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そもそもなんでこんなマヌケな仕様にしたの?
NTT法により、NTT東西自身がISP事業を行えなかった。
技術的にはIPv6インターネットとフレッツ網を直接繋ぎ、経路情報を交換するだけで解決する。でもこれはISP事業そのものであるため、NTT法に抵触する上、日本中のISPの大半が廃業する。
いや、「会社」ってNTT東西じゃなくて持株会社の方のことなんだけど。
> 日本電信電話株式会社(以下「会社」という。)> 東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社(以下「地域会社」という。)
元々は
> 一 それぞれ次に掲げる都道府県の区域(電気通信役務の利用状況を勘案して特に必要があると認められるときは、総務省令で別に定める区域。以下同じ。)において行う地域電気通信業務(同一の都道府県の区域内における通信を他の電気通信事業者の設備を介することなく媒介することのできる電気通信設備を設置して行う電気通信業務をいう。以下同じ。)
となっている通り、地域会社が提供できるのは同一都道府県内での通信のみなのでISPは不可能。ところが、2001年の改正で
> 5 地域会社は、前二項に規定する業務のほか、第三項に規定する業務の円滑な
廃業したっていいじゃん。大したことやっているわけじゃないんだし。
PB回線はDP回線と異なり、短縮番号登録や計算など、網側で色々と付加サービスを提供していましたから、それに対する課金だったのでは?
むしろ東西NTTが廃業すれば……
今日日大手の多くはバックボーン系はNTTだったりするしなー。
NTT法が無ければ、こんなマヌケなことをやるは必要無かったのは理解できる。ただNTT法の縛りがあったにしても、何でマヌケな方法を選択したのか理解できない。
通信業界の市場活性化を目的に、電電公社を民営化、新電電といわれた会社を作り、、、、という流れで政策が作られているので、フレッツ網は多くのISPのアクセス回線を収容することを求められたのです。
・ ISPは、自前で足回り回線(ユーザ宅から収容局)の投資をしたくない(お金がかかりすぎるので、できない)・ 国は、事業者を育成させたい。・ 電力や新電電はNTTの手足を縛っておきたい。
というコンボで、NTTのフレッツ網とISP網は相互接続という形を取っています。あまねく、公平に。
ユーザからは、日本全国の数百・数千からのISPを選ぶことができ、ISPは全国の数千万ユーザから1箇所でトラフィックを抜く。NTTは、ISP事業をやってはいけない。
ということを実現するには、今の方法しかなかったんでしょうねぇ。
>今の方法しかなかったんでしょうねぇ。本当に「他に方法が何一つ無かったの?」というのが純粋な疑問。もちろん当時の基準で。法律の問題でも、(当時の)技術的な問題でも無く、単に決めた奴がマヌケだった可能性が無いのかと。
仮に今の技術で、「数千のISPから、数千万ユーザが自由に接続先を選べるネットワークを作る」にはどうしたらよろしいんでしょうか?
正式にIPv6のグローバルアドレス取得すればいいんじゃね
関連リンクにあるトンネル方式って、ISP側の設備と利用者側のトンネルアダプタでセッションを張って利用者はISPから直接IPv6アドレスを払い出してもらう方式じゃなかったっけ?NGN網は利用者側から隠蔽されて、ただの土管になるとかいう感じのやつ。
NGNもプレミアムも、「正式にNICから取得したIPv6グローバルアドレス」を使ってます。そのアドレスを使って、IPv6インターネットとISPを介さずに、直接フレッツ網を接続することができれば、OKです。
それができない理由は、総務省の競争政策、電話時代に作られたNTT法の規制、自らの存在価値がなくなるISP業者の存在です。そのへんを回避するために考えられた仕組みが、今のフレッツです。
よく分からないんですけど、IPv4ではなぜ問題が起きてないのでしょうか。
本当に「他に方法が何一つ無かったの?」というのが純粋な疑問。もちろん当時の基準で。法律の問題でも、(当時の)技術的な問題でも無く、単に決めた奴がマヌケだった可能性が無いのかと。
せめて「(当時の技術的制限は把握してないが)こうすべきだったのでは」という意見を出してみたら?それも無く、「とうじのどこかのだれかがどうにかできなかったのか?できなかったのは、とうじのどこかのだれかがまぬけだったのではないか」とだけ言うのが簡単なのはわかるけどさ。
テレビ局は数(票数)で数えると地方局のほうが圧倒的に多い、と似たような理由で身動きが取れなくなってるのよね。> 日本中のISPの大半が廃業する。廃業して何が悪いの? むしろ廃業しろ [cocolog-nifty.com]。
そうですね。放送業界と似ているとおもいます。
廃業するも何も大半は全然ISPでもなんでもない業者だと思うけどな。
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
純粋な疑問 (スコア:0)
そもそもなんでこんなマヌケな仕様にしたの?
Re:純粋な疑問 (スコア:3, 興味深い)
NTT法により、NTT東西自身がISP事業を行えなかった。
技術的にはIPv6インターネットとフレッツ網を直接繋ぎ、経路情報を交換するだけで解決する。
でもこれはISP事業そのものであるため、NTT法に抵触する上、日本中のISPの大半が廃業する。
Re:純粋な疑問 (スコア:1)
「第二条 会社は、その目的を達成するため、次の業務を営むものとする。
2 会社は、前項の業務を営むほか、その目的を達成するために必要な業務を営むことができる。この場合において、会社は、総務省令で定めるところにより、あらかじめ、総務省令で定める事項を総務大臣に届け出なければならない。 」
とは書いてあるけど。これも「届出」であって「認可」とは書いてないから字面の上ではできそうな気がする。ま、実際にはNTTがやると他のISPがみんな潰れるからできないんだろうけどさ。
---- 6809
Re: (スコア:0)
いや、「会社」ってNTT東西じゃなくて持株会社の方のことなんだけど。
> 日本電信電話株式会社(以下「会社」という。)
> 東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社(以下「地域会社」という。)
Re:純粋な疑問 (スコア:1)
(事業)
第二条 会社は、その目的を達成するため、次の業務を営むものとする。
一 地域会社が発行する株式の引受け及び保有並びに当該株式の株主としての権利の行使をすること。
二 地域会社に対し、必要な助言、あつせんその他の援助を行うこと。
三 電気通信の基盤となる電気通信技術に関する研究を行うこと。
四 前三号の業務に附帯する業務
2 会社は、前項の業務を営むほか、その目的を達成するために必要な業務を営むことができる。この場合において、会社は、総務省令で定めるところにより、あらかじめ、総務省令で定める事項を総務大臣に届け出なければならない。
3 地域会社は、その目的を達成するため、次の業務を営むものとする。
一 それぞれ次に掲げる都道府県の区域(電気通信役務の利用状況を勘案して特に必要があると認められるときは、総務省令で別に定める区域。以下同じ。)において行う地域電気通信業務(同一の都道府県の区域内における通信を他の電気通信事業者の設備を介することなく媒介することのできる電気通信設備を設置して行う電気通信業務をいう。以下同じ。)
イ 東日本電信電話株式会社にあつては、北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県及び長野県
ロ 西日本電信電話株式会社にあつては、京都府及び大阪府並びにイに掲げる県以外の県
二 前号の業務に附帯する業務
4 地域会社は、次の業務を営むことができる。この場合において、地域会社は、総務省令で定めるところにより、あらかじめ、総務省令で定める事項を総務大臣に届け出なければならない。
一 前項に掲げるもののほか、地域会社の目的を達成するために必要な業務
二 それぞれ前項第一号により地域電気通信業務を営むものとされた都道府県の区域以外の都道府県の区域において行う地域電気通信業務
5 地域会社は、前二項に規定する業務のほか、第三項に規定する業務の円滑な遂行及び電気通信事業の公正な競争の確保に支障のない範囲内で、同項に規定する業務を営むために保有する設備若しくは技術又はその職員を活用して行う電気通信業務その他の業務を営むことができる。この場合において、地域会社は、総務省令で定めるところにより、あらかじめ、総務省令で定める事項を総務大臣に届け出なければならない。
とあって、ISPをやっちゃいかんと書いてあるようには見えないんだ。だからNTT法じゃなくて、べつのところで規制されているのかなあ、と。まあ素人の戯言かもしれないけど。
---- 6809
Re: (スコア:0)
元々は
> 一 それぞれ次に掲げる都道府県の区域(電気通信役務の利用状況を勘案して特に必要があると認められるときは、総務省令で別に定める区域。以下同じ。)において行う地域電気通信業務(同一の都道府県の区域内における通信を他の電気通信事業者の設備を介することなく媒介することのできる電気通信設備を設置して行う電気通信業務をいう。以下同じ。)
となっている通り、地域会社が提供できるのは同一都道府県内での通信のみなのでISPは不可能。
ところが、2001年の改正で
> 5 地域会社は、前二項に規定する業務のほか、第三項に規定する業務の円滑な
Re:純粋な疑問 (スコア:1)
---- 6809
Re: (スコア:0)
廃業したっていいじゃん。大したことやっているわけじゃないんだし。
Re: (スコア:0)
NCCが市内電話に参入すると、即座に撤廃されました。
根拠が無くても課金する。
それがNTT独占の実績です。
Re: (スコア:0)
PB回線はDP回線と異なり、短縮番号登録や計算など、網側で色々と付加サービスを提供していましたから、それに対する課金だったのでは?
Re: (スコア:0)
むしろ東西NTTが廃業すれば……
Re: (スコア:0)
今日日大手の多くはバックボーン系はNTTだったりするしなー。
Re: (スコア:0)
NTT法が無ければ、こんなマヌケなことをやるは必要無かったのは理解できる。
ただNTT法の縛りがあったにしても、何でマヌケな方法を選択したのか理解できない。
Re:純粋な疑問 (スコア:3, 参考になる)
通信業界の市場活性化を目的に、電電公社を民営化、新電電といわれた会社を作り、、、、という流れで
政策が作られているので、フレッツ網は多くのISPのアクセス回線を収容することを求められたのです。
・ ISPは、自前で足回り回線(ユーザ宅から収容局)の投資をしたくない(お金がかかりすぎるので、できない)
・ 国は、事業者を育成させたい。
・ 電力や新電電はNTTの手足を縛っておきたい。
というコンボで、NTTのフレッツ網とISP網は相互接続という形を取っています。あまねく、公平に。
ユーザからは、日本全国の数百・数千からのISPを選ぶことができ、ISPは全国の数千万ユーザから1箇所でトラフィックを抜く。
NTTは、ISP事業をやってはいけない。
ということを実現するには、今の方法しかなかったんでしょうねぇ。
Re: (スコア:0)
>今の方法しかなかったんでしょうねぇ。
本当に「他に方法が何一つ無かったの?」というのが純粋な疑問。もちろん当時の基準で。
法律の問題でも、(当時の)技術的な問題でも無く、単に決めた奴がマヌケだった可能性が無いのかと。
Re: (スコア:0)
仮に今の技術で、
「数千のISPから、数千万ユーザが自由に接続先を選べるネットワークを作る」にはどうしたらよろしいんでしょうか?
Re: (スコア:0)
正式にIPv6のグローバルアドレス取得すればいいんじゃね
Re: (スコア:0)
関連リンクにあるトンネル方式って、ISP側の設備と利用者側のトンネルアダプタでセッションを張って
利用者はISPから直接IPv6アドレスを払い出してもらう方式じゃなかったっけ?
NGN網は利用者側から隠蔽されて、ただの土管になるとかいう感じのやつ。
Re: (スコア:0)
NGNもプレミアムも、「正式にNICから取得したIPv6グローバルアドレス」を使ってます。
そのアドレスを使って、IPv6インターネットとISPを介さずに、直接フレッツ網を接続することができれば、OKです。
それができない理由は、総務省の競争政策、電話時代に作られたNTT法の規制、自らの存在価値がなくなるISP業者の存在です。
そのへんを回避するために考えられた仕組みが、今のフレッツです。
Re: (スコア:0)
よく分からないんですけど、IPv4ではなぜ問題が起きてないのでしょうか。
Re: (スコア:0)
本当に「他に方法が何一つ無かったの?」というのが純粋な疑問。もちろん当時の基準で。
法律の問題でも、(当時の)技術的な問題でも無く、単に決めた奴がマヌケだった可能性が無いのかと。
せめて「(当時の技術的制限は把握してないが)こうすべきだったのでは」という意見を出してみたら?
それも無く、「とうじのどこかのだれかがどうにかできなかったのか?できなかったのは、とうじのどこかのだれかがまぬけだったのではないか」とだけ言うのが簡単なのはわかるけどさ。
Re: (スコア:0)
テレビ局は数(票数)で数えると地方局のほうが圧倒的に多い、と似たような理由で身動きが取れなくなってるのよね。
> 日本中のISPの大半が廃業する。
廃業して何が悪いの? むしろ廃業しろ [cocolog-nifty.com]。
Re: (スコア:0)
そうですね。放送業界と似ているとおもいます。
Re: (スコア:0)
NTT法により、NTT東西自身がISP事業を行えなかった。
技術的にはIPv6インターネットとフレッツ網を直接繋ぎ、経路情報を交換するだけで解決する。
でもこれはISP事業そのものであるため、NTT法に抵触する上、日本中のISPの大半が廃業する。
廃業するも何も大半は全然ISPでもなんでもない業者だと思うけどな。