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リンク先で> 睾丸セルフチェックでは、良性腫瘍の「精巣上体嚢胞」を検知して要らぬ心配に陥る男性も現れるだろうと付け加えている。と書いてありますが、精巣上体嚢胞を摘出してる例もある [nii.ac.jp]わけで、検知できたんなら無駄ではないんじゃないでしょうか。非常に稀な例だとは思いますが、オナニーで前立腺癌を発見した話 [himarin.net]もあるくらいですし。
ところで、睾丸癌の有病率ってどんなもんなんでしょうね?もしそれが非常に低いんだったら、歯を磨くときに口の中をよく見るとかっていう方が効果ありそうな気がしますが。
睾丸癌(精巣腫瘍) [wikipedia.org]経験者なので一応ACで。
精巣腫瘍は、場所が場所だけに違和感に気付いてもなかなか診察を受けようって気にならない。しかも発症率は10万人に2人ぐらいのレアな癌なので「そんな宝くじみたいな癌に自分がなるわけない」と思ってしまう(思おうとしてしまう)。ただ、精巣由来のがん細胞は増殖が速くて転移しやすい。現在では効果的な抗がん剤があるので、かなり転移が進んでいても治療が可能になっているけど、抗がん剤の副作用で正常な精巣もダメージを受けるので、精子の凍結保存とかって話になる。
自分の場合は、コタツでゴロゴロしてたら金玉の辺りに違和感を感じて触ってみたら片方の金玉が石みたいに硬かった。これはおかしいと思ってネットで調べると、精巣腫瘍の症状が嫌になるほど当てはまる。あーマジかよ・・・。でも違うかも…と1~2週間ぐらい色々調べたりして何とか癌以外の正解を模索するも、ついに断念して泌尿器科へ。
触診されてエコー検査を受けて、医者から「おそらく精巣腫瘍だから明日大きい病院で精密検査を受けるように。転移が速い癌なので恐らく即手術になる」といわれて帰宅。翌日戦々恐々としながら大病院へ行って、もう一度触診、エコー、血液検査、CT検査を受けた結果、精巣腫瘍だけどまだ転移はないって事になって、1週間後に片方の精巣を摘出手術した。手術後一週間で腫瘍マーカーの値が正常なのを確認して退院。その翌週には職場復帰できた(歩くと手術の傷がまだ痛かったけど)。
今も再発してないかどうかの検査で定期的に血液検査、CT検査を受けてる。転移がなかったおかげで抗がん剤治療も受けてないので生活にこれといった変化はない。
唯一支障をあげるなら、片方の金玉を失ったせいでチンコの支えが片方なくなって、時々チンコが横方向に傾いちゃう事。手をちゃんと添えてないと小便中にチンコが横ぶれして悲しい事態になる…。
話が長くなったけど、個人的には、睾丸の触診についてはレアな癌なのでそこまで気にしなくてもいいと思う。むしろ、何かの拍子に睾丸の違和感に気付いたときに、気付かない振りをせずに診察を受けることの方が大事かと。
もしそれが癌なら診察を受けて正解。違っても「癌じゃなくてよかった」と思いながら家に帰れば良いだけの話。泌尿器科の医者もナースも(よい意味で)手とか足を診察するような態度だから、チンコを人前に晒す恥ずかしさなんてすぐになくなる。一時の恥で人生を台無しにするな。もし君が癌ならいつかは医者に行く羽目になる。行くなら早い方が良い。そこで金玉を触りながら頭を抱えている君、迷わず泌尿器科へレッツゴーだ。
私も精巣癌経験者ですが,ACではなくIDで書きます(^^)
私の場合は子供と遊んでいるときに思いっきり蹴られた後の腫れが何時になっても引かないので心配になって泌尿器科に行って癌であることが判明しました。
正確には,念のため受けたマーカー検査が高かったことで精巣癌が疑われ,翌日入院,翌々日摘出手術でした。この癌は進行が早い上に,転移が非常にしやすい癌なので,疑いがあったら即摘出手術が基本です。
結果,Stage Iの非セミノーマ型だけれども脈管侵襲の疑いありということで,2クールの抗癌剤治療(BEP)を受けました。幸いにして2年半経ちますが,再発の兆候はなく,日常生活にも全く変化はありません。
確かに稀な癌ですが,青年期(20代~30代)の男性が罹るガンとしては一番確率が高い癌でもあるようです。進行が早く,放置しておくと肺や脳などにも転移し,取り返しの付かない事になりかねません。
幸い,抗癌剤の効きの良い,完治可能な癌の一つとされていますので,仮に精巣癌と診断されても治る可能性が高いのですが,それでも早期に見つけられるかどうかがその後を左右すると思います。有効な抗癌剤治療が確立されるほんの30~40年前頃までは,なってしまったら70%の人が2年以内に死亡してしまう厄介な癌だったそうですので,それから考えれば夢のような時代になっています。
(自分の時もそうでしたが)泌尿器科はなかなか恥ずかしくて足を向けられないのですが,誰も周りはそんな風には見てませんので,もし気になったら勇気を出して診察を受けることが大事だと思います。
手前味噌ですが,私の闘病記はこちらに書かせて頂いておりますので,よろしければどうぞ。ahref=http://saitoh0619.blog102.fc2.com/rel=url2html-21973 [slashdot.jp]http://saitoh0619.blog102.fc2.com/>
済みません,最後のリンクが間違ってました。正しくはこちらです。http://saitoh0619.blog102.fc2.com/ [fc2.com]
(何故かURLタグが変な挙動をするんですよね…。バグでしょうか?)
ここにもお仲間がいますよ。私も精巣癌サバイバーです。
ちょっとでもおかしいなと感じたら泌尿器科へGo!がいいですよ。結果なにもなければ良しでしょう。
私の場合咳がなかなか治まらず、医者に行こうと決めた後にたまたま股間に違和感があり睾丸を触ったところ片方だけゴツゴツと硬い感じがしておかしいなと。
で、行きつけの内科へ行った際についでにそのことを相談すると触診してくれた上で胸部のレントゲン撮影。結果は素人目でもわかる肺にたくさんの影があり、精巣癌の疑いが強いということでさっそく総合病院の泌尿器科へ電話連絡していただきました。そういえばちょっと前から背中も痛かったなぁと。泌尿器科へ行く前に調べてみると腹部リンパ節および肺転移となるとステージⅢbとなって結構深刻。。。次の日泌尿器科で見てもらったらご名答!即日睾丸摘出手術となりました。でも、Hiroppyさんのおっしゃる通り精巣癌は化学療法が確立されている数少ない癌の一つのため、その後に抗癌剤治療を受けて何とか生き残ることができました。
通常、精巣癌は初期には痛くなるような自覚症状はなく気が付きにくいです。そのため、私は転移して大変なことに。。。もう一週間遅かったら死んでいたでしょうね。
上の方のコメントで発症率10万分の2とか書いてあるけど、ここ見てる限りではスラド住民の発症率はもっと高いように思えてきたw
おそらくこの発症率は全人口比ではないかと思われますが,先に書いたとおり青年期の男性(元々癌にはなりにくい)の中では一番なりやすい癌と言われています。
母数を青年期の男性に限れば,発症率はもう少し高くなるのではないかと思います。
あくまで経験談ですが,私が化学療法で入院していた県立がんセンターの泌尿器科はベッド数が20~30程度の小さい病棟でしたが,その中に自分を含めて3~4人の精巣腫瘍患者が居ました(他は前立腺癌や膀胱癌の患者で,若いのは精巣腫瘍だけなので一発で解ります)。
もちろん県内各所から集まってきているからでしょうが,巷で言われているよりもずっと割合は高いような気がしました。
mixiに精巣腫瘍戦友会のコミュがあってお世話になっていますが,そこを見ていても結構な人数が書き込まれていて,患者数は結構居るのではないかと思ってます。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
触るな時間の無駄 (スコア:5, 参考になる)
触ってわかるなら無駄ではない (スコア:0)
リンク先で
> 睾丸セルフチェックでは、良性腫瘍の「精巣上体嚢胞」を検知して要らぬ心配に陥る男性も現れるだろうと付け加えている。
と書いてありますが、精巣上体嚢胞を摘出してる例もある [nii.ac.jp]わけで、検知できたんなら無駄ではないんじゃないでしょうか。
非常に稀な例だとは思いますが、オナニーで前立腺癌を発見した話 [himarin.net]もあるくらいですし。
ところで、睾丸癌の有病率ってどんなもんなんでしょうね?
もしそれが非常に低いんだったら、歯を磨くときに口の中をよく見るとかっていう方が効果ありそうな気がしますが。
違和感に気付いてからが勝負 (スコア:5, 参考になる)
睾丸癌(精巣腫瘍) [wikipedia.org]経験者なので一応ACで。
精巣腫瘍は、場所が場所だけに違和感に気付いてもなかなか診察を受けようって気にならない。しかも発症率は10万人に2人ぐらいのレアな癌なので「そんな宝くじみたいな癌に自分がなるわけない」と思ってしまう(思おうとしてしまう)。ただ、精巣由来のがん細胞は増殖が速くて転移しやすい。現在では効果的な抗がん剤があるので、かなり転移が進んでいても治療が可能になっているけど、抗がん剤の副作用で正常な精巣もダメージを受けるので、精子の凍結保存とかって話になる。
自分の場合は、コタツでゴロゴロしてたら金玉の辺りに違和感を感じて触ってみたら片方の金玉が石みたいに硬かった。これはおかしいと思ってネットで調べると、精巣腫瘍の症状が嫌になるほど当てはまる。あーマジかよ・・・。でも違うかも…と1~2週間ぐらい色々調べたりして何とか癌以外の正解を模索するも、ついに断念して泌尿器科へ。
触診されてエコー検査を受けて、医者から「おそらく精巣腫瘍だから明日大きい病院で精密検査を受けるように。転移が速い癌なので恐らく即手術になる」といわれて帰宅。翌日戦々恐々としながら大病院へ行って、もう一度触診、エコー、血液検査、CT検査を受けた結果、精巣腫瘍だけどまだ転移はないって事になって、1週間後に片方の精巣を摘出手術した。手術後一週間で腫瘍マーカーの値が正常なのを確認して退院。その翌週には職場復帰できた(歩くと手術の傷がまだ痛かったけど)。
今も再発してないかどうかの検査で定期的に血液検査、CT検査を受けてる。転移がなかったおかげで抗がん剤治療も受けてないので生活にこれといった変化はない。
唯一支障をあげるなら、片方の金玉を失ったせいでチンコの支えが片方なくなって、時々チンコが横方向に傾いちゃう事。手をちゃんと添えてないと小便中にチンコが横ぶれして悲しい事態になる…。
話が長くなったけど、個人的には、睾丸の触診についてはレアな癌なのでそこまで気にしなくてもいいと思う。むしろ、何かの拍子に睾丸の違和感に気付いたときに、気付かない振りをせずに診察を受けることの方が大事かと。
もしそれが癌なら診察を受けて正解。違っても「癌じゃなくてよかった」と思いながら家に帰れば良いだけの話。泌尿器科の医者もナースも(よい意味で)手とか足を診察するような態度だから、チンコを人前に晒す恥ずかしさなんてすぐになくなる。一時の恥で人生を台無しにするな。もし君が癌ならいつかは医者に行く羽目になる。行くなら早い方が良い。そこで金玉を触りながら頭を抱えている君、迷わず泌尿器科へレッツゴーだ。
Re:違和感に気付いてからが勝負 (スコア:5, 参考になる)
私も精巣癌経験者ですが,ACではなくIDで書きます(^^)
私の場合は子供と遊んでいるときに思いっきり蹴られた後の腫れが何時になっても引かないので心配になって泌尿器科に行って癌であることが判明しました。
正確には,念のため受けたマーカー検査が高かったことで精巣癌が疑われ,翌日入院,翌々日摘出手術でした。この癌は進行が早い上に,転移が非常にしやすい癌なので,疑いがあったら即摘出手術が基本です。
結果,Stage Iの非セミノーマ型だけれども脈管侵襲の疑いありということで,2クールの抗癌剤治療(BEP)を受けました。
幸いにして2年半経ちますが,再発の兆候はなく,日常生活にも全く変化はありません。
確かに稀な癌ですが,青年期(20代~30代)の男性が罹るガンとしては一番確率が高い癌でもあるようです。
進行が早く,放置しておくと肺や脳などにも転移し,取り返しの付かない事になりかねません。
幸い,抗癌剤の効きの良い,完治可能な癌の一つとされていますので,仮に精巣癌と診断されても治る可能性が高いのですが,それでも早期に見つけられるかどうかがその後を左右すると思います。
有効な抗癌剤治療が確立されるほんの30~40年前頃までは,なってしまったら70%の人が2年以内に死亡してしまう厄介な癌だったそうですので,それから考えれば夢のような時代になっています。
(自分の時もそうでしたが)泌尿器科はなかなか恥ずかしくて足を向けられないのですが,誰も周りはそんな風には見てませんので,もし気になったら勇気を出して診察を受けることが大事だと思います。
手前味噌ですが,私の闘病記はこちらに書かせて頂いておりますので,よろしければどうぞ。
ahref=http://saitoh0619.blog102.fc2.com/rel=url2html-21973 [slashdot.jp]http://saitoh0619.blog102.fc2.com/>
Re:違和感に気付いてからが勝負 (スコア:2)
済みません,最後のリンクが間違ってました。正しくはこちらです。
http://saitoh0619.blog102.fc2.com/ [fc2.com]
(何故かURLタグが変な挙動をするんですよね…。バグでしょうか?)
Re:違和感に気付いてからが勝負 (スコア:2)
ここにもお仲間がいますよ。私も精巣癌サバイバーです。
ちょっとでもおかしいなと感じたら泌尿器科へGo!がいいですよ。結果なにもなければ良しでしょう。
私の場合咳がなかなか治まらず、医者に行こうと決めた後にたまたま股間に違和感があり睾丸を触ったところ片方だけゴツゴツと硬い感じがしておかしいなと。
で、行きつけの内科へ行った際についでにそのことを相談すると触診してくれた上で胸部のレントゲン撮影。
結果は素人目でもわかる肺にたくさんの影があり、精巣癌の疑いが強いということでさっそく総合病院の泌尿器科へ電話連絡していただきました。
そういえばちょっと前から背中も痛かったなぁと。泌尿器科へ行く前に調べてみると腹部リンパ節および肺転移となるとステージⅢbとなって結構深刻。。。次の日泌尿器科で見てもらったらご名答!即日睾丸摘出手術となりました。
でも、Hiroppyさんのおっしゃる通り精巣癌は化学療法が確立されている数少ない癌の一つのため、その後に抗癌剤治療を受けて何とか生き残ることができました。
通常、精巣癌は初期には痛くなるような自覚症状はなく気が付きにくいです。
そのため、私は転移して大変なことに。。。もう一週間遅かったら死んでいたでしょうね。
Re:違和感に気付いてからが勝負 (スコア:1)
上の方のコメントで発症率10万分の2とか書いてあるけど、
ここ見てる限りではスラド住民の発症率はもっと高いように思えてきたw
Re:違和感に気付いてからが勝負 (スコア:2)
おそらくこの発症率は全人口比ではないかと思われますが,先に書いたとおり青年期の男性(元々癌にはなりにくい)の中では一番なりやすい癌と言われています。
母数を青年期の男性に限れば,発症率はもう少し高くなるのではないかと思います。
あくまで経験談ですが,私が化学療法で入院していた県立がんセンターの泌尿器科はベッド数が20~30程度の小さい病棟でしたが,その中に自分を含めて3~4人の精巣腫瘍患者が居ました(他は前立腺癌や膀胱癌の患者で,若いのは精巣腫瘍だけなので一発で解ります)。
もちろん県内各所から集まってきているからでしょうが,巷で言われているよりもずっと割合は高いような気がしました。
mixiに精巣腫瘍戦友会のコミュがあってお世話になっていますが,そこを見ていても結構な人数が書き込まれていて,患者数は結構居るのではないかと思ってます。