アカウント名:
パスワード:
真空とはいいながら、対生成しては対消滅するということを無数に繰り返して [wikipedia.org]いるんじゃないの?微視的にみれば水<->水蒸気の相変化を繰り返しているように激しく反応していても、平衡していれば安定しているように見えているだけかと。
それは仮想粒子の対生成・対消滅だから、通常の粒子の生成-消滅が平衡しているのとはわけが違う。あくまで、量子論的な揺らぎとして微小時間のエネルギーの揺らぎの中だけで許されてるだけ。
通常の粒子の対生成-対消滅だと、エネルギーは消えないので、粒子の対生成に必要なエネルギーはずっと存在し続けている。エネルギーの形態が、光-粒子対の間で変化する。
一方真空における対生成-対消滅は、エネルギーの平均値は常にゼロ(最低状態)。瞬間的に揺らぎとして正または負のエネルギーが生じているだけ。また、この仮想粒子の対生成-対消滅は、真空のエネルギーが真の基底状態であっても、偽の真空状態であってもどちらでも存在する。だから今問題になっている「現在の真空は真の真空なのか偽の真空なのか?」という議論とはちょっと別。
あえて沸騰寸前のお湯のたとえで言うなら、沸騰寸前のお湯に相当するのはギリギリ粒子の対生成が可能になる光が真空中を飛んでいる状態。飛んでいる間に粒子-反粒子対に化けたり、元の光に戻ったりをギリギリで繰り返す。
一方、仮想粒子の対生成-対消滅は、お湯のたとえで言うのなら、「お湯の一切入っていない鍋だけど、ごく短時間なら中にお湯+マイナスのお湯が現れたり消えたりしても良い」と言うもの。でも長時間じっくり観察すると、鍋の中には平均としては何もないのがわかる。マイナスのお湯ってなんなのかって?エネルギーも質量も何もかもがマイナスで、通常のお湯と合わせると何も残さず(エネルギーすら残さず)消えてしまうマイナスな何か。取り出す事は不可能。量子ゆらぎの中で幻のようにのみ存在出来る。
偽の真空ってのは、「今までお湯を冷やしに冷やしてこれが最低エネルギーの状態だと思っていたら、氷なんて言う全く別の状態がもっと低いエネルギーに隠れてやがった」とかそういう状態。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
沸騰直前の臨界状態と同じと思ってた (スコア:0)
真空とはいいながら、対生成しては対消滅するということを無数に繰り返して [wikipedia.org]いるんじゃないの?
微視的にみれば水<->水蒸気の相変化を繰り返しているように激しく反応していても、平衡していれば安定しているように見えているだけかと。
Re: (スコア:0)
それは仮想粒子の対生成・対消滅だから、通常の粒子の生成-消滅が平衡しているのとはわけが違う。
あくまで、量子論的な揺らぎとして微小時間のエネルギーの揺らぎの中だけで許されてるだけ。
通常の粒子の対生成-対消滅だと、エネルギーは消えないので、粒子の対生成に必要なエネルギーはずっと存在し続けている。エネルギーの形態が、光-粒子対の間で変化する。
一方真空における対生成-対消滅は、エネルギーの平均値は常にゼロ(最低状態)。瞬間的に揺らぎとして正または負のエネルギーが生じているだけ。
また、この仮想粒子の対生成-対消滅は、真空のエネルギーが真の基底状態であっても、偽の真空状態であってもどちらでも存在する。
だから今問題になっている「現在の真空は真の真空なのか偽の真空なのか?」という議論とはちょっと別。
Re: (スコア:0)
あえて沸騰寸前のお湯のたとえで言うなら、沸騰寸前のお湯に相当するのはギリギリ粒子の対生成が可能になる光が真空中を飛んでいる状態。飛んでいる間に粒子-反粒子対に化けたり、元の光に戻ったりをギリギリで繰り返す。
一方、仮想粒子の対生成-対消滅は、お湯のたとえで言うのなら、「お湯の一切入っていない鍋だけど、ごく短時間なら中にお湯+マイナスのお湯が現れたり消えたりしても良い」と言うもの。
でも長時間じっくり観察すると、鍋の中には平均としては何もないのがわかる。
マイナスのお湯ってなんなのかって?エネルギーも質量も何もかもがマイナスで、通常のお湯と合わせると何も残さず(エネルギーすら残さず)消えてしまうマイナスな何か。取り出す事は不可能。量子ゆらぎの中で幻のようにのみ存在出来る。
偽の真空ってのは、「今までお湯を冷やしに冷やしてこれが最低エネルギーの状態だと思っていたら、氷なんて言う全く別の状態がもっと低いエネルギーに隠れてやがった」とかそういう状態。