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危機意識の薄い日本人にとっては、とかじゃなくてヨハネスブルクと比較されるレベルで悪い、近年だとアジアでもトップクラス、という話をこれからパプアニューギニアに行く(ので講習を受けた)人から聞いたんですが、そんな状況下でも普通にインターネット接続や携帯は安定して使用可なんでしょうか?
ポートモレスビーでは絶対に車から降りるなとか、それでも普通にカージャックに会うとか、そんなレベルらしいですが・・・。 そうは言ってもネットインフラはしっかりしている、って状況なのですかね?
# まあ昨今はソマリアでも携帯が普及してる時代ですが、、、
ポートモレスビーに限らず,パプアニューギニア全体が治安は悪いです。町中をアジア人が1人で歩いていたらラスカルという強盗団に囲まれて襲われる可能性は大です。ウェスタン州でも知り合いのいる村に入ってしまえば安全ですが,ダルーという町では怪しい物売りや酔っ払いに絡まれることはよくありますし,犯罪も多いです。ただ,新聞等で無法者の町と恐れられているほどには危険ではありませんでした。こうした状況は1990年代からずっとそうです。レイプが多いので,とくに女性は絶対に行くなと言われてきました。ただ,今回は入国審査のところなど数カ所で日本人女性旅行者をみかけました。PNGジャパンなど,日本人をターゲットにしたパプアニューギニア現地法人がある旅行代理店のガイド付きツアーなら,それほど危険はないと思います。
ポートモレスビーでは,ゲートウェイホテルとかラマナホテルとか,今回泊まったレインツリーロッジなどの中は安全ですが,鉱物資源開発ラッシュのせいで宿泊費が異常に高く,1泊の料金がレインツリーで1部屋2万5千円くらい(朝食込み),ラマナホテルが1部屋約3万円(素泊まり),ゲートウェイは1部屋3万円以上(素泊まり)します。携帯電話は安定して利用できましたが,アクセスポイントが少ないのか,インターネット接続は何度か失敗することや途中で落ちてしまうこともありました。Nokia 303での接続速度は500kbpsくらいでした。なお,最近ワイガニという場所にできた大きなショッピングモールの中は安全だということで,ホテルのドライバーに連れて行って貰いましたが,本当に普通のショッピングモールで,白人やアジア人の客も含めて賑わっていました。
ゲートウェイでは有料の無線LANアクセスポイントが使えますが(300MB/150Kinaなので,Digicel携帯のパケット使用と同じ料金です),レインツリーは使えませんでした。携帯電話の近年の普及は凄まじく,レインツリーの運転手はBeMobileとDigicelの2台持ちで,料金の違いから週日と週末で使い分けるのだと言っていました。日本と違って完全従量制なためでしょう。
ウェスタン州はDigicelしか使えないという話ですが,電気もガスも水道も無く安定した現金収入がない村でさえ,有力者だけでなく多くの若者が(アルカテルという会社の30Kinaくらいのものですが)携帯電話を持っているのに驚きました。村には発電機で携帯に充電する店や,トップアップを分け与える店があり,村はずれの開けたところにいけばアンテナが立ちますし,インターネット接続は電波状態が悪いので不安定でしたがNokia 303本体を使って英語でGmailの読み書きは何度かしました。日本語化したNokia E71にDigicelのSIMを挿して使っていた同行者は日本語でのGmail読み書きもできていました。途方も無く遅く,つながらないことも多いですが,不可能では無いというだけでも画期的でした。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
ポートモレスビーは治安がめちゃくちゃ悪い (スコア:1)
危機意識の薄い日本人にとっては、とかじゃなくてヨハネスブルクと比較されるレベルで悪い、近年だとアジアでもトップクラス、という話をこれからパプアニューギニアに行く(ので講習を受けた)人から聞いたんですが、そんな状況下でも普通にインターネット接続や携帯は安定して使用可なんでしょうか?
ポートモレスビーでは絶対に車から降りるなとか、それでも普通にカージャックに会うとか、そんなレベルらしいですが・・・。
そうは言ってもネットインフラはしっかりしている、って状況なのですかね?
# まあ昨今はソマリアでも携帯が普及してる時代ですが、、、
Re:ポートモレスビーは治安がめちゃくちゃ悪い (スコア:4, 参考になる)
ポートモレスビーに限らず,パプアニューギニア全体が治安は悪いです。町中をアジア人が1人で歩いていたらラスカルという強盗団に囲まれて襲われる可能性は大です。ウェスタン州でも知り合いのいる村に入ってしまえば安全ですが,ダルーという町では怪しい物売りや酔っ払いに絡まれることはよくありますし,犯罪も多いです。ただ,新聞等で無法者の町と恐れられているほどには危険ではありませんでした。こうした状況は1990年代からずっとそうです。レイプが多いので,とくに女性は絶対に行くなと言われてきました。ただ,今回は入国審査のところなど数カ所で日本人女性旅行者をみかけました。PNGジャパンなど,日本人をターゲットにしたパプアニューギニア現地法人がある旅行代理店のガイド付きツアーなら,それほど危険はないと思います。
ポートモレスビーでは,ゲートウェイホテルとかラマナホテルとか,今回泊まったレインツリーロッジなどの中は安全ですが,鉱物資源開発ラッシュのせいで宿泊費が異常に高く,1泊の料金がレインツリーで1部屋2万5千円くらい(朝食込み),ラマナホテルが1部屋約3万円(素泊まり),ゲートウェイは1部屋3万円以上(素泊まり)します。携帯電話は安定して利用できましたが,アクセスポイントが少ないのか,インターネット接続は何度か失敗することや途中で落ちてしまうこともありました。Nokia 303での接続速度は500kbpsくらいでした。なお,最近ワイガニという場所にできた大きなショッピングモールの中は安全だということで,ホテルのドライバーに連れて行って貰いましたが,本当に普通のショッピングモールで,白人やアジア人の客も含めて賑わっていました。
ゲートウェイでは有料の無線LANアクセスポイントが使えますが(300MB/150Kinaなので,Digicel携帯のパケット使用と同じ料金です),レインツリーは使えませんでした。携帯電話の近年の普及は凄まじく,レインツリーの運転手はBeMobileとDigicelの2台持ちで,料金の違いから週日と週末で使い分けるのだと言っていました。日本と違って完全従量制なためでしょう。
ウェスタン州はDigicelしか使えないという話ですが,電気もガスも水道も無く安定した現金収入がない村でさえ,有力者だけでなく多くの若者が(アルカテルという会社の30Kinaくらいのものですが)携帯電話を持っているのに驚きました。村には発電機で携帯に充電する店や,トップアップを分け与える店があり,村はずれの開けたところにいけばアンテナが立ちますし,インターネット接続は電波状態が悪いので不安定でしたがNokia 303本体を使って英語でGmailの読み書きは何度かしました。日本語化したNokia E71にDigicelのSIMを挿して使っていた同行者は日本語でのGmail読み書きもできていました。途方も無く遅く,つながらないことも多いですが,不可能では無いというだけでも画期的でした。
Minato NAKAZAWA, Ph.D. Demographer, Human Ecologist