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素人考えなので誰かえらいひと教えてください。
まねきTVはロケーションフリーを預かるサービスなんだが、普通のサーバハウジングサービスもユーザが用意したサーバを預かり、電気やネットワーク回線などを提供すると言うサービスがありうる。まねきTVはアンテナ線の入力ができる事が問題なのだという判断があったとして、フレッツTVへの加入によってアンテナ信号の供給もストップしていた。
これだけを単純に考えると、普通のレンタルサーバ/iDC屋も影響を受けるのでは?いや全部が全部影響を受けるとは思わないけれど、どこが線引きになるのだろうか。
例えばオンデマントTVや、あるいはラジオのネット配信などを録画するソフトウエアを自分で借りたVPSにインストールしてする場合、どういう条件であれば業者が非合法として取り締まられる事になるのだろうか。
1. こう言う操作を行えば録画が出来ると宣伝していたらアウト?2. 私的複製でもなく非合法の複製や配信が行われている事を知りながら対応しなかったらアウト?3. 私的複製の範囲でも、事業者が行うと違法にあたる複製が行われている事を知りながら対応しなかったらアウト?5. 利用者が家庭で使っても合法の装置でも、合法か非合法か判断しなければならず、間違えたらアウト?6. 規約であらかじめこう言った用途には使うなよと同意をとっておらず、何らかの犯罪が発覚したらアウト?
プロバイダ責任制限法の考え方で行くならば、2なのだが、そもそもきちんとプロテクトをかけて不特定多数に配信している場合はどうなのだろうか。自宅サーバをそのままVPSに移行したようなケースだとこんなのざらだけどいちいち止めなければならないのか?また違法になるソフトウエアはどこまでだろうか。すべて、利用者はデータを収集したり、配信したりする相手は適切にユーザ認証がされているとして
1. DRMを解除するなど現行法上で利用者も違法な行為が自社で預かっているサーバで行われていたらアウト?2. DRM解除などを伴わず、個人が自分のパソコンで動かしている分にはまったく合法なデータ収集プログラムはアウト?3. SparkleShare [sparkleshare.org]やSubSonic [subsonic.org]などデータシェアリングを目的とした、パーソナルクラウド的なソフトウエアはアウト?4. 普通にファイルのアップロードとダウンロードが行えるならばすべてアウト?
まねきTVは開始した当初はすごく価値のあるサービスだったと思うけれど、今となってはあまりメリットを感じなくなってきた。もっと安いお金でストリーミング配信もできたし、デジタルテレビの普及でCSなど有料放送の利用もぐっと簡単になったし。戦ってきたまねきTVの中の人にはわるいけど。
しかしこの判決が、DC事業者に与える影響は事と次第によるとかなり甚大なのでは。どこまでやると違法だとかどこまでが合法だとか、明確な線引きは示されたの?
おしえてえらいひと!マジで教えて欲しい。
とまぁまさにそこが曖昧なので問題のある判決だって各方面から言われてるわけです。最高裁が何かしらの基準を示すことなく、門前払いで終わりましたので高裁判決が以後の規範になるでしょうね。
で解釈の幅がある以上、いつ訴えられてもおかしくありません。つかならさっさとあらゆるレンサバ、VPS、ファイルストレージサービスを訴えろよと思うんですが費用対効果が悪いのか国内業者しか訴えられてないんですよねー。
そして海外勢に乗っ取られてから騒ぎ出す、と。いやぁ、裁判所と政治の正義ってのはほんと素晴らしいものですね。ビバ正義。
あ、ごめんなさい。最高裁の門前払いは今回で、前回自判して差し戻ししてたんですね。失礼しました。
番組再送信にかかる機器の手配、設置、保守をユーザーのみが行うようになっているかいないかの問題では?
その名目だとまねきTVは一応クリアしてるんですよ。斡旋せずに機材を買わせ、回線の手配は自分でやれと。保守も壊れたらユーザが手配しなければならないみたい。
設置についてはレンサバやハウジングサービスでも自前でやれないことも多いので何とも言えませんが。
その運用は、最高裁の差し戻し判断が出た後のものではありませんか? 訴えられた当初は、まねきTVがセットアップしてた(「被上告人は、ベースステーションを分配機を介するなどして自ら管理するテレビアンテナに接続し、当該テレビアンテナで受信された本件放送がベースステーションに継続的に入力されるように設定した上、ベースステーションをその事務所に設置し、これを管理している」)はずです。 まぁ、
現在は最高裁判断に沿うように新しいシステムにてサービスを行っていますが、最高裁判決の通りに賠償金を支払ってもこの先この新システムに付いても又訴訟を起こされる事が十分に考えられます。
これ以上リスクは取れないのでやめちゃうみたいですけど。
大元の(#2327414) さんの懸念にまともにぶつかるのはMYUTA事件ですね。 クラウドコンピューティングと 著作権に関する調査研究 [bunka.go.jp] これ、わりと論点とかよくまとまってそうです。
いわゆるロッカー型サービスにおいて、クラウド上のサーバーの各ユーザー用記録領域と各ユーザーの端末とが技術的に1対1の関係となっている場合であっても、誰もがそのサービスを利用することができるという点をもって「公衆」性が肯定され、クラウド上のサーバーからユーザーの端末に対するコンテンツの送信は自動公衆送信に該当することになるのではないかとの懸念
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
一般レンタルサーバやハウジングサービスへの影響は? (スコア:2, 興味深い)
素人考えなので誰かえらいひと教えてください。
まねきTVはロケーションフリーを預かるサービスなんだが、普通のサーバハウジングサービスもユーザが用意したサーバを預かり、電気やネットワーク回線などを提供すると言うサービスがありうる。まねきTVはアンテナ線の入力ができる事が問題なのだという判断があったとして、フレッツTVへの加入によってアンテナ信号の供給もストップしていた。
これだけを単純に考えると、普通のレンタルサーバ/iDC屋も影響を受けるのでは?いや全部が全部影響を受けるとは思わないけれど、どこが線引きになるのだろうか。
例えばオンデマントTVや、あるいはラジオのネット配信などを録画するソフトウエアを自分で借りたVPSにインストールしてする場合、どういう条件であれば業者が非合法として取り締まられる事になるのだろうか。
1. こう言う操作を行えば録画が出来ると宣伝していたらアウト?
2. 私的複製でもなく非合法の複製や配信が行われている事を知りながら対応しなかったらアウト?
3. 私的複製の範囲でも、事業者が行うと違法にあたる複製が行われている事を知りながら対応しなかったらアウト?
5. 利用者が家庭で使っても合法の装置でも、合法か非合法か判断しなければならず、間違えたらアウト?
6. 規約であらかじめこう言った用途には使うなよと同意をとっておらず、何らかの犯罪が発覚したらアウト?
プロバイダ責任制限法の考え方で行くならば、2なのだが、そもそもきちんとプロテクトをかけて不特定多数に配信している場合はどうなのだろうか。自宅サーバをそのままVPSに移行したようなケースだとこんなのざらだけどいちいち止めなければならないのか?
また違法になるソフトウエアはどこまでだろうか。すべて、利用者はデータを収集したり、配信したりする相手は適切にユーザ認証がされているとして
1. DRMを解除するなど現行法上で利用者も違法な行為が自社で預かっているサーバで行われていたらアウト?
2. DRM解除などを伴わず、個人が自分のパソコンで動かしている分にはまったく合法なデータ収集プログラムはアウト?
3. SparkleShare [sparkleshare.org]やSubSonic [subsonic.org]などデータシェアリングを目的とした、パーソナルクラウド的なソフトウエアはアウト?
4. 普通にファイルのアップロードとダウンロードが行えるならばすべてアウト?
まねきTVは開始した当初はすごく価値のあるサービスだったと思うけれど、今となってはあまりメリットを感じなくなってきた。もっと安いお金でストリーミング配信もできたし、デジタルテレビの普及でCSなど有料放送の利用もぐっと簡単になったし。戦ってきたまねきTVの中の人にはわるいけど。
しかしこの判決が、DC事業者に与える影響は事と次第によるとかなり甚大なのでは。
どこまでやると違法だとかどこまでが合法だとか、明確な線引きは示されたの?
おしえてえらいひと!
マジで教えて欲しい。
Re: (スコア:0)
とまぁまさにそこが曖昧なので問題のある判決だって各方面から言われてるわけです。
最高裁が何かしらの基準を示すことなく、門前払いで終わりましたので
高裁判決が以後の規範になるでしょうね。
で解釈の幅がある以上、いつ訴えられてもおかしくありません。
つかならさっさとあらゆるレンサバ、VPS、ファイルストレージサービスを訴えろよと思うんですが
費用対効果が悪いのか国内業者しか訴えられてないんですよねー。
そして海外勢に乗っ取られてから騒ぎ出す、と。
いやぁ、裁判所と政治の正義ってのはほんと素晴らしいものですね。ビバ正義。
Re: (スコア:0)
あ、ごめんなさい。最高裁の門前払いは今回で、前回自判して差し戻ししてたんですね。失礼しました。
Re: (スコア:0)
番組再送信にかかる機器の手配、設置、保守をユーザーのみが行うようになっているかいないかの問題では?
Re: (スコア:0)
その名目だとまねきTVは一応クリアしてるんですよ。
斡旋せずに機材を買わせ、回線の手配は自分でやれと。保守も壊れたらユーザが手配しなければならないみたい。
設置についてはレンサバやハウジングサービスでも自前でやれないことも多いので何とも言えませんが。
Re:一般レンタルサーバやハウジングサービスへの影響は? (スコア:2, 参考になる)
その運用は、最高裁の差し戻し判断が出た後のものではありませんか?
訴えられた当初は、まねきTVがセットアップしてた(「被上告人は、ベースステーションを分配機を介するなどして自ら管理するテレビアンテナに接続し、当該テレビアンテナで受信された本件放送がベースステーションに継続的に入力されるように設定した上、ベースステーションをその事務所に設置し、これを管理している」)はずです。
まぁ、
これ以上リスクは取れないのでやめちゃうみたいですけど。
大元の(#2327414) さんの懸念にまともにぶつかるのはMYUTA事件ですね。
クラウドコンピューティングと 著作権に関する調査研究 [bunka.go.jp]
これ、わりと論点とかよくまとまってそうです。