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>現在日本で放射線照射が認められている食品はジャガイモのみ。
この手の議論は震災前まで研究されていて、厚生労働省:食品への放射線照射についての科学的知見のとりまとめ業務報告書 [mhlw.go.jp]にある「食品への放射線照射技術の利用(PDF:365KB)」 [mhlw.go.jp]によると、「必要な線量は発芽防止、殺虫、殺菌の順に高くなっている」とのこと。
○ 発芽防止ジャガイモ、サツマイモ、ヤムイモ、カブ、にんじん、タマネギ、ショウガ、シャロット、ビート、キクイモなどの根茎菜類の発芽は0.05~0.15kGy の低線量で抑制される。○ 殺虫及び害虫不妊化生鮮果実や野菜の害虫は 1kGy 以下の線量の照射で駆除することができる。多くの害虫を 0.25~0.75kGy の範囲で殺滅するため、穀物や豆類、乾燥果実等の害虫駆除にも適用することが可能であり、食品の貯蔵や植物防疫を目的に使用されている。(略)○ 殺菌(病原菌や腐敗菌)サルモネラ菌や病原性大腸菌などの芽胞非形成病原菌、水産及び畜産加工品や果実などの腐敗菌の放射線殺菌には1~7kGy が必要であり、食中毒の防止・衛生化や貯蔵期間の延長に効果的に用いることができる。
以下、報告書から抜粋。
米国では1992年から「家禽肉の許可(3.0kGy まで)」され、1997年には「FAO/IAEA/WHO 高線量照射に関する合同研究部会:10kGy 以上の高線量健全性の宣言」が行われる一方、ドイツで「国立栄養生理研究所がアルキルシクロブタノンによる細胞のDNA 損傷についてのデータを発表」もあって、「欧州では 2000 年以降、照射量は減少傾向となった。ドイツでは、輸出用としてのみ、香辛料類の照射が実施されており、国内での照射食品の流通は禁止されている」とのこと。
とはいえ「照射食品に関する国際的検討はその後も進められ、2003 年にはコーデックス委員会において、技術的な目的を達成する上で正当な必要性がある場合には、10kGy 以上での照射も認められることとなった。」ともある。
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
肉の殺菌に使う場合は高線量が必要 (スコア:5, 参考になる)
>現在日本で放射線照射が認められている食品はジャガイモのみ。
この手の議論は震災前まで研究されていて、厚生労働省:食品への放射線照射についての科学的知見のとりまとめ業務報告書 [mhlw.go.jp]にある「食品への放射線照射技術の利用(PDF:365KB)」 [mhlw.go.jp]によると、「必要な線量は発芽防止、殺虫、殺菌の順に高くなっている」とのこと。
以下、報告書から抜粋。
米国では1992年から「家禽肉の許可(3.0kGy まで)」され、1997年には「FAO/IAEA/WHO 高線量照射に関する合同研究部会:10kGy 以上の高線量健全性の宣言」が行われる一方、ドイツで「国立栄養生理研究所がアルキルシクロブタノンによる細胞のDNA 損傷についてのデータを発表」もあって、「欧州では 2000 年以降、照射量は減少傾向となった。ドイツでは、輸出用としてのみ、香辛料類の照射が実施されており、国内での照射食品の流通は禁止されている」とのこと。
とはいえ「照射食品に関する国際的検討はその後も進められ、2003 年にはコーデックス委員会において、技術的な目的を達成する上で正当な必要性がある場合には、10kGy 以上での照射も認められることとなった。」ともある。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ