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必須要件と十分要件とありますが、いわゆる必要条件十分条件ではなさそうです。十分要件というのは出来ればあったほうがいいものぐらいの意味ですかね。
別に、募集要件が満たされたからといって雇用することを保証しているわけでもなければ、募集要件が満たされなかったならば絶対に雇用しないと約束しているわけでもない。学生が応募してきたからといって、その能力を学生が約束するわけでもなければ、能力がなかったからといって解雇できるわけでもない。
雇う側としては、ある募集要件をみて、学生のどういう部分集合がエントリーするかだけが募集の結果なんだし、それも何回でも募集できるうちの一回の試行に過ぎない。効率よい選考をするためには、必要な人材の含まれるなるべく小さな学生の部分集合が応募してくることが理想で、そうなるまで何回もイテレーションできるわけだ。だから、学生にその能力があるかどうかなんて、実際には重要ではなく、学生がどう反応するかに意味があるだけだ。
なんで、被雇用者は完全に流動性がある労働者市場などという妄想を捨てないんだろう。君たちに最初から値札がついていて、経営者がそれを買ってるわけじゃない。
普通というか一般的にはおっしゃるとおりですが、件の奴は全てを必須条件としてあげているわけで。そもそもこのストーリーは募集の仕方が酷いという話だよね。本気でこの能力の持ち主を時給1000円で雇うつもりなのか、募集側に要件を出す能力がないのかという両面に対して。# 文面だけでみると、私には募集側がプログラマの価値を理解できていないように思えますがね。なので、話そらしすぎ。
応募している側にとっては、自分の求める人材を含む集団が応募してくるための要件定義をすべきなのであって、要件を応募する人間に伝えるという手法が機能するのは、明らかに資格が必要な業務などの場合です。
テスト対象の振る舞いを観察して、必要な能力の有無を見極めて、雇ってはいけない人材を排除するためのテストをするのですから、必要な能力を全てそのまま文面に書き下して与えても、予備知識で武装するチャンスを与えて測定を困難にしてしまう可能性も考慮しなければなりません。有益な募集活動ができないだけで済めばよいですが、経営者からすれば、無駄な人材を雇用してしまうのは、受け入れ難いリスクです。
「文面だけでみると、私には募集側がプログラマの価値を理解できていないように思う」人をフィルターして、多少のはったりが使えて、価格交渉する意欲のあるプログラマを雇用したいと考える会社があったとしたら、それをそのまま文章で提示しても、必要な人材は見極められませんし、この募集条件の提示はよいフィルターとして機能するでしょう。
私は経営者なので、人材募集をすることもあるけれど、なにも考えないでハローワークでも大学でも募集をかけたら、数十人単位で電話がかかってくる。実際に必要な人材の条件は非常に多いし、こちらのビジネスに相手をマッチングするだけでなく、獲得できる人材に合わせてこちらのビジネスを修正する場合もある。もちろん、時間的にも金銭的にも人材を捜し当てるのに有限なコストしかかけられません。
相手は、就職する意思があって、全力で売り込んでくるという前提だけは信じられますが、その前提において、口先で言っていることが100%真実だと仮定するのは愚かなことです。普通免許が必須だと言っても、免許のない人間の応募はありますし、かといって、免許がないのに応募してくる人材には別に売り込める要素を持っている場合もあります。
あぁ、この会社の採用担当は馬鹿なんだなぁ(苦笑)
と思わない求職者が集まるといいですね。racco様と御社の今後のご健闘をお祈り申し上げます。
と言うだけの話なのに、明後日の方向にむきになられても、まともな要件を出せない「管理能力の無い」人間の下で働くのは受け入れ難いリスクですし、無能の振りをして求職者を試すような人間の下で働くのはもっと洒落にならないリスクですよ。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
十分要件 (スコア:2)
必須要件と十分要件とありますが、いわゆる必要条件十分条件ではなさそうです。
十分要件というのは出来ればあったほうがいいものぐらいの意味ですかね。
Re:十分要件 (スコア:2)
別に、募集要件が満たされたからといって雇用することを保証しているわけでもなければ、募集要件が満たされなかったならば絶対に雇用しないと約束しているわけでもない。学生が応募してきたからといって、その能力を学生が約束するわけでもなければ、能力がなかったからといって解雇できるわけでもない。
雇う側としては、ある募集要件をみて、学生のどういう部分集合がエントリーするかだけが募集の結果なんだし、それも何回でも募集できるうちの一回の試行に過ぎない。効率よい選考をするためには、必要な人材の含まれるなるべく小さな学生の部分集合が応募してくることが理想で、そうなるまで何回もイテレーションできるわけだ。だから、学生にその能力があるかどうかなんて、実際には重要ではなく、学生がどう反応するかに意味があるだけだ。
なんで、被雇用者は完全に流動性がある労働者市場などという妄想を捨てないんだろう。君たちに最初から値札がついていて、経営者がそれを買ってるわけじゃない。
Re: (スコア:0)
普通というか一般的にはおっしゃるとおりですが、件の奴は全てを必須条件としてあげているわけで。
そもそもこのストーリーは募集の仕方が酷いという話だよね。
本気でこの能力の持ち主を時給1000円で雇うつもりなのか、募集側に要件を出す能力がないのかという両面に対して。
# 文面だけでみると、私には募集側がプログラマの価値を理解できていないように思えますがね。
なので、話そらしすぎ。
Re:十分要件 (スコア:2)
応募している側にとっては、自分の求める人材を含む集団が応募してくるための要件定義をすべきなのであって、要件を応募する人間に伝えるという手法が機能するのは、明らかに資格が必要な業務などの場合です。
テスト対象の振る舞いを観察して、必要な能力の有無を見極めて、雇ってはいけない人材を排除するためのテストをするのですから、必要な能力を全てそのまま文面に書き下して与えても、予備知識で武装するチャンスを与えて測定を困難にしてしまう可能性も考慮しなければなりません。有益な募集活動ができないだけで済めばよいですが、経営者からすれば、無駄な人材を雇用してしまうのは、受け入れ難いリスクです。
「文面だけでみると、私には募集側がプログラマの価値を理解できていないように思う」人をフィルターして、多少のはったりが使えて、価格交渉する意欲のあるプログラマを雇用したいと考える会社があったとしたら、それをそのまま文章で提示しても、必要な人材は見極められませんし、この募集条件の提示はよいフィルターとして機能するでしょう。
私は経営者なので、人材募集をすることもあるけれど、なにも考えないでハローワークでも大学でも募集をかけたら、数十人単位で電話がかかってくる。実際に必要な人材の条件は非常に多いし、こちらのビジネスに相手をマッチングするだけでなく、獲得できる人材に合わせてこちらのビジネスを修正する場合もある。もちろん、時間的にも金銭的にも人材を捜し当てるのに有限なコストしかかけられません。
相手は、就職する意思があって、全力で売り込んでくるという前提だけは信じられますが、その前提において、口先で言っていることが100%真実だと仮定するのは愚かなことです。普通免許が必須だと言っても、免許のない人間の応募はありますし、かといって、免許がないのに応募してくる人材には別に売り込める要素を持っている場合もあります。
Re: (スコア:0)
あぁ、この会社の採用担当は馬鹿なんだなぁ(苦笑)
と思わない求職者が集まるといいですね。
racco様と御社の今後のご健闘をお祈り申し上げます。
と言うだけの話なのに、明後日の方向にむきになられても、
まともな要件を出せない「管理能力の無い」人間の下で働くのは受け入れ難いリスクですし、
無能の振りをして求職者を試すような人間の下で働くのはもっと洒落にならないリスクですよ。