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>訓練用のメールはエリアメールで配信されるのだが、これは「緊急地震速報」とは異なる仕組みであり、緊急地震速報を受信できる端末でもエリアメールは受信できない場合がある。そのため、訓練用メールが受信できると思っていた人も多いようだ。
何言ってる?緊急地震速報はエリアメールに含まれ、エリアメールは緊急地震速報だけじゃないんだが。http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/areamail/ [nttdocomo.co.jp]
着信時の音を聞くに、今回は「災害・避難情報」として届いた模様。これを受信できる設定になってなかったら届かないよ。
まず緊急地震速報は携帯電話の速報用メールだけを指すのではなく、あらゆる放送・通信を使った、気象庁(国)による総合的速報システムです。その中で、「携帯電話で配信される」緊急地震速報は、docomoなら「エリアメール」、au・ソフトバンクなら「緊急速報メール」(仕組みはau・ソフトバンクで違う)という名でサービスされています。
また、「エリアメール」や「緊急速報メール」は気象庁だけでなく、他の国・地方公共団体からも配信可能です。発表を見る限り、今回の訓練で使ったのはこちら。
で、オチを言えば、後者は機能拡充で追加された機能の模様。docomoは緊急地震速報時からエリアメールという名前を使い、さらに機能拡充も十数日後だったのに対し、auやソフトバンクはえらい間(年単位)が開いてから対応し「緊急速報メール」というサービス名になったようで。
さらには端末側の仕様で「緊急地震速報」しか受信できないものも多いとか。docomoのHPを見ると「緊急地震速報」と「津波警報、災害・非難情報」では着信音が違う [nttdocomo.co.jp]ので、NW、端末共に明確に区別しているようですね。おそらくは「緊急地震速報」の方が別格扱い、混同しないようにとの国の指示なのでしょう。
これらの要因を考えれば、今回の話はauやソフトバンクの端末で多発した、と考えられますね。仕組みが違うというよりは、「災害・非難情報」非対応端末が多いということ。#「えー、同じサービス名(多分配信手法も同じ)で提供しているのに何で対応・非対応が出てくるの?」#と問われれば、確かに「(やや)仕組みが違う」という事になるのかもしれんね…。
このあたり詳しくないと気付かないことなのかもしれません。しかし「災害・非難情報」の配信のためにはキャリアとの契約が必要なので、docomoはともかくauやソフトバンクとは充分に確認し合って仕様を把握する機会があったはず。…読み気も失せる巨大仕様書突き付けられて細かく見る気(そして時間)がなくなったのかなぁ。気持ちはわかるけど…もうちょっと柔軟に対応できなかったんのか、お互いに。
まあしかし、大阪はよくやったというところ。だって一番最初に失敗したことで、問題点の洗い出しがきっちり出来たようなので。他の自治団体も参考にできよう。
エリアメールを送る方式はETWS(国際規格)を用いた方法と、CBS方式(エリアメールの独自拡張規格)があります。Auの使っていたW-CDMAは早い時期からETWS規格を取り込んでいたいのでETWSを使って送ってました。DoCoMoのFomaはETWSに対応していなかったので、CBSを独自に拡張して地震速報を送っていました。日本国内で設計された端末は独自拡張に対応していますが、初期のスマートフォンは日本独自のCBS拡張対応していませんでした。Xiが使っているLTEはETWSに対応しているので、最近はETWSも使って送っています。そんな生い立ちなのでDoCoMoのホームページではETWSとCBSを区別せず、両方を包括して緊急速報(エリアメール)と呼んでいます。AUは緊急速報の事をエリアメールとは呼んでいません。DoCoMoの場合は現在通信している基地局の仕様と、携帯端末の仕様の組み合わせによって受信可否が決まるので、良く分からない事になりやすいです。ただ、そもそもマルチキャストの仕組みなんで、たまたま電波を拾いそびれたりして受信できない可能性は常にあります。過信は禁物です。
auをW-CDMAと書いてる時点で大間違いじゃないか....auのCDMA2000で使われてるのはBroadcastSMSであって、ETWSではない。ETWS自体がDoCoMoの実装(W-CDMAのCBS)をLTEで再定義したものでしょ。
auのスマートフォンが実装が早かったのは、auとクァルコムの関係でCDMA2000の規格として定義&実装のお願いがしやすかっただけ。
どなたかわからんが突っ込みどころ満載だ。
まずauはW-CDMA使ってない。CDMA2000、もっと形式的に言えばMC-CDMAだ。そしてMC-CDMAはETWSに対応していない。使ってるのはBroadcastSMSというものだ。(CBSと比べればブロードキャスト配信システムとしては優秀だし必須規格なのでさらに優)
っていうか、CBSも立派な国際規格だ。(日本が主導した仕様だというのが気に入らないのか)問題は最初からW-CDMAにあった規格ではないこと(でもこれはETWSも同じ)。そしてオプション規格だったことだ。そのためこの規格を積極的に採用していた(チップが対応していた)のは当初日本だ
追加
EWTSの紹介記事、ドコモがW-CDMA上(iモード端末)でEWTSを使ってることにも触れているhttp://k-tai.impress.co.jp/docs/column/keyword/20111213_498122.html [impress.co.jp]
個人ブログだけど簡単な技術解説http://wnyan.jp/1447 [wnyan.jp]
だれだよ、こんな嘘っぱちを参考になったとかつけてる奴w
> 気象庁だけでなく、他の国・地方公共団体からも配信可能です。外国からも配信可能なの? 日本国の政府機関(地方公共団体と対比させていることから特に中央官庁)のこと?
> これらの要因を考えれば、今回の話はauやソフトバンクの端末で多発した、と考えられますね。だとしたら「エリアメール」と緊急地震速報は仕組みが違うので…と報道されてしまったドコモが気の毒だなあ
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
というか (スコア:1)
>訓練用のメールはエリアメールで配信されるのだが、これは「緊急地震速報」とは異なる仕組みであり、緊急地震速報を受信できる端末でもエリアメールは受信できない場合がある。そのため、訓練用メールが受信できると思っていた人も多いようだ。
何言ってる?緊急地震速報はエリアメールに含まれ、エリアメールは緊急地震速報だけじゃないんだが。
http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/areamail/ [nttdocomo.co.jp]
着信時の音を聞くに、今回は「災害・避難情報」として届いた模様。
これを受信できる設定になってなかったら届かないよ。
記事の方の意味がわからんよね(Re:というか) (スコア:4, 参考になる)
まず緊急地震速報は携帯電話の速報用メールだけを指すのではなく、あらゆる放送・通信を使った、気象庁(国)による総合的速報システムです。
その中で、「携帯電話で配信される」緊急地震速報は、
docomoなら「エリアメール」、au・ソフトバンクなら「緊急速報メール」(仕組みはau・ソフトバンクで違う)
という名でサービスされています。
また、「エリアメール」や「緊急速報メール」は気象庁だけでなく、他の国・地方公共団体からも配信可能です。
発表を見る限り、今回の訓練で使ったのはこちら。
で、オチを言えば、後者は機能拡充で追加された機能の模様。
docomoは緊急地震速報時からエリアメールという名前を使い、さらに機能拡充も十数日後だったのに対し、
auやソフトバンクはえらい間(年単位)が開いてから対応し「緊急速報メール」というサービス名になったようで。
さらには端末側の仕様で「緊急地震速報」しか受信できないものも多いとか。
docomoのHPを見ると「緊急地震速報」と「津波警報、災害・非難情報」では着信音が違う [nttdocomo.co.jp]ので、
NW、端末共に明確に区別しているようですね。
おそらくは「緊急地震速報」の方が別格扱い、混同しないようにとの国の指示なのでしょう。
これらの要因を考えれば、今回の話はauやソフトバンクの端末で多発した、と考えられますね。
仕組みが違うというよりは、「災害・非難情報」非対応端末が多いということ。
#「えー、同じサービス名(多分配信手法も同じ)で提供しているのに何で対応・非対応が出てくるの?」
#と問われれば、確かに「(やや)仕組みが違う」という事になるのかもしれんね…。
このあたり詳しくないと気付かないことなのかもしれません。
しかし「災害・非難情報」の配信のためにはキャリアとの契約が必要なので、docomoはともかくauやソフトバンクとは充分に確認し合って仕様を把握する機会があったはず。
…読み気も失せる巨大仕様書突き付けられて細かく見る気(そして時間)がなくなったのかなぁ。
気持ちはわかるけど…もうちょっと柔軟に対応できなかったんのか、お互いに。
まあしかし、大阪はよくやったというところ。
だって一番最初に失敗したことで、問題点の洗い出しがきっちり出来たようなので。他の自治団体も参考にできよう。
Re:記事の方の意味がわからんよね(Re:というか) (スコア:3, 参考になる)
エリアメールを送る方式はETWS(国際規格)を用いた方法と、CBS方式(エリアメールの独自拡張規格)があります。Auの使っていたW-CDMAは早い時期からETWS規格を取り込んでいたいのでETWSを使って送ってました。DoCoMoのFomaはETWSに対応していなかったので、CBSを独自に拡張して地震速報を送っていました。日本国内で設計された端末は独自拡張に対応していますが、初期のスマートフォンは日本独自のCBS拡張対応していませんでした。
Xiが使っているLTEはETWSに対応しているので、最近はETWSも使って送っています。
そんな生い立ちなのでDoCoMoのホームページではETWSとCBSを区別せず、両方を包括して緊急速報(エリアメール)と呼んでいます。AUは緊急速報の事をエリアメールとは呼んでいません。
DoCoMoの場合は現在通信している基地局の仕様と、携帯端末の仕様の組み合わせによって受信可否が決まるので、良く分からない事になりやすいです。
ただ、そもそもマルチキャストの仕組みなんで、たまたま電波を拾いそびれたりして受信できない可能性は常にあります。過信は禁物です。
Re: (スコア:0)
auをW-CDMAと書いてる時点で大間違いじゃないか....
auのCDMA2000で使われてるのはBroadcastSMSであって、ETWSではない。
ETWS自体がDoCoMoの実装(W-CDMAのCBS)をLTEで再定義したものでしょ。
auのスマートフォンが実装が早かったのは、auとクァルコムの関係でCDMA2000の規格として定義&実装のお願いがしやすかっただけ。
ちょっとまて、おいちょっとまて (スコア:0)
どなたかわからんが突っ込みどころ満載だ。
まずauはW-CDMA使ってない。CDMA2000、もっと形式的に言えばMC-CDMAだ。そしてMC-CDMAはETWSに対応していない。
使ってるのはBroadcastSMSというものだ。(CBSと比べればブロードキャスト配信システムとしては優秀だし必須規格なのでさらに優)
っていうか、CBSも立派な国際規格だ。(日本が主導した仕様だというのが気に入らないのか)
問題は最初からW-CDMAにあった規格ではないこと(でもこれはETWSも同じ)。そしてオプション規格だったことだ。
そのためこの規格を積極的に採用していた(チップが対応していた)のは当初日本だ
Re: (スコア:0)
追加
EWTSの紹介記事、ドコモがW-CDMA上(iモード端末)でEWTSを使ってることにも触れている
http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/keyword/20111213_498122.html [impress.co.jp]
個人ブログだけど簡単な技術解説
http://wnyan.jp/1447 [wnyan.jp]
Re: (スコア:0)
だれだよ、こんな嘘っぱちを参考になったとかつけてる奴w
Re: (スコア:0)
> 気象庁だけでなく、他の国・地方公共団体からも配信可能です。
外国からも配信可能なの? 日本国の政府機関(地方公共団体と対比させていることから特に中央官庁)のこと?
Re: (スコア:0)
> これらの要因を考えれば、今回の話はauやソフトバンクの端末で多発した、と考えられますね。
だとしたら「エリアメール」と緊急地震速報は仕組みが違うので…と報道されてしまったドコモが気の毒だなあ