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> 12年ぶり2009年に初打ち上げのH-ⅡBは新型ロケットじゃないのかな?
H-II BはH-IIシリーズ改良したロケットと捕らえれば厳密には新型とはカウントされない。一方今回のイプシロンはH-IIシリーズの補助固体ロケットをベースに作られた新しい形式の固体ロケットだから新型とカウントされた。
まぁ、どっちも似たような物のはずなんだけどね。
対財務省の予算獲得名目の差としか考えられない。エンジン流用倍増・一段目胴体新作のH-II Bが改良型で、エンジン流用・一段目胴体流用のイプシロンが新形式となるとはね。GXが打ち切られなければ、開発フェーズへの移行は無かったであろうし、完全新作のGXの次となれば確かに新型扱いされるではあろう。まあ同じ様な話は、航空宇宙・兵器業界では幾らでもある。何にせよ、GXが失敗して、ICBM級固体ロケットの系譜が残って良かった、日本の安全保障の為に。
> ICBM級固体ロケットの系譜が残って良かった、日本の安全保障の為に。
それならイプシロンは関係なく、10年以上前に開発された一段目のSRB-AだけでICBMに転用するのに十分な性能がある。二段目、三段目は不要。そもそも日本がICBMを持っても、通常弾頭では戦略兵器として価値がない。本気でやるなら核弾頭か化学兵器を搭載しないとね。
単純ロケットブースターに過ぎないSRB-Aと、自律誘導飛行制御能力を有するイプシロンの間には、天地(サイロと宇宙)の差がある。誘導飛行制御能力に欠くL-4Sで人工衛星を打ち上げるが如くのSRB-Aには、ICBMに要求される実用的平均誤差半径(CEP:Circular Error Probability)は無い。次は第3段のバス化(第2段は少し性能を落とすかも知れませんね)と高精度大気圏再突入体、そして肝になるのがPu240リッチでもその多くが核分裂連鎖反応を起こす超高速核分裂連鎖反応装置(これがあれば重水素化リチウムやウラン235・238を燃やすことが出来る)の開発ですね。
イプシロンの固体燃料は酸化剤 過塩素酸アンモニウム 68%燃料剤 末端水酸基ポリブタジエン 14%助燃材 アルミニウム粉末 18%で、もうもうと白い煙を吐く。大型の戦略ミサイルに使用される無煙性 固体燃料推進剤のHMX(プラスチック爆薬の成分)や開発中のC6H6N6(NO2)6でないので、軍用とは違うの!燃料を入れ替えたら、全てを再設計・テストしないとダメだろ。ロシアのICBM (一発目と四発目)http://www.youtube.com/watch?v=wG9zdaYd_xs [youtube.com]
http://ja.wikipedia.org/wiki/SRB-A#cite_note-4 [wikipedia.org]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BA%E4%BD%93%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%8... [wikipedia.org]
ICBMに無煙かどうかなんて関係無いだろ…。どうせ報復兵器なんだから、撃ったらおしまい。位置バレしてもどうということはない。どうせサイロの位置なんか分かってるんだし、移動発射台なら移動すりゃいいんだ。
だいたい、あんな巨大な火の玉が打ち上がってるんだ、煙なんか無くても赤外線でバレバレじゃねーか…。
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12年ぶり (スコア:0)
> 12年ぶり
2009年に初打ち上げのH-ⅡBは新型ロケットじゃないのかな?
Re: (スコア:5, 参考になる)
H-II BはH-IIシリーズ改良したロケットと捕らえれば厳密には新型とはカウントされない。
一方今回のイプシロンはH-IIシリーズの補助固体ロケットをベースに作られた新しい形式の固体ロケットだから新型とカウントされた。
まぁ、どっちも似たような物のはずなんだけどね。
Re: (スコア:0)
対財務省の予算獲得名目の差としか考えられない。
エンジン流用倍増・一段目胴体新作のH-II Bが改良型で、エンジン流用・一段目胴体流用のイプシロンが新形式となるとはね。
GXが打ち切られなければ、開発フェーズへの移行は無かったであろうし、完全新作のGXの次となれば確かに新型扱いされるではあろう。
まあ同じ様な話は、航空宇宙・兵器業界では幾らでもある。
何にせよ、GXが失敗して、ICBM級固体ロケットの系譜が残って良かった、日本の安全保障の為に。
Re: (スコア:1)
> ICBM級固体ロケットの系譜が残って良かった、日本の安全保障の為に。
それならイプシロンは関係なく、10年以上前に開発された一段目のSRB-AだけでICBMに転用するのに十分な性能がある。二段目、三段目は不要。
そもそも日本がICBMを持っても、通常弾頭では戦略兵器として価値がない。本気でやるなら核弾頭か化学兵器を搭載しないとね。
Re: (スコア:1)
単純ロケットブースターに過ぎないSRB-Aと、自律誘導飛行制御能力を有するイプシロンの間には、天地(サイロと宇宙)の差がある。
誘導飛行制御能力に欠くL-4Sで人工衛星を打ち上げるが如くのSRB-Aには、ICBMに要求される実用的平均誤差半径(CEP:Circular Error Probability)は無い。
次は第3段のバス化(第2段は少し性能を落とすかも知れませんね)と高精度大気圏再突入体、そして肝になるのがPu240リッチでもその多くが核分裂連鎖反応を起こす超高速核分裂連鎖反応装置(これがあれば重水素化リチウムやウラン235・238を燃やすことが出来る)の開発ですね。
Re:12年ぶり (スコア:1)
イプシロンの固体燃料は
酸化剤 過塩素酸アンモニウム 68%
燃料剤 末端水酸基ポリブタジエン 14%
助燃材 アルミニウム粉末 18%
で、もうもうと白い煙を吐く。
大型の戦略ミサイルに使用される無煙性 固体燃料推進剤の
HMX(プラスチック爆薬の成分)や開発中のC6H6N6(NO2)6でないので、
軍用とは違うの!
燃料を入れ替えたら、全てを再設計・テストしないとダメだろ。
ロシアのICBM (一発目と四発目)
http://www.youtube.com/watch?v=wG9zdaYd_xs [youtube.com]
http://ja.wikipedia.org/wiki/SRB-A#cite_note-4 [wikipedia.org]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BA%E4%BD%93%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%8... [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
ICBMに無煙かどうかなんて関係無いだろ…。
どうせ報復兵器なんだから、撃ったらおしまい。位置バレしてもどうということはない。
どうせサイロの位置なんか分かってるんだし、移動発射台なら移動すりゃいいんだ。
だいたい、あんな巨大な火の玉が打ち上がってるんだ、煙なんか無くても赤外線でバレバレじゃねーか…。