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今回、異常が検知されたのは、機体の姿勢。イプシロンの発射後の姿勢制御は、電動アクチュエータを用いた可動ノズル推力方向制御で行っている。イメージとしては制御できないくらい勢いよく吹いている消防ホースを地面に向けて宙に浮こうとしている感じ。しかも固体燃料なので流量にムラがある。ということで姿勢制御に関してはかなり繊細みたい。
(大出力小型電動モータや大電力インバータ、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、大容量アルミ電解コンデンサ等が必要。)
ロケットによくついているサイドの羽で方向制御するかと思ってた。
イプシロンの固体燃料は酸化剤 過塩素酸アンモニウム 68%燃料剤 末端水酸基ポリブタジエン 14%助燃材 アルミニウム粉末 18%で、もうもうと白い煙を吐く。大型の戦略ミサイルに使用される無煙性 固体燃料推進剤のHMX(プラスチック爆薬の成分)や開発中のC6H6N6(NO2)6でないので、軍用ではないったらないの!http://ja.wikipedia.org/wiki/SRB-A#cite_note-4 [wikipedia.org]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BA%E4%BD%93%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%8... [wikipedia.org]http://www.fnn-news.com/news/headlines/category00.html [fnn-news.com]
先月のJAXA相模原の一般公開の時に、常設屋外展示ロケット前で、固体ロケットのモーター切り離し手順と姿勢制御の話を聞いたような。。。疲れと、頭の飽和で覚えきれなかったです(以下脱線)。
記憶に残った話は、そのとき偶然に、JAXAの説明員の方と話していた、固体燃料に関連ある会社らしきおじさんから話を聞かせてもらいました。「製造にはとても気を遣っている」と。品質管理と、作業の安全性の2つの点で、との事でした。タイヤみたいなゴム材とか、アルミ粉末が爆発する話をされていましたが、こんな燃えやすくて爆発する材料の3点盛りでは、それは緊張するでしょうね。
?と思ったけど、ああ、特定の国から「無慈悲な軍事ミサイルに転用できるものを作ってる」とか言われてんのかな。観光客に見せて(中には「外国人」もいるだろう)打ち上げしてんのに、自分がそうだと他人もそうだと思うのか。
かの国も前回の「衛星の打ち上げ」は海外メディアに公開してましたし、おおっぴらであることが非軍事だとは思えないのでしょう。
かの国でも真実を知るのは将軍さまとその取り巻きだけで、一般人は平和利用のミサイルに外国が言いがかりをつけているとか本気で信じ込んでるんでね。我が国と同じように。
>朝鮮日報は打ち上げ中止を28日付1面で報じ、掲載写真について「ICBM転用可能な日本ロケット」>などと表現した。>別のページでは、「ICBMと同じ固体燃料を使っており、武器に転用できる」と“解説”している。http://sankei.jp.msn.com/world/news/130828/kor13082822060004-n1.htm [msn.com]
使用している固体燃料の種類が何であろうと、イプシロンロケットは軍用に転用しようと思えば転用可能です軍用では無かろうと、高性能の固体燃料ロケットを保有しているということは弾道ミサイルの基礎技術を持っているということになります
#打ち上げ時に搭載機器の電源をオンにした瞬間にノイズが出たとか、打ち上げ後にしか必要の無い無駄なデータを吐き出したとかでトラブルになった事例は過去にもあったような..... まあ、初回なんだからこれくらいのことでガタガタ騒ぐことは無いでしょう
>軍用に転用しようと思えば転用可能です
そりゃ紙でも鉛筆でも転用は可能だろうw
@mariscontactさん [srad.jp]ですか? こんなところまでわざわざおつかれさまです。
> ロケットによくついているサイドの羽で方向制御するかと思ってた。
対流圏と成層圏入口までだったら大気を当てにした制御も、できないこともないのでしょうが……あ、いや、すぐに超音速になるんだろうから、あのサイズでは難しいか?
ロケットの羽根は、姿勢制御じゃなく姿勢安定用ですね。
矢羽根と同じく、後ろに風を受けるものをつけると安定してまっすぐ飛べます。斜めになると羽根に風が当たってまっすぐなる方にフィードバックがかかる。
ロケットの場合、羽根を若干斜めにして回転かかるようにしているものもあります。気象観測用などの制御を簡略化しているものは、回転によるスピン安定でまっすぐ飛んでいきます。ライフルの弾丸がまっすぐ飛ぶのと同じですね。最初にスピンかけておけば、大気が無くても安定が継続するので昔から使われてる方法です。
いずれにしろ、中~大型ロケットではほぼ使用しません。
羽根を動的に動かして姿勢制御する方法も無いとはいいませんが、どちらかというとミサイル技術かな。弾道弾ではなく、大気内で機動が必要な対空・対地・対艦ミサイル。ミサイルの場合、短時間で燃焼が終わり、誘導中は惰性で飛んでるだけってこともあるので、動翼による姿勢制御が必要です。弾道弾については、宇宙/観測ロケットと同じと考えて良いです。
金がかかる宇宙開発をなぜやるかというと、軍事的にも重要だからでしょ。ロケットがそのままミサイルになるかというと違うかもしれないが、軍事目的に使えるポテンシャルを持っておくという広い意味では軍事目的と言ってもいい。
だけど日本では素直にそう言えないから夢だのロマンだの苦しい詭弁が幅を利かせるんだよ。素直に軍事用だと言えれば予算もずーっと取りやすくなるのに
と言う事で、世の中の全ての出来事は軍事目的で行われていると
「無煙じゃないから軍用で無い」ってのは無理が無いか?現状では無煙であっても探知可能だから無理に無煙にする意義は無い。どうせターゲット近辺に落ちて来る時に噴射している訳でも無いし。報復用と定義付すれば隠れて使う理由も少ない。
逆に、保存性や打ち上げの簡易性を謳うのであれば、それは軍事用途的に凄く利点が大きいと言うのは理解して居た方が良いのじゃ。ま、テポドンの10倍以上は軍用に使い易いってのはあちっこっちの人が保証してくれることでしょう。というか、その程度の評価も出来ないなら軍事を語るのはどうかと思う。軍事を語っているフリして政治を語っている(もしくは金計算)ってのも良くある話ではあるが。
えぇ!? 無煙焼肉も軍用!
敵歩兵を臭いでおびき寄せて一斉に捕獲するための兵器です
>軍用ではないったらないの!ってネタだと思ったけど
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
イプシロンの発射後の姿勢制御 (スコア:3, 参考になる)
今回、異常が検知されたのは、機体の姿勢。
イプシロンの発射後の姿勢制御は、電動アクチュエータを用いた可動ノズル推力方向制御で行っている。イメージとしては制御できないくらい勢いよく吹いている消防ホースを地面に向けて宙に浮こうとしている感じ。しかも固体燃料なので流量にムラがある。
ということで姿勢制御に関してはかなり繊細みたい。
(大出力小型電動モータや大電力インバータ、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、大容量アルミ電解コンデンサ等が必要。)
ロケットによくついているサイドの羽で方向制御するかと思ってた。
イプシロンの固体燃料は
酸化剤 過塩素酸アンモニウム 68%
燃料剤 末端水酸基ポリブタジエン 14%
助燃材 アルミニウム粉末 18%
で、もうもうと白い煙を吐く。
大型の戦略ミサイルに使用される無煙性 固体燃料推進剤の
HMX(プラスチック爆薬の成分)や開発中のC6H6N6(NO2)6でないので、
軍用ではないったらないの!
http://ja.wikipedia.org/wiki/SRB-A#cite_note-4 [wikipedia.org]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BA%E4%BD%93%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%8... [wikipedia.org]
http://www.fnn-news.com/news/headlines/category00.html [fnn-news.com]
Re:イプシロンの発射後の姿勢制御 (スコア:2)
先月のJAXA相模原の一般公開の時に、常設屋外展示ロケット前で、固体ロケットのモーター切り離し手順と姿勢制御の話を聞いたような。。。疲れと、頭の飽和で覚えきれなかったです(以下脱線)。
記憶に残った話は、そのとき偶然に、JAXAの説明員の方と話していた、固体燃料に関連ある会社らしきおじさんから話を聞かせてもらいました。
「製造にはとても気を遣っている」と。品質管理と、作業の安全性の2つの点で、との事でした。タイヤみたいなゴム材とか、アルミ粉末が爆発する話をされていましたが、こんな燃えやすくて爆発する材料の3点盛りでは、それは緊張するでしょうね。
Re: (スコア:0)
?と思ったけど、
ああ、特定の国から「無慈悲な軍事ミサイルに転用できるものを作ってる」とか言われてんのかな。
観光客に見せて(中には「外国人」もいるだろう)打ち上げしてんのに、
自分がそうだと他人もそうだと思うのか。
Re: (スコア:0)
かの国も前回の「衛星の打ち上げ」は海外メディアに公開してましたし、
おおっぴらであることが非軍事だとは思えないのでしょう。
Re: (スコア:0)
かの国でも真実を知るのは将軍さまとその取り巻きだけで、一般人は平和利用のミサイルに外国が言いがかりをつけているとか本気で信じ込んでるんでね。我が国と同じように。
Re: (スコア:0)
>朝鮮日報は打ち上げ中止を28日付1面で報じ、掲載写真について「ICBM転用可能な日本ロケット」
>などと表現した。
>別のページでは、「ICBMと同じ固体燃料を使っており、武器に転用できる」と“解説”している。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130828/kor13082822060004-n1.htm [msn.com]
Re: (スコア:0)
使用している固体燃料の種類が何であろうと、イプシロンロケットは軍用に転用しようと思えば転用可能です
軍用では無かろうと、高性能の固体燃料ロケットを保有しているということは弾道ミサイルの基礎技術を持っているということになります
#打ち上げ時に搭載機器の電源をオンにした瞬間にノイズが出たとか、打ち上げ後にしか必要の無い無駄なデータを吐き出したとかでトラブルになった事例は過去にもあったような..... まあ、初回なんだからこれくらいのことでガタガタ騒ぐことは無いでしょう
Re: (スコア:0)
>軍用に転用しようと思えば転用可能です
そりゃ紙でも鉛筆でも転用は可能だろうw
Re: (スコア:0)
@mariscontactさん [srad.jp]ですか? こんなところまでわざわざおつかれさまです。
Re: (スコア:0)
> ロケットによくついているサイドの羽で方向制御するかと思ってた。
対流圏と成層圏入口までだったら大気を当てにした制御も、できないこともないのでしょうが……
あ、いや、すぐに超音速になるんだろうから、あのサイズでは難しいか?
Re:イプシロンの発射後の姿勢制御 (スコア:3, 参考になる)
ロケットの羽根は、姿勢制御じゃなく姿勢安定用ですね。
矢羽根と同じく、後ろに風を受けるものをつけると安定してまっすぐ飛べます。
斜めになると羽根に風が当たってまっすぐなる方にフィードバックがかかる。
ロケットの場合、羽根を若干斜めにして回転かかるようにしているものもあります。
気象観測用などの制御を簡略化しているものは、回転によるスピン安定でまっすぐ飛んでいきます。
ライフルの弾丸がまっすぐ飛ぶのと同じですね。
最初にスピンかけておけば、大気が無くても安定が継続するので昔から使われてる方法です。
いずれにしろ、中~大型ロケットではほぼ使用しません。
羽根を動的に動かして姿勢制御する方法も無いとはいいませんが、どちらかというとミサイル技術かな。
弾道弾ではなく、大気内で機動が必要な対空・対地・対艦ミサイル。
ミサイルの場合、短時間で燃焼が終わり、誘導中は惰性で飛んでるだけってこともあるので、動翼による姿勢制御が必要です。
弾道弾については、宇宙/観測ロケットと同じと考えて良いです。
Re: (スコア:0)
金がかかる宇宙開発をなぜやるかというと、軍事的にも重要だからでしょ。
ロケットがそのままミサイルになるかというと違うかもしれないが、
軍事目的に使えるポテンシャルを持っておくという広い意味では軍事目的と言ってもいい。
Re: (スコア:0)
だけど日本では素直にそう言えないから夢だのロマンだの苦しい詭弁が幅を利かせるんだよ。
素直に軍事用だと言えれば予算もずーっと取りやすくなるのに
Re: (スコア:0)
と言う事で、世の中の全ての出来事は軍事目的で行われていると
Re: (スコア:0)
「無煙じゃないから軍用で無い」ってのは無理が無いか?
現状では無煙であっても探知可能だから無理に無煙にする意義は無い。
どうせターゲット近辺に落ちて来る時に噴射している訳でも無いし。
報復用と定義付すれば隠れて使う理由も少ない。
逆に、保存性や打ち上げの簡易性を謳うのであれば、それは軍事用途的に凄く利点が大きいと言うのは理解して居た方が良いのじゃ。
ま、テポドンの10倍以上は軍用に使い易いってのはあちっこっちの人が保証してくれることでしょう。
というか、その程度の評価も出来ないなら軍事を語るのはどうかと思う。
軍事を語っているフリして政治を語っている(もしくは金計算)ってのも良くある話ではあるが。
無煙だと軍用 (スコア:0)
えぇ!? 無煙焼肉も軍用!
Re: (スコア:0)
敵歩兵を臭いでおびき寄せて一斉に捕獲するための兵器です
Re: (スコア:0)
>軍用ではないったらないの!
ってネタだと思ったけど