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いつも面白い話をありがとうございます。
エピジェネティクスの世界がまた更に広がったという感じがします。
プリオン(スクレーピーなどの)のように煮ても焼いても性質が壊れない、酵母のプリオンのようにある種の遺伝因子として機能する、とまではいかなくても、もっと一般のタンパク質でも短時間ならば複数の準安定状態のうちのどれかが長く続き、細胞の機能を制御するようなことはありうるかもしれません。タンパク質の構造の安定性の違い、時間スケールの違い、あとは、特別な機能的差異があるかどうか、かもしれません。 DNAにもありそう、今日たまたま non-B DNA というのを読みました。
ストレスをうけるとDNAの突然変異率が高まるような仕組みをバクテリアがもっているという話を聞いたことがあります。これか [livedoor.jp]あるいはそうでないか、記憶があいまいで。そのブログに紹介されているMolecular Cellのイントロにありそうです。
ところで、酵母にはアポトーシスの仕組みがあるそうです。単細胞生物でプログラム細胞死したらもう終わりですね。これを聞いたときは驚きました。
>酵母にはアポトーシスの仕組みがあるそうです。
それは確かにびっくりしますね.でも考えてみれば,出芽で同じ遺伝子の個体数が増やせるので,自分は死滅しても同じ遺伝子を持つ別の個体が生き延びる確率を上げる,というような意味では有りなのかもしれません.
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
生物は使える物は何でも使う (スコア:1)
いつも面白い話をありがとうございます。
エピジェネティクスの世界がまた更に広がったという感じがします。
プリオン(スクレーピーなどの)のように煮ても焼いても性質が壊れない、酵母のプリオンのようにある種の遺伝因子として機能する、とまではいかなくても、もっと一般のタンパク質でも短時間ならば複数の準安定状態のうちのどれかが長く続き、細胞の機能を制御するようなことはありうるかもしれません。タンパク質の構造の安定性の違い、時間スケールの違い、あとは、特別な機能的差異があるかどうか、かもしれません。 DNAにもありそう、今日たまたま non-B DNA というのを読みました。
ストレスをうけるとDNAの突然変異率が高まるような仕組みをバクテリアがもっているという話を聞いたことがあります。これか [livedoor.jp]あるいはそうでないか、記憶があいまいで。そのブログに紹介されているMolecular Cellのイントロにありそうです。
ところで、酵母にはアポトーシスの仕組みがあるそうです。単細胞生物でプログラム細胞死したらもう終わりですね。これを聞いたときは驚きました。
Re:生物は使える物は何でも使う (スコア:1)
>酵母にはアポトーシスの仕組みがあるそうです。
それは確かにびっくりしますね.
でも考えてみれば,出芽で同じ遺伝子の個体数が増やせるので,自分は死滅しても同じ遺伝子を持つ別の個体が生き延びる確率を上げる,というような意味では有りなのかもしれません.