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遊具で事故が起きるとまず撤去され、そのあと過剰反応だとか、子供を守りすぎるのは良くないといった意見は日本の記事でもたびたび目にします。しかし、そもそも公演に大型の遊具など要らないと思うわけです。
金属を加工した大型でテコの力がかかったり、大きな遠心力を生むような遊具は、そもそも自然界にあるものではないし、日常生活でもなかなか出会うものでもありません。「無茶をすると痛い目に合う」という経験を積む前に死んでしまっては無意味です。
必要なのは「正しい遊び方」などが限定される遊具ではなく駆け回るのに十分な面積とよじ登れる木といったあたりじゃないでしょうか。
金属を加工した大型でテコの力がかかったり、大きな遠心力を生むような遊具は、そもそも自然界にあるものではない
田舎に育つとそんな感覚はありません。例えば、木に巻きついた蔓植物を切って作る、所謂「ターザン」なんかは、大きな遠心力を生む遊具で、自然界にあるものです。金属製ではありませんが、木の枝・幹を使った梃子で、河原の石をひっくり返したり、なんてこともやった覚えがあります。
よじ登れる木
木登りだって、下手すれば死にます。
感覚としては、子供が自身で開発できる自然のつたを使ったターザンごっこ程度の遠心力なら高が知れてる。対して大きな遠心力でもない。というような認識です。昔公園でよく見かけた鉄製で中心軸にぶら下がるような円形の回転体をぐるぐる回して遊ぶ遊具などはそれ自体が鉄でとても重たく重たいものにだんだん角速度を与えていくので非常にエネルギー量が高くて危険でした。自然のツタと自重で振り子運動するのとは格段に大きな力が働いていると思います。
カゴ型のブランコもよく見かけましたが、ゆれ角度が高まると自然と足を挟んで鉄製の重みがテコのように足にかかり破壊力
仰るようなぶら下がって回転する遊具は、私の通った小学校の校庭の事実上一年生専用となる位置に設置されていました。一方、田舎なのでツタを使ったターザンごっこの類も経験があります。たしかに、前者でしつこく禁止されていた遊び方をして指を切断する直前の怪我を負った子もいましたが、それでも尚後者の方が安全だなどとは到底言えません。
まず、前者は子供が足の力で加速できる範囲で、しかもあれの回転部は意外と抵抗が大きいので、あまり回転速度は出ませんしかも、地面を蹴って勢いを付ける作業が楽しい訳では無いので、誰もがすぐに足を浮かせてしまうのでなおさらです。そして、私の同級生のように何かあっても、それほど遠くない位置に救護の訓練を受けた大人がいる上に、救急車が乗り付けることも出来る場所です。
対して後者は、単にツタにぶら下がるだけならどうってことは無いのですが、だいたいどの子供も木の上や岩の上など高いところから飛び降りたがります。位置エネルギーを速度に変換する訳ですから、かなりの速度がつく上にツタが切れない保証は何処にもありません。更に厄介なことに、飛び降りて振り子運動をした先に障害物が無いことを確認できるのは当人だけです。そして、自然の中の場合、たいてい別の木や岩などがそこら中にある訳ですから、飛び込んで安全な空間など限られています。目測を誤れば勢いがついたまま木や岩などに突っ込み、骨折程度の怪我をするのは必定でしょう。おまけに地面も全く整地されてない上に、マムシが潜んでいることもあり得る場所ですから、失明などより重篤な怪我や命に関わることも考えられます。そして、それはそれなりの距離を走らなければ大人がいない上に、救隊員が歩いて入るしか無い場所です。
これで、後者の方が安全だと言えるあなたの想像力や経験の欠落自体が、タレコミの研究の正当性を示していると言えるのでは無いでしょうか?田舎に育った人間としては、注意深く大人が安全を確認し、或いは注意し、管理できる環境や遊具の方が圧倒的に安全です。子供が学び取ることは自然の中の方が多いのは間違いないと思いますが#私自身はかなりのインドア派だったんだけどね
#ちなみに、回転遊具で怪我した子はどうも遊具にのぼって回転部に指を入れたらしい#遊具を廃止すべきという意見も出たけど、やってはいけないといったことをやって怪我した子が出たから遊具を廃止した、では教育にならないと主張して、担任が遊具を再開させた。#その後、少なくとも卒業するまで、その遊具で(保健室で対応できない)怪我をしたという話は聞かなかった。#二十数年前の話だけど、個人的には英断だと思う#ああいう人が多ければ、蒟蒻畑もいろいろ言われずに済んだだろうに……
#危険といえば、絶対に泳いではならないといわれた場所も#かつて体育大の大学生がおぼれて死んだことさえあるといわれる場所で、助かったものは水中に引きずり込まれそうになったと口を揃えていう場所#もちろん、心霊現象なんかじゃ無くて、川の流れの関係で、その場所はいつも渦を巻いていて危険な場所というだけの話#体育大は伝聞だけど、そこで普通の大学生とか若者が溺れ死んだという話は数年に一度はテレビで見かけるし、いまでも毎年数回は捜索のヘリが飛んでる
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
日本でも耳にしますが (スコア:5, すばらしい洞察)
遊具で事故が起きるとまず撤去され、そのあと過剰反応だとか、子供を守りすぎるのは良くないといった意見は日本の記事でもたびたび目にします。
しかし、そもそも公演に大型の遊具など要らないと思うわけです。
金属を加工した大型でテコの力がかかったり、大きな遠心力を生むような遊具は、そもそも自然界にあるものではないし、日常生活でもなかなか出会うものでもありません。
「無茶をすると痛い目に合う」という経験を積む前に死んでしまっては無意味です。
必要なのは「正しい遊び方」などが限定される遊具ではなく駆け回るのに十分な面積とよじ登れる木といったあたりじゃないでしょうか。
Re: (スコア:3, 興味深い)
金属を加工した大型でテコの力がかかったり、大きな遠心力を生むような遊具は、そもそも自然界にあるものではない
田舎に育つとそんな感覚はありません。
例えば、木に巻きついた蔓植物を切って作る、所謂「ターザン」なんかは、大きな遠心力を生む遊具で、自然界にあるものです。
金属製ではありませんが、木の枝・幹を使った梃子で、河原の石をひっくり返したり、なんてこともやった覚えがあります。
よじ登れる木
木登りだって、下手すれば死にます。
Re: (スコア:2)
感覚としては、子供が自身で開発できる自然のつたを使ったターザンごっこ程度の遠心力なら高が知れてる。対して大きな遠心力でもない。
というような認識です。
昔公園でよく見かけた鉄製で中心軸にぶら下がるような円形の回転体をぐるぐる回して遊ぶ遊具などは
それ自体が鉄でとても重たく重たいものにだんだん角速度を与えていくので非常にエネルギー量が高くて危険でした。
自然のツタと自重で振り子運動するのとは格段に大きな力が働いていると思います。
カゴ型のブランコもよく見かけましたが、ゆれ角度が高まると自然と足を挟んで鉄製の重みがテコのように足にかかり破壊力
Re:日本でも耳にしますが (スコア:2, 興味深い)
仰るようなぶら下がって回転する遊具は、私の通った小学校の校庭の事実上一年生専用となる位置に設置されていました。
一方、田舎なのでツタを使ったターザンごっこの類も経験があります。
たしかに、前者でしつこく禁止されていた遊び方をして指を切断する直前の怪我を負った子もいましたが、それでも尚後者の方が安全だなどとは到底言えません。
まず、前者は子供が足の力で加速できる範囲で、しかもあれの回転部は意外と抵抗が大きいので、あまり回転速度は出ません
しかも、地面を蹴って勢いを付ける作業が楽しい訳では無いので、誰もがすぐに足を浮かせてしまうのでなおさらです。
そして、私の同級生のように何かあっても、それほど遠くない位置に救護の訓練を受けた大人がいる上に、救急車が乗り付けることも出来る場所です。
対して後者は、単にツタにぶら下がるだけならどうってことは無いのですが、だいたいどの子供も木の上や岩の上など高いところから飛び降りたがります。
位置エネルギーを速度に変換する訳ですから、かなりの速度がつく上にツタが切れない保証は何処にもありません。
更に厄介なことに、飛び降りて振り子運動をした先に障害物が無いことを確認できるのは当人だけです。
そして、自然の中の場合、たいてい別の木や岩などがそこら中にある訳ですから、飛び込んで安全な空間など限られています。
目測を誤れば勢いがついたまま木や岩などに突っ込み、骨折程度の怪我をするのは必定でしょう。
おまけに地面も全く整地されてない上に、マムシが潜んでいることもあり得る場所ですから、失明などより重篤な怪我や命に関わることも考えられます。
そして、それはそれなりの距離を走らなければ大人がいない上に、救隊員が歩いて入るしか無い場所です。
これで、後者の方が安全だと言えるあなたの想像力や経験の欠落自体が、タレコミの研究の正当性を示していると言えるのでは無いでしょうか?
田舎に育った人間としては、注意深く大人が安全を確認し、或いは注意し、管理できる環境や遊具の方が圧倒的に安全です。
子供が学び取ることは自然の中の方が多いのは間違いないと思いますが
#私自身はかなりのインドア派だったんだけどね
#ちなみに、回転遊具で怪我した子はどうも遊具にのぼって回転部に指を入れたらしい
#遊具を廃止すべきという意見も出たけど、やってはいけないといったことをやって怪我した子が出たから遊具を廃止した、では教育にならないと主張して、担任が遊具を再開させた。
#その後、少なくとも卒業するまで、その遊具で(保健室で対応できない)怪我をしたという話は聞かなかった。
#二十数年前の話だけど、個人的には英断だと思う
#ああいう人が多ければ、蒟蒻畑もいろいろ言われずに済んだだろうに……
#危険といえば、絶対に泳いではならないといわれた場所も
#かつて体育大の大学生がおぼれて死んだことさえあるといわれる場所で、助かったものは水中に引きずり込まれそうになったと口を揃えていう場所
#もちろん、心霊現象なんかじゃ無くて、川の流れの関係で、その場所はいつも渦を巻いていて危険な場所というだけの話
#体育大は伝聞だけど、そこで普通の大学生とか若者が溺れ死んだという話は数年に一度はテレビで見かけるし、いまでも毎年数回は捜索のヘリが飛んでる