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要は、工業デザイン分野での純粋な写真家のパイが減ったんだろうね。自分を写真家と思うか、工業デザイナーと思うかの違いなんだと思う。デザインやコンセプトをいかに綺麗に仕上げるかの仕事だから、三次元データの活用が進むにつれてソフトウェアと競合することは目に見えていたのではないかな。iPhoneが落下して水面に接触するような瞬間を切り取る撮影も、容易に三次元CGで再現できるような分野になってしまい、今までそういった撮影を得意としてきた人の仕事のやりかたが変わってしまった。
もし人物撮影をメインにしてきた写真家が『これからはCGですませるから撮影はいらない』と言われたなら、世の中の変化の速さを嘆く気持ちに共感できるのだけれど工業デザインの周辺で食ってるなら、仕事のやり方が変わってしまったのだから、頑張って世の中の変化について行ってと思うだけだな。
写真家とはなんぞや、というところかも。
私のような初心者でも、このように 3DCG でかなり説得力のあるイメージを作ることができる。
なんて言ってるけど、初心者でもカメラで写真なんて撮れる。じゃあ誰でもプロになれるかと言えばなれない。「説得力のあるイメージ」って言ってるけど、どういう構図でどういうライティングで撮ればいいのか、それを創り出すのが写真家であって、それを切出す道具がカメラからソフトウェアに変っただけ。自分を育て長年向き合い共に歩んできたカメラへの思いなら分からんでもないけれども。
写真家が3DCGテクニック覚えれば最強だね。センスがすでにあるんだから(前提)コストも人も時間も大きく変わるわけではないと思う。
#一番変わらないのはムチャな要求するクライアントかも
工業デザイン分野や、写真に限ったことじゃないけど。コンピュータの発展で、ものごとを行うハードルが下がった、というのは確実にあると思うね。例えば、文章を書いて発信することもそうだし、自分で作詞・作曲した歌を動画にして世界中からアクセスできる状態にするのも簡単になった。
そうすると、今までは、やるのが大変すぎるから専門家しかできなかったことが素人にもできるようになって、面倒な作業をこなすのが得意だっただけの専門家は食っていけなくなり、面倒な作業はできないけれど才能自体はもっていた人が専門家顔負けの仕事をするようになる。
世の中の大半を占めると思われる、面倒な作業で飯食ってるプロには大変な時代になったもんだと思うよ。
単に写真家と画家の間の歴史に新たなページが加わっただけの話。かつて、写真機によって、画家の仕事が減り、今、CGにより写真家の仕事が減ったというだけの話です。でも、結局のところ道具とそれを使いこなす技能が違うだけで、画像や色彩の構成センスというのは、根本的なところで同じものが必要なのだろう。
コンピュータで実行できるバーチャルな技術によって、専門的な知識や専用機材がなくてもタスクを実行できるという点で「環境的なハードルが下がった」というだけで、要するにツールの形が変わっただけ。
実際に作品として評価されるには、元になる技術や知識がやっぱり必要で、それがないと成果物がおかしなものになるのはよくある話です。写真にかぎらず、クレイを削ったこともない工業デザイナーとか、楽器の知識もない編曲家とか。
しかし一方では、従来の(物理的な)制約や約束事に縛られない、新しい発想の斬新な使い方をする人達も出てくるわけで、まあ一概に悪いことだとも言えないですね。元になる技術や知識があった上でなら「新しい可能性」というのは歓迎すべきじゃないでしょうか。
そういった技術や知識のない人が知らずに破天荒な使い方をしているのは、マグレで当たることがあっても仕事として続かないんじゃないでしょうか。「その道のプロ」というのはそれなりにプロたる理由があるものです。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
工業デザイン分野ではそうなのかも (スコア:1)
要は、工業デザイン分野での純粋な写真家のパイが減ったんだろうね。自分を写真家と思うか、工業デザイナーと思うかの違いなんだと思う。
デザインやコンセプトをいかに綺麗に仕上げるかの仕事だから、三次元データの活用が進むにつれてソフトウェアと競合することは目に見えていたのではないかな。
iPhoneが落下して水面に接触するような瞬間を切り取る撮影も、容易に三次元CGで再現できるような分野になってしまい、
今までそういった撮影を得意としてきた人の仕事のやりかたが変わってしまった。
もし人物撮影をメインにしてきた写真家が『これからはCGですませるから撮影はいらない』と言われたなら、世の中の変化の速さを嘆く気持ちに共感できるのだけれど
工業デザインの周辺で食ってるなら、仕事のやり方が変わってしまったのだから、頑張って世の中の変化について行ってと思うだけだな。
Re: (スコア:0)
写真家とはなんぞや、というところかも。
私のような初心者でも、このように 3DCG でかなり説得力のあるイメージを作ることができる。
なんて言ってるけど、初心者でもカメラで写真なんて撮れる。じゃあ誰でもプロになれるかと言えばなれない。
「説得力のあるイメージ」って言ってるけど、どういう構図でどういうライティングで撮ればいいのか、それを創り出すのが写真家であって、それを切出す道具がカメラからソフトウェアに変っただけ。
自分を育て長年向き合い共に歩んできたカメラへの思いなら分からんでもないけれども。
Re:工業デザイン分野ではそうなのかも (スコア:1)
写真家が3DCGテクニック覚えれば最強だね。
センスがすでにあるんだから(前提)
コストも人も時間も大きく変わるわけではないと思う。
#一番変わらないのはムチャな要求するクライアントかも
Re:工業デザイン分野ではそうなのかも (スコア:1)
工業デザイン分野や、写真に限ったことじゃないけど。
コンピュータの発展で、ものごとを行うハードルが下がった、というのは確実にあると思うね。
例えば、文章を書いて発信することもそうだし、自分で作詞・作曲した歌を動画にして世界中からアクセスできる状態にするのも簡単になった。
そうすると、今までは、やるのが大変すぎるから専門家しかできなかったことが素人にもできるようになって、
面倒な作業をこなすのが得意だっただけの専門家は食っていけなくなり、
面倒な作業はできないけれど才能自体はもっていた人が専門家顔負けの仕事をするようになる。
世の中の大半を占めると思われる、面倒な作業で飯食ってるプロには大変な時代になったもんだと思うよ。
1を聞いて0を知れ!
Re: (スコア:0)
単に写真家と画家の間の歴史に新たなページが加わっただけの話。かつて、写真機によって、画家の仕事が減り、今、CGにより写真家の仕事が減ったというだけの話です。でも、結局のところ道具とそれを使いこなす技能が違うだけで、画像や色彩の構成センスというのは、根本的なところで同じものが必要なのだろう。
Re: (スコア:0)
コンピュータで実行できるバーチャルな技術によって、専門的な知識や専用機材がなくてもタスクを実行できるという点で「環境的なハードルが下がった」というだけで、要するにツールの形が変わっただけ。
実際に作品として評価されるには、元になる技術や知識がやっぱり必要で、それがないと成果物がおかしなものになるのはよくある話です。
写真にかぎらず、クレイを削ったこともない工業デザイナーとか、楽器の知識もない編曲家とか。
しかし一方では、従来の(物理的な)制約や約束事に縛られない、新しい発想の斬新な使い方をする人達も出てくるわけで、まあ一概に悪いことだとも言えないですね。元になる技術や知識があった上でなら「新しい可能性」というのは歓迎すべきじゃないでしょうか。
そういった技術や知識のない人が知らずに破天荒な使い方をしているのは、マグレで当たることがあっても仕事として続かないんじゃないでしょうか。
「その道のプロ」というのはそれなりにプロたる理由があるものです。