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ASIMOと言えばよそ見をして階段から落ちる [youtube.com]。赤いリボンが欲しいところ。
冗談はさておき、階段から落ちるようなシチュエーションのプログラムが出来てないよなぁ………受け身を取るとか。
>> 受け身を取るとか。
昔,産総研のヒューマノイドが「受け身を取る」というのをやってましたよ.リアル人間サイズのヒューマノイドでは世界初だったはずです.検索したら2003年頃らしいですね.
ただし,例えば「受け身を取るための地面は平ら」みたいな感じの環境に対する前提条件が沢山あるはずで,現実のがれきの山に入っていくには全くの役立たずだとは思いますが.
#↑結局,ヒューマノイドの研究って「~ができるようになった」とか発表していても,実は周辺環境とか状況に対して非現実的に好都合な前提を置いていたりするので,実用性という意味ではずっと何の進捗も無いようにしか見えない.
>> #↑結局,ヒューマノイドの研究って「~ができるようになった」とか発表していても,実は周辺環境とか状況に対して非現実的に好都合な前提を置いていたりするので,実用性という意味ではずっと何の進捗も無いようにしか見えない.
ASIMOなどのヒューマノイドが、研究段階で金を生み出す商品ではない、ということを考えると、市販車のモデルチェンジみたいに耐久試験で試作車を何十台も潰すような開発は出来ないでしょう。だから、数少ない試作モデルを壊さないように、慎重に出来る事の幅を広げようとしているのでは?
逆に言えば、今回の原発事故で東電が100億、1000億単位で、原発内作業用ロボットの開発費用を負担してくれるのであれば、試作ロボットを何十台も作っては潰す、というような開発も可能になるでしょうし、一気にヒューマノイドの実用性も増すのではないかと。
>今回の原発事故で東電が100億、1000億単位で、原発内作業用ロボットの開発費用を負担してくれるのであれば、東電がやるとは思えんけど、100億1000億単位で原発事故対策をするのであれば、原発事故の発生確率自体が下がり、必要とされるロボットの性質も変わると思う。
やっぱし米国みたいに軍事用ロボットやテロ対策ロボットの転用とかでないと、厳しいと思うんだ。#だから日本も兵器輸出を自由化してだな(ry
>> 東電がやるとは思えんけど、100億1000億単位で原発事故対策をするのであれば、>> 原発事故の発生確率自体が下がり、必要とされるロボットの性質も変わると思う。
今回の事故は想定される最悪の事態が発生で、今回得られた知見を今後の事故対策に活かしたとして、事故の発生確率が下がったから、と言って、起こる事故のレベルが下がるとは限りません。
新型の原子炉であれば、管理者のミスの影響を受けずに、自動的に冷温停止状態に持ち込めるかも知れませんが、そこまで至らない原子炉も多数存在します。
で、安全対策を施しても、これまでは何処がどういう状態で、福島第一のような事故を起こす危険性があったので、これこれこういう風に改善して、事故が起こる可能性を潰す事が出来ました、という具体的な説明が電力会社より無い以上、最悪の事故が起こる可能性は捨てきれません。
よって、原発内で作業するロボットも、最悪の事態を想定したものにならざるを得ないでしょう。つまりは、高レベルの放射線で人が立ち入る事が出来ない状況での調査以外にも人間に代わってある程度の作業をこなせるか、ということです。
>> やっぱし米国みたいに軍事用ロボットやテロ対策ロボットの転用とかでないと、厳しいと思うんだ。
軍事用ロボットと言っても、結局は国防総省から開発予算を分捕って来たから軍事用と銘打っているのであってそもそも、情報収集衛星の予算すら出さない防衛省にそんな期待が出来ますかね?
国内の諸研究機関のロボットとの違いは、ヘビーデューティな使用場面を想定して開発しているか、否かです。そこを想定した開発が出来るのであれば、予算の出所は何処であっても関係ありません。むしろ、純粋に民生品として開発して、世界中に売りまくった方が、製品のアップデートも進み、よりよい製品が早期に作り上げられると思います。今後、原子力発電を取り入れる国が高価な軍事用ロボットを受け入れる程の経済力を有するとは限りませんし、そもそも「軍事用」という言葉が無用の軋轢を生む可能性も有ります。
「軍用品」、という響きに騙されてはいけません。世界中で対空ロケットや機関銃の運搬手段になっているのは、高価な軍用トラックではなく、民生品である、トヨタのハイラックスであり日産のパトロールです。
>>> やっぱし米国みたいに軍事用ロボットやテロ対策ロボットの転用とかでないと、厳しいと思うんだ。>そもそも、情報収集衛星の予算すら出さない防衛省にそんな期待が出来ますかね?
だから日本では厳しいんだと言ってるでしょ。日本で作るならまずは軍備を強化し、作った兵器を他国にバンバン輸出していくくらいのことをしないと同じ土俵にさえ立てない。
だからこの手のロボット開発において、日本は戦う前から負けている。
>国内の諸研究機関のロボットとの違いは、ヘビーデューティな使用場面を想定して開発しているか、否かです。
いや、そもそも使用目的や販売経路が異なるから。
軍用は文字通りに軍事目的に実戦投入するのが前提だけど、たとえばASIMOなんて、いわばお遊びで目的がない。
前後の文のつながりが微妙。
前半の文でいうところの最悪の事態とやらの想定のうえで後の文を書くなら、砲弾やら爆発が飛び交おうがガスがまかれようが軽トラで充分、という結論にせにゃならん。でもそれは嘘くさい。やっぱり装甲車やヘリがいるんじゃ?という話になる。つまり例を間違えている。出すのなら、軍用品じゃなくても最悪の状況をしのげている何らかの例にしとかないとダメ。でなきゃ前半では、最悪の状況を想定しなくても別にいい、という話にしないといけない。
>> だから、数少ない試作モデルを壊さないように、慎重に出来る事の幅を広げようとしているのでは?
うーん,そういう話の次元まで技術が到達していないようにしか見えないんだよなぁ.(壊れないように慎重に実験してる,ってのは事実だけど.)まだ「試作を繰り返して現状打破する」ための基礎となる理論自体がまだ確立されていなくて,そこを手探りしてるような段階だからねぇ.そもそも研究者が想定してるレベル(将来的な構想も含めて)と本当に実用になるレベルの間にもあまりにも大きな乖離があるし.今の研究者が現役の間にヒューマノイド(←二足歩行という意味ね)が何か実用的に役立つとは思えないなぁ.
もちろん研究そのものを否定するつもりは全然無くて,理論としては大いに意味があると思うけど,実際に「できている」とはとても言い難いレベルのものを「~ができました」「じゃ,目先を変えて次は~をやろう」みたいなことばかり繰り返して,「現実に~ができる」を実現する方向に全く近づいていない印象なんだよね.
#ついでに書くと,ロボット研究者がデモムービーをn倍速で再生するのは禁止にして欲しい.
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
無限軌道か………どんがらがっしゃーん (スコア:1, 参考になる)
ASIMOと言えばよそ見をして階段から落ちる [youtube.com]。赤いリボンが欲しいところ。
冗談はさておき、階段から落ちるようなシチュエーションのプログラムが出来てないよなぁ………受け身を取るとか。
Re: (スコア:1, 参考になる)
>> 受け身を取るとか。
昔,産総研のヒューマノイドが「受け身を取る」というのをやってましたよ.リアル人間サイズのヒューマノイドでは世界初だったはずです.検索したら2003年頃らしいですね.
ただし,例えば「受け身を取るための地面は平ら」みたいな感じの環境に対する前提条件が沢山あるはずで,現実のがれきの山に入っていくには全くの役立たずだとは思いますが.
#↑結局,ヒューマノイドの研究って「~ができるようになった」とか発表していても,実は周辺環境とか状況に対して非現実的に好都合な前提を置いていたりするので,実用性という意味ではずっと何の進捗も無いようにしか見えない.
Re:無限軌道か………どんがらがっしゃーん (スコア:2, 興味深い)
>> #↑結局,ヒューマノイドの研究って「~ができるようになった」とか発表していても,実は周辺環境とか状況に対して非現実的に好都合な前提を置いていたりするので,実用性という意味ではずっと何の進捗も無いようにしか見えない.
ASIMOなどのヒューマノイドが、研究段階で金を生み出す商品ではない、ということを考えると、
市販車のモデルチェンジみたいに耐久試験で試作車を何十台も潰すような開発は出来ないでしょう。
だから、数少ない試作モデルを壊さないように、慎重に出来る事の幅を広げようとしているのでは?
逆に言えば、今回の原発事故で東電が100億、1000億単位で、原発内作業用ロボットの開発費用を負担してくれるのであれば、
試作ロボットを何十台も作っては潰す、というような開発も可能になるでしょうし、一気にヒューマノイドの実用性も増すのではないかと。
Re:無限軌道か………どんがらがっしゃーん (スコア:1)
>今回の原発事故で東電が100億、1000億単位で、原発内作業用ロボットの開発費用を負担してくれるのであれば、
東電がやるとは思えんけど、100億1000億単位で原発事故対策をするのであれば、
原発事故の発生確率自体が下がり、必要とされるロボットの性質も変わると思う。
やっぱし米国みたいに軍事用ロボットやテロ対策ロボットの転用とかでないと、厳しいと思うんだ。
#だから日本も兵器輸出を自由化してだな(ry
Re:無限軌道か………どんがらがっしゃーん (スコア:2, 興味深い)
>> 東電がやるとは思えんけど、100億1000億単位で原発事故対策をするのであれば、
>> 原発事故の発生確率自体が下がり、必要とされるロボットの性質も変わると思う。
今回の事故は想定される最悪の事態が発生で、今回得られた知見を今後の事故対策に活かしたとして、
事故の発生確率が下がったから、と言って、起こる事故のレベルが下がるとは限りません。
新型の原子炉であれば、管理者のミスの影響を受けずに、自動的に冷温停止状態に持ち込めるかも知れませんが、
そこまで至らない原子炉も多数存在します。
で、安全対策を施しても、これまでは何処がどういう状態で、福島第一のような事故を起こす危険性があったので、
これこれこういう風に改善して、事故が起こる可能性を潰す事が出来ました、という具体的な説明が電力会社より無い以上、
最悪の事故が起こる可能性は捨てきれません。
よって、原発内で作業するロボットも、最悪の事態を想定したものにならざるを得ないでしょう。
つまりは、高レベルの放射線で人が立ち入る事が出来ない状況での調査以外にも
人間に代わってある程度の作業をこなせるか、ということです。
>> やっぱし米国みたいに軍事用ロボットやテロ対策ロボットの転用とかでないと、厳しいと思うんだ。
軍事用ロボットと言っても、結局は国防総省から開発予算を分捕って来たから軍事用と銘打っているのであって
そもそも、情報収集衛星の予算すら出さない防衛省にそんな期待が出来ますかね?
国内の諸研究機関のロボットとの違いは、ヘビーデューティな使用場面を想定して開発しているか、否かです。
そこを想定した開発が出来るのであれば、予算の出所は何処であっても関係ありません。
むしろ、純粋に民生品として開発して、世界中に売りまくった方が、製品のアップデートも進み、
よりよい製品が早期に作り上げられると思います。
今後、原子力発電を取り入れる国が高価な軍事用ロボットを受け入れる程の経済力を有するとは限りませんし、
そもそも「軍事用」という言葉が無用の軋轢を生む可能性も有ります。
「軍用品」、という響きに騙されてはいけません。
世界中で対空ロケットや機関銃の運搬手段になっているのは、高価な軍用トラックではなく、
民生品である、トヨタのハイラックスであり日産のパトロールです。
Re: (スコア:0)
>>> やっぱし米国みたいに軍事用ロボットやテロ対策ロボットの転用とかでないと、厳しいと思うんだ。
>そもそも、情報収集衛星の予算すら出さない防衛省にそんな期待が出来ますかね?
だから日本では厳しいんだと言ってるでしょ。
日本で作るならまずは軍備を強化し、作った兵器を他国にバンバン
輸出していくくらいのことをしないと同じ土俵にさえ立てない。
だからこの手のロボット開発において、日本は戦う前から負けている。
>国内の諸研究機関のロボットとの違いは、ヘビーデューティな使用場面を想定して開発しているか、否かです。
いや、そもそも使用目的や販売経路が異なるから。
軍用は文字通りに軍事目的に実戦投入するのが前提だけど、
たとえばASIMOなんて、いわばお遊びで目的がない。
Re: (スコア:0)
前後の文のつながりが微妙。
前半の文でいうところの最悪の事態とやらの想定のうえで後の文を書くなら、
砲弾やら爆発が飛び交おうがガスがまかれようが軽トラで充分、という結論にせにゃならん。
でもそれは嘘くさい。やっぱり装甲車やヘリがいるんじゃ?という話になる。つまり例を間違えている。
出すのなら、軍用品じゃなくても最悪の状況をしのげている何らかの例にしとかないとダメ。
でなきゃ前半では、最悪の状況を想定しなくても別にいい、という話にしないといけない。
Re: (スコア:0)
>> だから、数少ない試作モデルを壊さないように、慎重に出来る事の幅を広げようとしているのでは?
うーん,そういう話の次元まで技術が到達していないようにしか見えないんだよなぁ.(壊れないように慎重に実験してる,ってのは事実だけど.)まだ「試作を繰り返して現状打破する」ための基礎となる理論自体がまだ確立されていなくて,そこを手探りしてるような段階だからねぇ.そもそも研究者が想定してるレベル(将来的な構想も含めて)と本当に実用になるレベルの間にもあまりにも大きな乖離があるし.今の研究者が現役の間にヒューマノイド(←二足歩行という意味ね)が何か実用的に役立つとは思えないなぁ.
もちろん研究そのものを否定するつもりは全然無くて,理論としては大いに意味があると思うけど,実際に「できている」とはとても言い難いレベルのものを「~ができました」「じゃ,目先を変えて次は~をやろう」みたいなことばかり繰り返して,「現実に~ができる」を実現する方向に全く近づいていない印象なんだよね.
#ついでに書くと,ロボット研究者がデモムービーをn倍速で再生するのは禁止にして欲しい.