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ガラスであろうが、鉱物であろうが、変移するし、センチ単位で文字を刻めばいけるかもだけど、その記録密度では無理かと思う。まあ、同じ記録をしたものを、たくさん作って、数億年後に復元してもらう のなら可能かもってレベルでもあやしいかも。
まあ、加速経年劣化試験の結果、数億年ですってだけだろうけど。実際に億年は無理。
なんで自分のほうが正しいと思いこめるの?
火山学者の間では、火山によってできるガラス(火山ガラス)が、数万年オーダーで化学的風化するのは常識らしいです。結晶に比べて、アモルファスは不安定だとか。耐久性に主眼をおいて作られた人工ガラスだと、もしかすると、もうちょっと持つのかもしれませんが、さすがに1万倍の時間(数億年)には耐えられないんじゃないでしょうか。例:http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/11-2/kasama.html [kanagawa-museum.jp]
火山ガラスはガラスと名はつくものの結晶構造を持たない石のようなもので、もともと風化しやすく、それに対して石英というのは非常に風化しにくい物質であることが知られています。風化しやすい火山ガラスが数万年オーダーなら、石英ガラスであれば1万倍くらいは不可能ではないかと。
> 火山ガラスはガラスと名はつくものの結晶構造を持たない石のようなもので> それに対して石英というのは非常に風化しにくい物質であることが知られています。
石英ガラスと石英は別物なわけですが、混同されてませんか?ガラスと名がつくものは、石英ガラスも含め、結晶構造は持たないと思います。(アモルファス)これに対して、石英は結晶構造を持ちます。
もっとも、純度の高い石英ガラスが、通常の板ガラスなどよりはずっと風化しにくいというのも正しいようですが。といっても、アルカリには比較的弱いよう
> もっとも、純度の高い石英ガラスが、通常の板ガラスなどよりはずっと風化しにくいというのも正しいようですが。
石英ガラスではない普通のガラスは、人間レベルのタイムスパンでも劣化が分かるようです。たとえば:http://www.nsg-ntr.com/column/g_univ/univ07.html [nsg-ntr.com]
> 通常のガラスとの変質の量的な比が分かる資料とかないですかねえ…
と思ったら、日立自身が定量的な値を出してますね:http://j-net21.smrj.go.jp/develop/digital/entry/001-20100428-01.html [smrj.go.jp](当たり前か)
もっとも、ここを読む限りは加速試験に使ったのは温度だけのようですから、保存環境(ある程度のアルカリにさらされる環境)によっては、これほどは持たないとも言えるんじゃないでしょうか。
>> 保存環境(ある程度のアルカリにさらされる環境)によっては、これほどは持たないとも言えるんじゃないでしょうか。
保存環境に依存するのは当然だろ.「強酸にさらされたら劣化します」「高温にさらされたら劣化します」みたいな条件があると「ほら,経年で劣化するじゃん!そんなにもたないじゃん!!」とか言うわけ?
> 保存環境に依存するのは当然だろ.
それは当然ですが、
> 「強酸にさらされたら劣化します」「高温にさらされたら劣化します」みたいな条件があると
数万年を越える保存の場合、現状の石英ガラスの利用でも、できれば避けたほうがいいという手垢の付着とかよりは、もう少し悪い条件を考えた方がいいんじゃないでしょうか。強酸とか、50度を越えるような高温とかのような厳しい条件じゃなく、もう少しマイルドな悪条件でどうなのかなということです。
人工なんだし風化しやすいんだったらその分マージン作って記録すればいい話。読むときにエラーになるならマージン分削ってやれば良い。
>なんで自分のほうが正しいと思いこめるの?
自分は絶対に正しいと信じている人って多いよ。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
実際はガラスは数億年ももたない (スコア:0)
ガラスであろうが、鉱物であろうが、変移するし、
センチ単位で文字を刻めばいけるかもだけど、
その記録密度では無理かと思う。
まあ、同じ記録をしたものを、たくさん作って、
数億年後に復元してもらう のなら可能かもってレベルでもあやしいかも。
まあ、加速経年劣化試験の結果、数億年ですってだけだろうけど。
実際に億年は無理。
Re:実際はガラスは数億年ももたない (スコア:1)
なんで自分のほうが正しいと思いこめるの?
Re: (スコア:0)
火山学者の間では、火山によってできるガラス(火山ガラス)が、数万年オーダーで化学的風化するのは常識らしいです。結晶に比べて、アモルファスは不安定だとか。
耐久性に主眼をおいて作られた人工ガラスだと、もしかすると、もうちょっと持つのかもしれませんが、さすがに1万倍の時間(数億年)には耐えられないんじゃないでしょうか。
例:
http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/11-2/kasama.html [kanagawa-museum.jp]
Re: (スコア:0)
火山ガラスはガラスと名はつくものの結晶構造を持たない石のようなもので、もともと風化しやすく、
それに対して石英というのは非常に風化しにくい物質であることが知られています。
風化しやすい火山ガラスが数万年オーダーなら、石英ガラスであれば1万倍くらいは不可能ではないかと。
Re: (スコア:0)
> 火山ガラスはガラスと名はつくものの結晶構造を持たない石のようなもので
> それに対して石英というのは非常に風化しにくい物質であることが知られています。
石英ガラスと石英は別物なわけですが、混同されてませんか?
ガラスと名がつくものは、石英ガラスも含め、結晶構造は持たないと思います。(アモルファス)
これに対して、石英は結晶構造を持ちます。
もっとも、純度の高い石英ガラスが、通常の板ガラスなどよりはずっと風化しにくいというのも正しいようですが。
といっても、アルカリには比較的弱いよう
Re: (スコア:0)
> もっとも、純度の高い石英ガラスが、通常の板ガラスなどよりはずっと風化しにくいというのも正しいようですが。
石英ガラスではない普通のガラスは、人間レベルのタイムスパンでも劣化が分かるようです。
たとえば:
http://www.nsg-ntr.com/column/g_univ/univ07.html [nsg-ntr.com]
Re: (スコア:0)
> 通常のガラスとの変質の量的な比が分かる資料とかないですかねえ…
と思ったら、日立自身が定量的な値を出してますね:
http://j-net21.smrj.go.jp/develop/digital/entry/001-20100428-01.html [smrj.go.jp]
(当たり前か)
もっとも、ここを読む限りは加速試験に使ったのは温度だけのようですから、
保存環境(ある程度のアルカリにさらされる環境)によっては、これほどは持たないとも言えるんじゃないでしょうか。
Re: (スコア:0)
>> 保存環境(ある程度のアルカリにさらされる環境)によっては、これほどは持たないとも言えるんじゃないでしょうか。
保存環境に依存するのは当然だろ.「強酸にさらされたら劣化します」「高温にさらされたら劣化します」みたいな条件があると「ほら,経年で劣化するじゃん!そんなにもたないじゃん!!」とか言うわけ?
Re: (スコア:0)
> 保存環境に依存するのは当然だろ.
それは当然ですが、
> 「強酸にさらされたら劣化します」「高温にさらされたら劣化します」みたいな条件があると
数万年を越える保存の場合、現状の石英ガラスの利用でも、できれば避けたほうがいいという手垢の付着とかよりは、もう少し悪い条件を考えた方がいいんじゃないでしょうか。
強酸とか、50度を越えるような高温とかのような厳しい条件じゃなく、もう少しマイルドな悪条件でどうなのかなということです。
Re: (スコア:0)
人工なんだし風化しやすいんだったらその分マージン作って記録すればいい話。
読むときにエラーになるならマージン分削ってやれば良い。
Re: (スコア:0)
>なんで自分のほうが正しいと思いこめるの?
自分は絶対に正しいと信じている人って多いよ。