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「DRMでカジュアルコピーは防げるが、本格的な海賊行為は防げないじゃないか」という意見が目に付いたのでひと言。
一言で「カジュアルコピー」と言っても、PCとネットの普及によって「劣化の少ない複製品」を「不特定多数に簡単に配布」できる環境が整ってしまった結果、何の制限もかけなければ「ほぼオリジナルと同じものを誰もが無制限に複製・配布できてしまう」んですよ。そこに悪意があるかどうかなんて関係なく。
今でこそDMCAの普及によって共有サイト等にアップされたデータの削除申請に費やす労力が随分と軽減されましたが、それでも違法アップロードの
何を言っているのかちょっと分からないけど、インターネット上の海賊行為はカジュアルコピーとは違いますよ。
カジュアルコピーと称しているのは、本人あるいは家族や知人が所有している複数のデバイスにコピーする事で、それ以上に、例えば公衆送信権を侵したりしたら、そらカジュアルの範囲を超えます。
元来友人間でのCDの貸し借りなんて当たり前にやってて、気に入ったものをテープに落とす、というのも普通の事でした。劣化云々言いますが、CDをMP3に変換して平然としている一般人が、音質の劣化を問題視するとはとても思えませんね。手軽にコピーが出来るようになったな、程度です。法整備以前に、そういった習慣があったものですから、それを今さらのようにカジュアルコピーだ、なんだ、と騒いだところで、一般人には受け入れられていない、個人がプライベート空間でやってる事だから取り締まりようもない、つまり現状に即さない状況が続いているだけです。規制によってアルバムの価格が下がる、など、ユーザーのメリットがあるならともかく、一方的に不便をユーザーに押し付けるという側面がある以上、今後とも、カジュアルコピーと言う概念が社会的合意を得る可能性は低いでしょうね。どうしても好きなアーティストの作品を買うために、渋々DRMを受け入れるファンは多いでしょうが、諸手を挙げて歓迎されてる、なんて考えない事です。
カジュアルコピーを問題と捉え、規制を掛けるのは勝手ですが、不便極まりない商品を選択するか否かも、ユーザーの勝手な訳です。
DRMの問題点を簡単に言ってしまえば、人を殺せない代わりに、釘打つのに今までの30倍叩かなければいけない金槌を買う気になりますか、ってことでしょう。
DRM反対の人、つまり不便を受け入れず離れて行ったユーザーや、ユーザーサイドに立ってDRMフリーで提供する著作者、を恨むより、製作側の利益のための不便を受け入れてまでも支えてくれるファンを大切に思う方が、よほど建設的に思いますがね。
DRM付きコンテンツは安いですからね、私はもろ手を挙げて歓迎しています月に1000円も払えば消化しきれないほど買えてしまうDRMを支持する人がたくさんいるからこそですよね
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
「カジュアルコピー」を軽く考えないでほしい (スコア:5, すばらしい洞察)
「DRMでカジュアルコピーは防げるが、本格的な海賊行為は防げないじゃないか」という意見が目に付いたのでひと言。
一言で「カジュアルコピー」と言っても、PCとネットの普及によって「劣化の少ない複製品」を「不特定多数に簡単に配布」できる環境が整ってしまった結果、何の制限もかけなければ「ほぼオリジナルと同じものを誰もが無制限に複製・配布できてしまう」んですよ。
そこに悪意があるかどうかなんて関係なく。
今でこそDMCAの普及によって共有サイト等にアップされたデータの削除申請に費やす労力が随分と軽減されましたが、それでも違法アップロードの
Re:「カジュアルコピー」を軽く考えないでほしい (スコア:1)
何を言っているのかちょっと分からないけど、インターネット上の海賊行為はカジュアルコピーとは違いますよ。
カジュアルコピーと称しているのは、本人あるいは家族や知人が所有している複数のデバイスにコピーする事で、それ以上に、例えば公衆送信権を侵したりしたら、そらカジュアルの範囲を超えます。
元来友人間でのCDの貸し借りなんて当たり前にやってて、気に入ったものをテープに落とす、というのも普通の事でした。劣化云々言いますが、CDをMP3に変換して平然としている一般人が、音質の劣化を問題視するとはとても思えませんね。手軽にコピーが出来るようになったな、程度です。
法整備以前に、そういった習慣があったものですから、それを今さらのようにカジュアルコピーだ、なんだ、と騒いだところで、一般人には受け入れられていない、個人がプライベート空間でやってる事だから取り締まりようもない、つまり現状に即さない状況が続いているだけです。
規制によってアルバムの価格が下がる、など、ユーザーのメリットがあるならともかく、一方的に不便をユーザーに押し付けるという側面がある以上、今後とも、カジュアルコピーと言う概念が社会的合意を得る可能性は低いでしょうね。
どうしても好きなアーティストの作品を買うために、渋々DRMを受け入れるファンは多いでしょうが、諸手を挙げて歓迎されてる、なんて考えない事です。
カジュアルコピーを問題と捉え、規制を掛けるのは勝手ですが、不便極まりない商品を選択するか否かも、ユーザーの勝手な訳です。
DRMの問題点を簡単に言ってしまえば、人を殺せない代わりに、釘打つのに今までの30倍叩かなければいけない金槌を買う気になりますか、ってことでしょう。
DRM反対の人、つまり不便を受け入れず離れて行ったユーザーや、ユーザーサイドに立ってDRMフリーで提供する著作者、を恨むより、製作側の利益のための不便を受け入れてまでも支えてくれるファンを大切に思う方が、よほど建設的に思いますがね。
Re: (スコア:0)
DRM付きコンテンツは安いですからね、私はもろ手を挙げて歓迎しています
月に1000円も払えば消化しきれないほど買えてしまう
DRMを支持する人がたくさんいるからこそですよね