来たもんだ。
そんな穴だらけの代物が「放射能測定器」を謳っているんだと、粗悪品でないまともな製品ですらそういうもんなんだと、本当にそうなんだとしたら、まったく笑えない話ですよ。
私自身、割と楽観派だったんですがこれ読んで正直不安になりました。政府も自治体も専門家も、実は誰も何もまともに計れてやしないんじゃないかと。
Re: (スコア:3, 参考になる)
> 計れるのはガンマ線のみ
窓を通るエネルギーを持つβ線は測ろうと思えば測れます。
αは窓で止まるのでGM管では測れません。nもGM管では測れません。(これらは他の方法で測ります)
> 管の金属に当たってベータ線に変化する一部のものだけ
なので、検出効率を元に補正してます。たとえば検出効率5%だった場合は、1個数えたら実際には20個通過しているとみなします。
この場合、βを入れると検出効率の補正がおかしくなるので、金属板でβが入らないようにする必要があります。
アロカのように高い機械の場合は検出効率
Re: (スコア:-1, 荒らし)
でも、今騒ぎになってる稲わらや汚染牛もセシウムセシウムばっかりですよね。結局セシウムしか計れてないって事なんじゃないんですか?
ヨウ素やストロンチウムやコバルトやプルトニウムや、一瞬だけ話題になってた放射性塩素だのテクネチウムだのクリプトンだのキュリウムだのは一体どこへ行ったんでしょうね。
注意すべき食物に含まれるα、βだというのに。
>要するにセシウムばっかり槍玉に挙がってるのは何のことはない、ガンマ線出してくれる
Re:不安を煽る内容 (スコア:1, 参考になる)
ヨウ素は半減期からほとんど無くなりました。
ストロンチウムはチェルノブイリとは違って確かセシウムの1/1000程の放出量と測定されています。
なのでセシウムが2000ベクレル,と聞くとストロンチウムが最悪2ベクレル位ある可能性があるんだな,とは覚悟しています。
それくらいならたまに食べても健康に影響するとは思いませんが。もちろん心情的にはいやですよ。
コバルトやプルトニウムは遠くに飛びません。水溶性でも揮発性でもありません。
クリプトンは希ガスですから拡散が早く心配はありません。
放射性塩素は東電の測定ミスだったと思います。
>セシウムがないから安全だと思ってた食い物が実はテクネチウムだらけだった
そのような心配は私は全くしていません。
ただやっぱりセシウムだけはそれなりに気になります。日本茶大好きですし。
>いずれにせよ、巷の放射能測定器が実はほぼセシウム専用だった、という事実はもっと周知されるべきです。
ヨウ素なんかもちゃんと測定できます。
Re: (スコア:0)
放出した物質の構成比がチェルノブイリ事故における放射性物質の減衰予想グラフ [wikipedia.org]と大きく変わらないなら、今はZr-95/Nb-95が主力で急速に減少中、Ruが若干残っていそうで、Cs-137/Cs-134が今後の主力になりつつある段階ですね。
そして、テクネチウムは(その他扱いなので)そもそも問題になるほどの量はなさそうです。
でも…今検出されているCs-137の何割が中国やソ連由来なのかなぁ。
こればっかりは、プルトニウムのように同位体比率とかだけで推定できるものではないから…。