I received the fundamentals of my education in school, but that was not enough. My real education, the superstructure, the details, the true architecture, I got out of the public library. For an impoverished child whose family could not afford to buy books, the library was the open door to wonder and achievement, and I can never be sufficeintly grateful that I had the wit to charge through that door and make the most of it.
Now, when I read constantly about the way in which library funds are being cut and cut, I can only think that the door is closing and that American society has found one more way to destroy itself.
(Isaac Asimov, “Library”, "I.Asimov A MEMOIR", Doubleday, 1994.)
図書館自体が不要 (スコア:1)
そもそも図書館は必要ですかね?
図書館の当初の目的は今の日本には不要となっていないでしょうか
国会図書館のような目的の図書館のみ残して一般的な図書館は廃止した方が世の中のためだと思うのですが
すくなくとも一般の書店で普通に購入できる金額、種類の本は無料貸し出しの対象から外すべきかと
図書館で借りた本しか読まない人は言い方は悪いが寄生虫みたいな存在と思ってます
Re:図書館自体が不要 (スコア:2, 興味深い)
SF作家のアイザック・アシモフは3歳の頃にソビエト連邦から移民でアメリカに連れられてきた。親はキャンデーストアを営んで暮らしを立てていたから貧しくて、成人するまで彼は当然のようにキャンデーストアの店番をさせられていた。店番のあいまには棚にならぶ新聞や雑誌を親にはないしょでこっそり読むこともできたが、店に誰もお客がいない隙にしか読めず、当然、急いで読むことになった。しかも売り物なので読み跡をつけるわけにはいかなかった。後年になっても彼が読んだあとの新聞はまだ誰も読んでいないかのようにきれいに畳まれていたという。手当たり次第に読めるものを読みつくして、読むものに飢えていた彼が子供のころに好きなだけ本を読むためには、公共図書館がなくてはならないものだった。図書館の蔵書は彼の知的地平を一気に拡大した。陽の当たる緑ゆたかな墓地で邪魔されずに本を読む時間が彼にとってはかけがえのない時間だった。晩年になって書かれた彼の自伝には、公共図書館の予算が激しく削減される風潮に慨嘆する一節がある。
彼は500冊を超える本を執筆ないし編集し、前書きだけを書いた本まで数えれば、デューイ十進分類法のすべての大項目に分類される本を出した。図書館がなければ、彼はあんなにはなれなかったろう。じっさい、図書館の本をまるごと買ってもらえるような子は、めったにいないのではないか。
Re: (スコア:0)
make the most of itは「その多くを得る」じゃなくて「最大限に活用する」