補足。 印刷した時の見栄えの良さのために、文頭の Th は T の横線と h と縦線をくっつけた専用の活字を使う、という程度であれば、活字時代が始まったときからやっていますね。パソコンの初期のワープロソフトでは、それができなかったですが、DTP用のソフトでは、もちろん当然の機能として入っていました。Tとhが繋がっていないのはいいとして、fineなど f と i が並んでいる時に、fの上端の丸い飾りと i の点がひとまとまりになっていないのを見て、等幅フォントならともかく、プロポーショナルなフォントを使うときには近接した文字を合字にしないとイマイチだなぁ なんて思ったものです。
the を表す文字 (スコア:2)
新しい文字を作らなくても、「其」でいいじゃん。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
Ðis story implies Ꜹstralian people don't understand what ðe Latin alphabet is like. Why not use ð or þ?
Re:the を表す文字 (スコア:1)
古い看板なんかで「The」の代わりに「Ye」などと書かれているものがあるのはその名残だそうです。
Re: (スコア:0)
紛らわしいからというのもありますが、もっと政治的というか宗教的な理由として、ラテン文字以外の独自の文字を使っていたことに対して、そういうものはよくないという圧力もあったようです。Yを紛らわしいから廃止したというより、まず、廃止というか暗黙の使用禁止があって、しかたなく形の似たYで代用したけれど、発音としてはぜんぜん違うので、最終的にthになったと。それならそれで、そこで、Æのような合字にすればよさそうなものですが、それを作れなかったのも、一節によればやっぱり、「そんな文字はラテン語にない」というせいだったりします
Re:the を表す文字 (スコア:1)
その理屈からいくと、yはセディーユ付きのvですよ。ラテン語には存在しません。
ßは発音すればわかりますが、s+zです。カタカナで言うとエスツェット。左側がsなのはおっしゃる通りですが、右側は筆記体のz(アラビア数字の3みたいな文字で、ギリシャ文字のζが元)です。
ラテン文字化するとき、各国は、ラテン語で全く使っていなくても、ギリシャ語にあれば認める、という変なルールをほぼ採用しています。だから、thornとかは、Θ/θが元の文字です。
Re:the を表す文字 (スコア:1)
thorn(Þ, þ)の由来はルーン文字(ルーン, futhark)の3番目の文字です。ちょうどÞを直線で描いたような文字でした。
もっともルーン自体もローマ字やギリシア文字を真似たものがほとんどですので、もしかするとΘやΦが大元と言うことはあるかも知れませんが。
因みにYやZはギリシア語からの借用語のためにラテン語でも用いられていました。
むしろゲルマン語のために作られたWの方が気持ち悪いと思います。
Re: (スコア:0)
J, Uあたりもなかったはず。
もしかして j もセディーユ付き i なの?
Re: (スコア:0)
補足。
印刷した時の見栄えの良さのために、文頭の Th は T の横線と h と縦線をくっつけた専用の活字を使う、という程度であれば、活字時代が始まったときからやっていますね。パソコンの初期のワープロソフトでは、それができなかったですが、DTP用のソフトでは、もちろん当然の機能として入っていました。Tとhが繋がっていないのはいいとして、fineなど f と i が並んでいる時に、fの上端の丸い飾りと i の点がひとまとまりになっていないのを見て、等幅フォントならともかく、プロポーショナルなフォントを使うときには近接した文字を合字にしないとイマイチだなぁ なんて思ったものです。