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WCPは20MHz+10MHzを束ねた高速サービスを提供できるけど、UQは10MHzの低速サービスしか提供出来ないんだよな。不公平じゃね?
WCP寄りな意見であることを始めに断っておきます。
現在UQが2595∼2625MHzの30MHz幅、WCPが2545∼2575MHzの30MHz幅という割り当てで、2545∼2555MHzは2014年末まで屋外利用が制限されている。新規割り当て分が2625∼2650MHzのうち20MHz幅。んで報道どおりとすると、UQが30+20、WCPが30+0。顧客数の多寡という基準にどういうバイアスをかけているか判らないけど、この割り当てが行われれば帯域幅≒サービス水準であるBWAでは致命的な差になる、というのがソフトバンク側の主張。
UQは10MHzの低速サービスしか提供出来ないんだよな。
UQのロードマップよれば、遠くない将来にほぼすべての帯域でWiMAX2+をサービスすることになる (平成27年度末には既存周波数向け基地局の98%が高度化する)。ただUQの割り当て申請時にも突っ込まれてたけど、高度化サービスが既存サービスと互換性が無いから新しい帯域をおくれという内容だった。3G各社はUMTSバンドを割いてFDD-LTE化してサービスを移行させようとしている (イー・アクセスのDC-HSDPA側の速度低下は記憶に新しいところ) が、UQがこれと同じことを行えないはずはないと思うんだけど。例えば、新規10MHzでWiMAX2+を開始、既存30MHzを適当なタイミングで10MHzづつ高度化する、でもいいはず。更に言えば最初からWiMAX20、WiMAX2+20でも構わないのでは。# WiMAXは10MHzチャンネルで40Mbpsサービスなので、著しいサービス低下にはならないはず。
無論優位の割り当て計画を提出したUQと差を付けるべきという考えはあると思う。ただ20:0の差が出るほどの内容なのかは疑問、というのが個人的感想。
>無論優位の割り当て計画を提出したUQと差を付けるべきという考えはあると思う。ただ20:0の差が出るほどの内容なのかは疑問、というのが個人的感想。既存帯域とユーザー数推移からすると、妥当だと思うんだけど。WCPはUQの半分もユーザーが居ないのだから帯域的に余裕が有る筈。
今回の割り当ては帯域逼迫に伴う追加割り当てではなく、高度化に伴うものです (まあ実際はモバHO!跡地の割り当てなんですが)。宮川氏は (40MHzシステムで) 下り740Mbpsを目指す [twitter.com] (仕様的には8x8 MIMO@40MHzで900Mbps [xgpforum.com]) としていますが、この最大性能に帯域幅が直結します。WiMAX2+の予定が公表されていない(!)ので単純に比較は出来ませんが…。# ちなみにAXGPは20MHz幅で上下1:3の比率での運用で、下り110Mbps。WiMAXは10MHz幅の上下1:2で下り40Mbpsかな。
無論、帯域逼迫に伴う追加割り当てはユーザー数が目安になりますが、基準は予め示されます(1.7GHz帯の場合、1MHzあたり50万ユーザー~ [atwiki.jp]、のように)。
>WiMAX2+の予定が公表されていない(!)ので単純に比較は出来ませんが…。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000240660.pdf [soumu.go.jp]の、最後のページ(参考5)が、総務省に提示した予定スケジュールではないかと。今年の9月末には開始予定ですね。# 基地局数・エリアは書いてないけど。
WCPのプランは同一バンドでのキャリアアグリゲーション前提とか、かなり無理やりな展開ですね。コスト的に絶対に本気でやる訳がないと思いますが。
元々、今回の割り当て自体は、3~4年前からWiMAX2の実証実験とかしつつ調整されてきた話なので、それに対して、突然出てきて平等じゃないとかいうのは、かなり筋が違うというか、独自で技術開発しない故の身勝手な正義だろう、という感じですね。
今回の割り当て自体は、3~4年前からWiMAX2の実証実験とかしつつ 調整されてきた話なので、それに対して、突然出てきて平等じゃないとかいう
これ、本当ですか? 割り当て前にWiMAX2 (WiMAX Release 2.0のこと?) 前提とかは普通はないし、それこそ問題視される事だと思いますが。
あと、UQが追加帯域で導入しようとしているのはWiMAX Release2.1であり、WiMAX Release2そのものではありません。各 [wirelesswire.jp] 所 [ascii.jp]でも報道されている通り、WiMAX系統の技術というよりTD-LTEそのものかそれに近いものであると看做されています。WiMAX Release2.1 Additional Elements (TD-LTE互換部分) をわざわざ追加で技術的条件として確認したこと、既存サービスとは別帯域で実施というの発表をすなおに受け取るなら、高度化というより「移行」に近いという見方ができます。XGP→AXGPと同じ構図。
WCPのプランは同一バンドでのキャリアアグリゲーション前提とか、かなり 無理やりな展開ですね
キャリアアグリケーション技術の導入は高度化BWAの前提です。するかしないかは貴方個人の観測ですよね。
そろそろ、独自技術であるということはこの手のコンペでは減点対象にして欲しいですね。(元) PHS信者に多いんですが、導入例が少ないものを国際規格呼ばわりして欲しくないです。他コメントでも書きましたが、わざわざ国際規格を参照しつつ独自をアピールするBWAは、官僚やオペレーターの面子ばかりが優先していて、ユーザー側のメリットという視点が無い。
>ただUQの割り当て申請時にも突っ込まれてたけど、高度化サービスが既存サービスと互換性が無いから新しい帯域をおくれという内容だった。
失敗した企業を、国策で救うというのは競争促進政策として正しいでしょう。KDDIはCDMA2000、MediaFLOに引き続き、WiMAXでも負け規格を選択してしまいましたが、つぶれてしまうと国の競争政策上よくない。3キャリア残すためには、多少保護政策的であっても、UQに割り当てざるを得ないと思います。
ただ、WiMAX2.1(WiMAX2+)自体が、絵に描いた餅で終わってしまいそうな雰囲気ではありますが、そこは国民の共有資産を預かったわけですから、KDDI/UQが世界を主導してWiMAX2.1をまとめ上げてくれるでしょう。
WiMAXという失敗の「救済」だと、いつかはWCPを「救済」しないといけなくなっちゃいそうですね。ソフトバンク側はそこらの種まきをしているのでしょうが…。
仮に、アイピーモバイル跡地 (2.0GHz帯TDDバンド15MHz幅、LTEではバンド34) をセットにして割り当てるという考え方もあったと思います。ただバンド34はバンド1、2.1GHz帯の上下にはさまれる、使いづらそうな場所にあります。幅だけなら25と15という考えも出来ますが、それ以外の価値が異なってくる。3.4GHz~帯にTDDの確保を要求するとかも出てきそうで。
ところで余談ですが。
ただ、WiMAX2.1(WiMAX2+)自体が、絵に描いた餅で終わってしまいそうな雰囲気ではありますが、 そこは国民の共有資産を預かったわけですから、KDDI/UQが世界を主導してWiMAX2.1をまとめ上げてくれるでしょう。
WCPのAXGPに対しても同じことが言えるのですが、TD-LTEそのものの導入はきちんと要求すべきだと思います。AXGPもWiMAX2.1も「ベースにするが完全互換ではない」ことになりますが、これがそのまま障壁となり、ユーザーの利便性に跳ね返ってきてしまいます。
AXGPはTD-LTE100%互換だとグループ総帥がおっしゃられています.
>WCPのAXGPに対しても同じことが言えるのですが、TD-LTEそのものの導入はきちんと要求すべきだと思います。>AXGPもWiMAX2.1も「ベースにするが完全互換ではない」ことになりますが、これがそのまま障壁となり、ユーザーの利便性に跳ね返ってきてしまいます。
AXGPは歴史的由来の名前だけで、実態はTDD-LTEそのものでしょう。推測ですが、2013 1Qに、全域で速度低下していたってやつが、TDD-LTEと非互換の残る古いコア装置を、一般的なTDD-LTEのコア装置に入れ替えていたんじゃないでしょうか。
WiMAX2.1は、Intelは逃げ腰
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
ソフトバンクの主張の通りなら (スコア:0)
WCPは20MHz+10MHzを束ねた高速サービスを提供できるけど、UQは10MHzの低速サービスしか提供出来ないんだよな。
不公平じゃね?
Re:ソフトバンクの主張の通りなら (スコア:3, 参考になる)
WCP寄りな意見であることを始めに断っておきます。
現在UQが2595∼2625MHzの30MHz幅、WCPが2545∼2575MHzの30MHz幅という割り当てで、2545∼2555MHzは2014年末まで屋外利用が制限されている。新規割り当て分が2625∼2650MHzのうち20MHz幅。んで報道どおりとすると、UQが30+20、WCPが30+0。顧客数の多寡という基準にどういうバイアスをかけているか判らないけど、この割り当てが行われれば帯域幅≒サービス水準であるBWAでは致命的な差になる、というのがソフトバンク側の主張。
UQのロードマップよれば、遠くない将来にほぼすべての帯域でWiMAX2+をサービスすることになる (平成27年度末には既存周波数向け基地局の98%が高度化する)。ただUQの割り当て申請時にも突っ込まれてたけど、高度化サービスが既存サービスと互換性が無いから新しい帯域をおくれという内容だった。3G各社はUMTSバンドを割いてFDD-LTE化してサービスを移行させようとしている (イー・アクセスのDC-HSDPA側の速度低下は記憶に新しいところ) が、UQがこれと同じことを行えないはずはないと思うんだけど。例えば、新規10MHzでWiMAX2+を開始、既存30MHzを適当なタイミングで10MHzづつ高度化する、でもいいはず。更に言えば最初からWiMAX20、WiMAX2+20でも構わないのでは。
# WiMAXは10MHzチャンネルで40Mbpsサービスなので、著しいサービス低下にはならないはず。
無論優位の割り当て計画を提出したUQと差を付けるべきという考えはあると思う。ただ20:0の差が出るほどの内容なのかは疑問、というのが個人的感想。
Re: (スコア:0)
>無論優位の割り当て計画を提出したUQと差を付けるべきという考えはあると思う。ただ20:0の差が出るほどの内容なのかは疑問、というのが個人的感想。
既存帯域とユーザー数推移からすると、妥当だと思うんだけど。
WCPはUQの半分もユーザーが居ないのだから帯域的に余裕が有る筈。
Re:ソフトバンクの主張の通りなら (スコア:2)
今回の割り当ては帯域逼迫に伴う追加割り当てではなく、高度化に伴うものです (まあ実際はモバHO!跡地の割り当てなんですが)。宮川氏は (40MHzシステムで) 下り740Mbpsを目指す [twitter.com] (仕様的には8x8 MIMO@40MHzで900Mbps [xgpforum.com]) としていますが、この最大性能に帯域幅が直結します。WiMAX2+の予定が公表されていない(!)ので単純に比較は出来ませんが…。
# ちなみにAXGPは20MHz幅で上下1:3の比率での運用で、下り110Mbps。WiMAXは10MHz幅の上下1:2で下り40Mbpsかな。
無論、帯域逼迫に伴う追加割り当てはユーザー数が目安になりますが、基準は予め示されます(1.7GHz帯の場合、1MHzあたり50万ユーザー~ [atwiki.jp]、のように)。
Re: (スコア:0)
>WiMAX2+の予定が公表されていない(!)ので単純に比較は出来ませんが…。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000240660.pdf [soumu.go.jp]
の、最後のページ(参考5)が、総務省に提示した予定スケジュールではないかと。
今年の9月末には開始予定ですね。
# 基地局数・エリアは書いてないけど。
WCPのプランは同一バンドでのキャリアアグリゲーション前提とか、かなり
無理やりな展開ですね。コスト的に絶対に本気でやる訳がないと思いますが。
元々、今回の割り当て自体は、3~4年前からWiMAX2の実証実験とかしつつ
調整されてきた話なので、それに対して、突然出てきて平等じゃないとかいうのは、
かなり筋が違うというか、独自で技術開発しない故の身勝手な正義だろう、という
感じですね。
Re:ソフトバンクの主張の通りなら (スコア:1)
これ、本当ですか? 割り当て前にWiMAX2 (WiMAX Release 2.0のこと?) 前提とかは普通はないし、それこそ問題視される事だと思いますが。
あと、UQが追加帯域で導入しようとしているのはWiMAX Release2.1であり、WiMAX Release2そのものではありません。各 [wirelesswire.jp] 所 [ascii.jp]でも報道されている通り、WiMAX系統の技術というよりTD-LTEそのものかそれに近いものであると看做されています。WiMAX Release2.1 Additional Elements (TD-LTE互換部分) をわざわざ追加で技術的条件として確認したこと、既存サービスとは別帯域で実施というの発表をすなおに受け取るなら、高度化というより「移行」に近いという見方ができます。XGP→AXGPと同じ構図。
キャリアアグリケーション技術の導入は高度化BWAの前提です。するかしないかは貴方個人の観測ですよね。
そろそろ、独自技術であるということはこの手のコンペでは減点対象にして欲しいですね。(元) PHS信者に多いんですが、導入例が少ないものを国際規格呼ばわりして欲しくないです。他コメントでも書きましたが、わざわざ国際規格を参照しつつ独自をアピールするBWAは、官僚やオペレーターの面子ばかりが優先していて、ユーザー側のメリットという視点が無い。
失敗の救済 (スコア:0)
>ただUQの割り当て申請時にも突っ込まれてたけど、高度化サービスが既存サービスと互換性が無いから新しい帯域をおくれという内容だった。
失敗した企業を、国策で救うというのは競争促進政策として正しいでしょう。
KDDIはCDMA2000、MediaFLOに引き続き、WiMAXでも負け規格を選択してしまいましたが、
つぶれてしまうと国の競争政策上よくない。
3キャリア残すためには、多少保護政策的であっても、UQに割り当てざるを得ないと思います。
ただ、WiMAX2.1(WiMAX2+)自体が、絵に描いた餅で終わってしまいそうな雰囲気ではありますが、
そこは国民の共有資産を預かったわけですから、KDDI/UQが世界を主導してWiMAX2.1をまとめ上げてくれるでしょう。
Re:失敗の救済 (スコア:1)
WiMAXという失敗の「救済」だと、いつかはWCPを「救済」しないといけなくなっちゃいそうですね。ソフトバンク側はそこらの種まきをしているのでしょうが…。
仮に、アイピーモバイル跡地 (2.0GHz帯TDDバンド15MHz幅、LTEではバンド34) をセットにして割り当てるという考え方もあったと思います。ただバンド34はバンド1、2.1GHz帯の上下にはさまれる、使いづらそうな場所にあります。幅だけなら25と15という考えも出来ますが、それ以外の価値が異なってくる。3.4GHz~帯にTDDの確保を要求するとかも出てきそうで。
ところで余談ですが。
WCPのAXGPに対しても同じことが言えるのですが、TD-LTEそのものの導入はきちんと要求すべきだと思います。AXGPもWiMAX2.1も「ベースにするが完全互換ではない」ことになりますが、これがそのまま障壁となり、ユーザーの利便性に跳ね返ってきてしまいます。
Re: (スコア:0)
AXGPはTD-LTE100%互換だとグループ総帥がおっしゃられています.
Re: (スコア:0)
>WCPのAXGPに対しても同じことが言えるのですが、TD-LTEそのものの導入はきちんと要求すべきだと思います。
>AXGPもWiMAX2.1も「ベースにするが完全互換ではない」ことになりますが、これがそのまま障壁となり、ユーザーの利便性に跳ね返ってきてしまいます。
AXGPは歴史的由来の名前だけで、実態はTDD-LTEそのものでしょう。
推測ですが、2013 1Qに、全域で速度低下していたってやつが、TDD-LTEと非互換の残る古いコア装置を、
一般的なTDD-LTEのコア装置に入れ替えていたんじゃないでしょうか。
WiMAX2.1は、Intelは逃げ腰