by
Anonymous Coward
on 2013年07月18日 17時11分
(#2423703)
有償販売している有償著作物を違法公開、違法ダウンロードする輩が、なぜ減らんのかねえ。
オスロ大学元教授の Olav Torvund さんによれば、「合法的なサービスがぼったくり価格でクソ使いにくいから」です。
いや、そんなひどい言い方してないけど。
“When you have a good legitimate offer, the people will use it,” says Olav Torvund, former law professor at the University of Oslo.
“There is no excuse for illegal copying, but when you get an offer that does not cost too much and is easy to use, it is less interesting to download illegally.”
日本の場合 (スコア:0)
エルマークが発行された正規サービスのサイトが1,448サイトもある。(http://www.riaj.or.jp/lmark/index.html)
でも、価格が高いためなのか、変なヒロイズムによるものなのか、違法公開が後を絶たない。
これ見よがしに、音楽ファイルの不正アップロードを行なった25名の情報開示請求を実施(http://www.riaj.or.jp/release/2013/pr130718.html)したりもしている。
有償販売している有償著作物を違法公開、違法ダウンロードする輩が、なぜ減らんのかねえ。
Re:日本の場合 (スコア:2, すばらしい洞察)
オスロ大学元教授の Olav Torvund さんによれば、「合法的なサービスがぼったくり価格でクソ使いにくいから」です。
いや、そんなひどい言い方してないけど。
「合法的に良いサービスが提供されるなら、人々はそれを使うものですよ。」
「いかなる場合でも違法コピーは正当化できるものではありませんが、高すぎず使いやすいサービスがあれば、違法なダウンロードへの興味は薄れるものです。」
Re: (スコア:0)
いくら合法サービスが良くなっても、
無料で落とそうとする人はなくなりはしないでしょ。
比率として多少は少なくなるだろうけど。
高いが安いになっても、安いと無料の間の壁を無料側から超えてくる人はそういない。
結局「捕まるのが嫌だから」を動機にするしかない。
Re:日本の場合 (スコア:1)
タレコミが省略しすぎてぜんぜん伝わらないけど、
これはSpotifyを使ってる人が47%いて、うち半数が「有料のプレミアム会員オプション」をつけてるということね。
半数は壁を超えてんです。残り半分は「広告付きで無料」にとどまってる。
まぁ「オレは広告無しで無料を目指す。逮捕のリスクと、違法ファイル探しの労力その他諸々のコストを支払ってもだ!」って人はいるかもしんないけどさぁ。「ちょっとバイトすりゃそのカネで音楽聴き放題なのに、違法ファイル探しなんてバカらしいわ」って状態で、わざわざそれ続ける人はもう既に「捕まるのが嫌」なんて道理には従わない気がするよ。
Re: (スコア:0)
日本の場合は、金を払うための手続きが面倒、って層が一定数いるのも一因じゃないかな。クレカ嫌いも多いし。
Re: (スコア:0)
日本だと聴き放題でプリペイドカードが使えるのはauのKKBOX [kkbox.com](WebMoneyで90日2940円)ぐらいですね。ほかの聴き放題はクレジットカードが必要です。
聴き放題でないならAppleのiTunesやらなにやら結構あるのですが。
Re: (スコア:0)
ある程度大人になると、違法サイトで探すほうが面倒なんだよねえ。
Re: (スコア:0)
ちなみに日本レコード協会発表の音楽ソフトの売上統計(http://www.riaj.or.jp/release/2013/pr130403.html)が出ている。
売り上げの減少は、どちらかというと、10代、20代の若者人口の減少によるものが一番影響が大きいのではないかと思う。
あとは、少数のトップアーチストの寡占化だろうね。アイドル系の歌謡曲だって、2極とか3極に集中していたらダメだろうなあ。もっと多様化しないと、これ以上、売り上げ伸びないだろうね。