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Google Chrome の脆弱性を見つけた ハッカーが賞金 $60,000 [blogspot.jp]、という記事を見て思うのは、まず、セキュアなソフトウェアをメンテナンスするのは恐ろしく難しいのであるなあということと、それだけのことをするのはカネがいるということであります(しかも、この脆弱性見つけたこのハッカーは今年二度目の脆弱性発見、$120,000 稼いでるという)Chrome はオープンソースではありますが、これは、懐が暖かい Google の長期的な戦略に基づく製品なのであって、Firefox とは趣が異なると思われます。
要するに、カネが回らないのでは進歩に追いつけないということであります。これからもブラウザはおそらく多機能化を続けることは間違いないときに、資本面で Firefox がついていくのはそうとう厳しいのではなかろうかという思いました。
Eclipse Juno のパフォーマンス問題 [infoq.com]というのも、理由は人的金銭的リソースが不足しているからだそうです。当たり前ですが、いつだってカネが大問題なのだなあということです。
「オープンソースでは無理か」というタイトルをつけたあとで本文で「あ、でもChromeは特殊例だからここで私が言うオープンソースって言う定義からは外してね」っていう意見に対して、
「いやGoogleはChromeの開発コストを下げるのにオープンソースを利用しているので「オープンソースでは無理か」というタイトルは変だ」
という主張が反論になっているのだと思っているとすると、やっぱりひねくれていると思います。
:)
> 外す事という事自体が定義からして間違っています、という意見だとは読めないのですよね。君もひねてますね。
はい、というか私の感覚だと「私は以下の議論でラベルAをこのように定義します」に対して「ラベルAをそのように定義するのは、かくかくしかじかの理由により間違っている」という意見は筋違い。いややってもいいけど、その議論は最初の人がその後で述べようとしていた議論とは関係ないところでやってほしいというか、どっちかというと、そこにつっこむかい、という感覚。
「私は以下、ソフトウェアのことを総理大臣と呼びます。総理大臣はこうあるべきで・・」
こんなことされたら、おいおいとなるけど。
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
オープンソースでは無理か (スコア:2)
Google Chrome の脆弱性を見つけた ハッカーが賞金 $60,000 [blogspot.jp]、という記事を見て思うのは、まず、セキュアなソフトウェアをメンテナンスするのは恐ろしく難しいのであるなあということと、それだけのことをするのはカネがいるということであります(しかも、この脆弱性見つけたこのハッカーは今年二度目の脆弱性発見、$120,000 稼いでるという)Chrome はオープンソースではありますが、これは、懐が暖かい Google の長期的な戦略に基づく製品なのであって、Firefox とは趣が異なると思われます。
Re: (スコア:2)
後半部分は、セキュアなソフトというのとはまったく価値観が違うものを述べていますが、それはどんな関係があるのでしょう?
Re: (スコア:2)
要するに、カネが回らないのでは進歩に追いつけないということであります。これからもブラウザはおそらく多機能化を続けることは間違いないときに、資本面で Firefox がついていくのはそうとう厳しいのではなかろうかという思いました。
Eclipse Juno のパフォーマンス問題 [infoq.com]というのも、理由は人的金銭的リソースが不足しているからだそうです。当たり前ですが、いつだってカネが大問題なのだなあということです。
Re:オープンソースでは無理か (スコア:3)
でも、「セキュアなソフトをメンテナンスするのは難しくて金がかかる」というのは、
- まずは問題を作り込まないようにするという話があって
- メンテナンスしやすいようにするという話が次に来て
- それから、どうメンテナンスする人員をどう確保するか(費用をどうするのか)、という話
だと思うわけです。
問題を作り込まないようにする、メンテナンスしやすいようにするという意味では、OSSライセンスのもとでオープンな開発体制にするのがコストを下げるという点を忘れてはならないんじゃないでしょうか。
GoogleがChromeを開発するリソースを確保するのはproprietaryかOSSかに関わらず必要なのであって、そのコストを下げるのにOSSを利用する/chrome自体をOSSとしてリリースしていく(=chromium)という判断を下しているわけです。そういう意味で、タイトルが「オープンソースでは無理か」というタイトルを付けられたのは「?」と思います。
機能について、VS2012やAdobeCSが非常に充実しているのは同意です。これと同じ事をやろうと思うとかなり大変そう…あと、Eclipseの話は知らなかったので参考になりました。ありがとうございます。
でも、さらに追加すると、進歩に追いつく(機能の進化)という話は、元々MSやAdobeとかは金銭的リソースもさることながら、それまでに開発してきたコードという財産とそのソフトを開発できる人的資産(技能と知識も含め)を持っていることを無視してもいけないかと思います。
#理解しようとして分からないから素直に質問しているのに、ひねくれてるとか言われるのは心外ですねぇ>AC
Re: (スコア:0)
「オープンソースでは無理か」というタイトルをつけたあとで本文で「あ、でもChromeは特殊例だからここで私が言うオープンソースって言う定義からは外してね」っていう意見に対して、
「いやGoogleはChromeの開発コストを下げるのにオープンソースを利用しているので「オープンソースでは無理か」というタイトルは変だ」
という主張が反論になっているのだと思っているとすると、やっぱりひねくれていると思います。
Re:オープンソースでは無理か (スコア:1)
>「あ、でもChromeは特殊例だからここで私が言うオープンソースって言う定義からは外してね」っていう意見に対して
外す事という事自体が定義からして間違っています、という意見だとは読めないのですよね。君もひねてますね。
Re: (スコア:0)
:)
> 外す事という事自体が定義からして間違っています、という意見だとは読めないのですよね。君もひねてますね。
はい、というか私の感覚だと「私は以下の議論でラベルAをこのように定義します」に対して「ラベルAをそのように定義するのは、かくかくしかじかの理由により間違っている」という意見は筋違い。いややってもいいけど、その議論は最初の人がその後で述べようとしていた議論とは関係ないところでやってほしいというか、どっちかというと、そこにつっこむかい、という感覚。
「私は以下、ソフトウェアのことを総理大臣と呼びます。総理大臣はこうあるべきで・・」
こんなことされたら、おいおいとなるけど。