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今回のは高度なお遊び的なものだったにしろ、今後研究が進んだとして、例えば「ラットの心筋で高性能排水ポンプが完成」「クジラの胃粘膜から高耐久パイプが完成」みたいな話になったとして、細胞へのエネルギー供給から何かあったときの免疫システム等も含め完成したとしてそういう生物(?)を利用した製品化って、いわゆる生物倫理等に違反するのかなー。
エネルギー補給用の何かや菌類と組み合わせて総合的に製品化したら、電気使わないし、よさそうだと思うけど。
>葉緑素を使って光合成した糖をATPに変換、それを消費して動く発電細胞からなる
でも光合成ってすごいエネルギー効率悪いからね。途中の反応が効率100%で行ったとしてもエネルギー変換効率で30%強ぐらい、実効率だと2-3%行けば良いところ。#実際には、年間通すと1%以下とか。
それで作った複雑な化合物である糖をわざわざ分解して電気になんてしちゃうと、それこそトータルでの発電効率なんて1%を大きく下回っちゃうんで意味が無い。
光合成の凄いところは、トータルでのエネルギー変換効率は低くても、温和な条件で複雑な有機化合物を作れるところなんだから、それをわざわざ酸化させて電気にするなんてのは愚の骨頂だよ。
「クジラの胃粘膜から高耐久パイプが完成」
「アニサキスであっという間に詰まったでござるの図」が浮かびました…
# 画像検索は精神的ブラクラですのでオススメしません
>そういう生物(?)を利用した製品化って、いわゆる生物倫理等に違反するのかなー。なにをもって生物倫理とするかだね。たとえば、愛猫をラジコンヘリに改造した、これ→Orvillecopter first flight march 9 2012 [youtube.com]はdislikeの票が大きいけれども、もし技術が進歩して、かつての鳴き声を再現させたり、後ろ足で頭を搔く動作を再現させたりとかできるようになったら、人はその魅力に抵抗できるのだろうか。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
もう少し推し進めた場合 (スコア:1)
今回のは高度なお遊び的なものだったにしろ、今後研究が進んだとして、例えば
「ラットの心筋で高性能排水ポンプが完成」「クジラの胃粘膜から高耐久パイプが完成」
みたいな話になったとして、細胞へのエネルギー供給から何かあったときの免疫システム等も含め完成したとして
そういう生物(?)を利用した製品化って、いわゆる生物倫理等に違反するのかなー。
エネルギー補給用の何かや菌類と組み合わせて総合的に製品化したら、電気使わないし、よさそうだと思うけど。
Re:もう少し推し進めた場合 (スコア:3)
ラット心筋ポンプを作るとして、普通のラットをバラして心筋だけを取り出して作るのと、ラットのES細胞(的なもの)に手を加えて培養し作ったもの、という具合に。
前者は「完結した生命体」を加工しているのに対して、後者は「生命体としては完結していないもの」を加工していると点が分岐点と考える訳です。
(もっとも後者にしても、元になる細胞を得る方法を考えれば大差ないのかもしれませんが)
まあ、農業や畜産業は生物機械を使った食料品生成とも考えれなくもないので、結局は利用する人間の気分次第だという気もします。
それと生物機械についてですが、葉緑素を使って光合成した糖をATPに変換、それを消費して動く発電細胞からなる「生物太陽光発電プラント」なんてものも造れそうですね。
beejay_aniki
Re: (スコア:0)
>葉緑素を使って光合成した糖をATPに変換、それを消費して動く発電細胞からなる
でも光合成ってすごいエネルギー効率悪いからね。
途中の反応が効率100%で行ったとしてもエネルギー変換効率で30%強ぐらい、実効率だと2-3%行けば良いところ。
#実際には、年間通すと1%以下とか。
それで作った複雑な化合物である糖をわざわざ分解して電気になんてしちゃうと、それこそトータルでの発電効率なんて1%を大きく下回っちゃうんで意味が無い。
光合成の凄いところは、トータルでのエネルギー変換効率は低くても、温和な条件で複雑な有機化合物を作れるところなんだから、それをわざわざ酸化させて電気にするなんてのは愚の骨頂だよ。
オフトピ (スコア:0)
「アニサキスであっという間に詰まったでござるの図」が浮かびました…
# 画像検索は精神的ブラクラですのでオススメしません
Re: (スコア:0)
>そういう生物(?)を利用した製品化って、いわゆる生物倫理等に違反するのかなー。
なにをもって生物倫理とするかだね。
たとえば、愛猫をラジコンヘリに改造した、これ→Orvillecopter first flight march 9 2012 [youtube.com]はdislikeの票が大きいけれども、
もし技術が進歩して、かつての鳴き声を再現させたり、後ろ足で頭を搔く動作を再現させたりとかできるようになったら、
人はその魅力に抵抗できるのだろうか。