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核反応後に出てくる生成物(FP/MA)の流出は困ったことですが、ウランそのものが流出することってそんなに影響あるんでしょうか。
ただちに健康に影響が出るものではないと思います。
重金属はぜんぶ毒だと思っておいた方が良いような。
科学的には劣化ウランと変わらないように思いので、いつものWikipadiaへのリンクはこちら [wikipedia.org]。
日本保健物理学会の「ウランの健康影響検討専門研究会」報告書(PDF) [nii.ac.jp]によればかなりの毒性があり、かつカドミウムなどと同様に骨への沈着が起きるようです。したがって生物濃縮が発生すると思われますので、「ただちに」ではないにしろ、量によっては無視できないと思われます。
「ただちに」というレベルでは、
2.2 急性および亜急性毒性量人の急性毒性(致死)量に関するデータはみあたらない。実験動物におけるウランの急性毒性量は、化合物、摂取径路、動物の種、性、年齢などによって大きく異なる。例えば、硝酸ウランをラットの腹腔内投与したLD50/24h(投与後24 時間以内に半数が死亡する量)は、ラット老齢雄の128mg/kg から若齢雄の305mg/kgと幅があり、人(体重50kg)の毒性量を体重で単純計算すると少なくとも6.4g以上になる。しかし、LD50/14-21days は、成熟雌の1.0mg/kg から成熟雄2.5mg/kg であり、人の毒性量は50-125mg と少なくなる。硝酸ウランをラット(8週齢雄)の筋肉内に2mg/kg(人では100mg に相当)投与すると6 日後までに80%が死亡する。硝酸ウランの経口投与によるウサギのLD(死亡までの日数は不明)は0.33-10mg/kg(人では16.5-500mg に相当)および犬では0.5-2mg/kg(人では25-100mg に相当)、皮下投与ではウサギ3-4400mg、犬3.5-4400mg である。放射線事故において人が急性致死量の硝酸ウランを腹腔内(静脈内とほぼ同等)摂取する可能性は通常では考えられないが、数十mg を創傷に伴う筋肉内や皮下摂取、あるいは経口摂取する可能性はないとはいえない。
だそうです。
そう考えると必須元素のモリブデンや医療薬になるビスマスって不思議ですね・・・
そんなもの内部被ばくに比べれば……と思って調べたら……http://www.wolframalpha.com/input/?i=U-238+specific+activity [wolframalpha.com]数百mgで数千Bqですか……微妙……
天然に残存しているくらい半減期が長いというのはそれだけ単位時間あたりの放射能が弱いということですからね。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
本家でも色々と議論されていますけど (スコア:2)
核反応後に出てくる生成物(FP/MA)の流出は困ったことですが、ウランそのものが流出することってそんなに影響あるんでしょうか。
Re: (スコア:1)
ただちに健康に影響が出るものではないと思います。
Re:本家でも色々と議論されていますけど (スコア:2)
重金属はぜんぶ毒だと思っておいた方が良いような。
科学的には劣化ウランと変わらないように思いので、いつものWikipadiaへのリンクはこちら [wikipedia.org]。
日本保健物理学会の「ウランの健康影響検討専門研究会」報告書(PDF) [nii.ac.jp]によればかなりの毒性があり、かつカドミウムなどと同様に骨への沈着が起きるようです。したがって生物濃縮が発生すると思われますので、「ただちに」ではないにしろ、量によっては無視できないと思われます。
「ただちに」というレベルでは、
だそうです。
Re: (スコア:0)
重金属はぜんぶ毒だと思っておいた方が良いような。
そう考えると必須元素のモリブデンや医療薬になるビスマスって不思議ですね・・・
Re: (スコア:0)
そんなもの内部被ばくに比べれば……と思って調べたら……
http://www.wolframalpha.com/input/?i=U-238+specific+activity [wolframalpha.com]
数百mgで数千Bqですか……微妙……
Re: (スコア:0)
天然に残存しているくらい半減期が長いというのはそれだけ単位時間あたりの放射能が弱いということですからね。