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10年後、20年後にAppleやAmazonが存続してるかなんて誰にも判らない。自分が物理的なメディアでコンテンツを保持し続ける理由は主にそこにある。
ただ20年も経ってしまったらメディアの劣化と、再生できるハードウェアがあるのかという問題もまた、20年経ってもそのコンテンツを楽しむか?というと、20年前のコンテンツなんて今見れたもんじゃねぇ、という話も
二十年前のアニメで、いまでもBDリマスターが出るぐらい人気のあるものは珍しくないですが……アニメに限らなくても、ライトスタッフとかブレードランナーとか、未だにスラドでネタにされる映画はありますし、spamの元ネタのモンティ・パイソンだってかなり古いですよね。
一方で、同様に人気はあるけど著作権や肖像権が複雑に絡み合って再版できない、なんてコンテンツも数多くあります。もしも、そういったコンテンツの当時物を手元に残しているのに、DRMの兼ね合いで見れないなんてことになったら泣くに泣けないです。
だいたい、文字媒体を含めれば百年はおろか、原典は一千年前、なんてものもあるわけですが……
でもそれって「リマスター」ですよね?たとえばブレードランナーは以前のメディアで収録していなかった高解像度版のフィルムでリマスターしたものだったりしますよ。そうするとVHSの頃とは比べ物にならないわけでして、ひとくくりに二十年前のコンテンツ、といえるのかというと言えないでしょう?メディアの進化にあわせて時代にあわせて刷新されたものなわけです。
高解像度リマスターである事に一定の価値は認めます。認めますが、それでコンテンツが刷新されたと言うのは我田引水が過ぎます。#余計な改変を加えた結果、旧版の価値を更に高めてしまった事例も見られますが、まぁ、それはさておくとして。
メディアが変わるたびに同じコンテンツを買い足す余裕のある一部マニアはともかく、大部分の人はそう頻繁に買い換えないです。リマスター版を買うのだって、昔買い損ねたコンテンツだったり何らかの事情で壊してしまったり、そういった事情でどうせ買い直すならと選ぶだけであって、「刷新」されたからと買い足すのは少数派です。
前のコメントで文字媒体に少し触れましたが、刷新と呼ぶならせめて枕草子 桃尻語版ぐらいには手を加えた物であるべきです。その枕草子や源氏物語でさえ、古語で読んで楽しんでいる非研究者の一般人も少なくないのですから、「見れた物じゃない」ほどコンテンツが古くなるのに要する時間は想像を絶すると考えるべきでしょう。
#もちろん、印刷や使われる紙は変化しているでしょうが、それはコピーを繰り返した結果ではあってもコンテンツが変わったわけではない。#また、厳密に言うと、オリジナルの忠実なコピーではなく改変版かもしれませんが、改変後でもかなりの期間のはず。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
購入者よりも (スコア:0)
10年後、20年後にAppleやAmazonが存続してるかなんて誰にも判らない。
自分が物理的なメディアでコンテンツを保持し続ける理由は主にそこにある。
Re: (スコア:1)
ただ20年も経ってしまったらメディアの劣化と、再生できるハードウェアがあるのかという問題も
また、20年経ってもそのコンテンツを楽しむか?というと、20年前のコンテンツなんて今見れたもんじゃねぇ、という話も
Re: (スコア:1)
二十年前のアニメで、いまでもBDリマスターが出るぐらい人気のあるものは珍しくないですが……
アニメに限らなくても、ライトスタッフとかブレードランナーとか、未だにスラドでネタにされる映画はありますし、
spamの元ネタのモンティ・パイソンだってかなり古いですよね。
一方で、同様に人気はあるけど著作権や肖像権が複雑に絡み合って再版できない、なんてコンテンツも数多くあります。
もしも、そういったコンテンツの当時物を手元に残しているのに、DRMの兼ね合いで見れないなんてことになったら泣くに泣けないです。
だいたい、文字媒体を含めれば百年はおろか、原典は一千年前、なんてものもあるわけですが……
Re: (スコア:0)
でもそれって「リマスター」ですよね?
たとえばブレードランナーは以前のメディアで収録していなかった高解像度版のフィルムでリマスターしたものだったりしますよ。
そうするとVHSの頃とは比べ物にならないわけでして、ひとくくりに二十年前のコンテンツ、といえるのかというと言えないでしょう?
メディアの進化にあわせて時代にあわせて刷新されたものなわけです。
Re:購入者よりも (スコア:1)
高解像度リマスターである事に一定の価値は認めます。認めますが、それでコンテンツが刷新されたと言うのは我田引水が過ぎます。
#余計な改変を加えた結果、旧版の価値を更に高めてしまった事例も見られますが、まぁ、それはさておくとして。
メディアが変わるたびに同じコンテンツを買い足す余裕のある一部マニアはともかく、大部分の人はそう頻繁に買い換えないです。
リマスター版を買うのだって、昔買い損ねたコンテンツだったり何らかの事情で壊してしまったり、
そういった事情でどうせ買い直すならと選ぶだけであって、「刷新」されたからと買い足すのは少数派です。
前のコメントで文字媒体に少し触れましたが、刷新と呼ぶならせめて枕草子 桃尻語版ぐらいには手を加えた物であるべきです。
その枕草子や源氏物語でさえ、古語で読んで楽しんでいる非研究者の一般人も少なくないのですから、「見れた物じゃない」ほどコンテンツが古くなるのに要する時間は想像を絶すると考えるべきでしょう。
#もちろん、印刷や使われる紙は変化しているでしょうが、それはコピーを繰り返した結果ではあってもコンテンツが変わったわけではない。
#また、厳密に言うと、オリジナルの忠実なコピーではなく改変版かもしれませんが、改変後でもかなりの期間のはず。