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「公共の福祉」という、個人と個人の利益の衝突を調整する仕組みを排除し、「公の秩序」という、字面が似てるのに全く異なる、「御上が秩序を決める」仕組みにしようという考えですね。
マジキモいので、この流れだけはなんとしても阻止したいもんです…。公共の福祉は自然権で、人権があれば勝手に発生するものなのにな。
ところで、秘密にするのは別にいいんですが、当然アーカイブして50年なり75年たったら全部きちんと隠さず公開するんだよね?そこまでやって、後世になって是非が評価できる状態になってはじめて、知る権利の制限が許されるもんだと思います。
「秘密にする権利」は当然あって良いけれど、それは「知る権利」と競合するから、公共の福祉の概念で利害をすりあわせ、期限付きで秘密にして、期限切れたらきちんと公開する。それが近代自由主義民主国家というものです。みんな大好きで大嫌いなアメリカだってやってるよ。
国家権力が、無制限に機密を作って、暴走しないためにも、情報は公開されるべきだ。独裁国家の権力者との談合などが、無制限に行われないような歯止めが必要だ。民主主義国家は、独裁国家の権力者とは距離を置くべきだ。一方で、個人は国家権力に比べて弱い立場にある。だから、個人情報は、ある程度、保護するに値する。個人情報を、中央政府に集中させねばならないような法律や税制を作るべきでない。とは言え、個人の自由や人権を尊重する雰囲気があれば、秘密にしなければならない事柄は多くはないかもしれない。合理的な理由なく優遇を受けている事実が発覚するのを防ぐために、秘密が必要なら、やはり公開されるべきだろう。すべての国民が、情報の重要さに気付いているわけではない。一部の人が、情報の重要さに気付いて、それを公開請求して、解釈して議論に載せる。だから、情報公開は、多数決で決めるような事柄ではない。すべての情報は、公開を希望する国民が一人でもいれば公開されるべきだ。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
公の秩序の横暴 (スコア:1)
国家に秘密が必要なのは真実だけれどもその範囲は可能な限り制限しないといけないのに、安易に公序概念を持ち出してくるところに悪意を感じる。
ところで新たな立法ではなく現行の公務員の守秘義務を運用でカバーするのではどうしていけないのでしょうか?
http://b.hatena.ne.jp/Itisango/ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=789759
Re:公の秩序の横暴 (スコア:2, すばらしい洞察)
「公共の福祉」という、個人と個人の利益の衝突を調整する仕組みを排除し、「公の秩序」という、字面が似てるのに全く異なる、「御上が秩序を決める」仕組みにしようという考えですね。
マジキモいので、この流れだけはなんとしても阻止したいもんです…。
公共の福祉は自然権で、人権があれば勝手に発生するものなのにな。
ところで、秘密にするのは別にいいんですが、当然アーカイブして50年なり75年たったら全部きちんと隠さず公開するんだよね?
そこまでやって、後世になって是非が評価できる状態になってはじめて、知る権利の制限が許されるもんだと思います。
「秘密にする権利」は当然あって良いけれど、それは「知る権利」と競合するから、公共の福祉の概念で利害をすりあわせ、期限付きで秘密にして、期限切れたらきちんと公開する。
それが近代自由主義民主国家というものです。
みんな大好きで大嫌いなアメリカだってやってるよ。
政府に余計な個人情報が集まらないようにすべきだ。 (スコア:0)
国家権力が、無制限に機密を作って、暴走しないためにも、情報は公開されるべきだ。
独裁国家の権力者との談合などが、無制限に行われないような歯止めが必要だ。
民主主義国家は、独裁国家の権力者とは距離を置くべきだ。
一方で、個人は国家権力に比べて弱い立場にある。
だから、個人情報は、ある程度、保護するに値する。
個人情報を、中央政府に集中させねばならないような法律や税制を作るべきでない。
とは言え、個人の自由や人権を尊重する雰囲気があれば、秘密にしなければならない事柄は多くはないかもしれない。
合理的な理由なく優遇を受けている事実が発覚するのを防ぐために、秘密が必要なら、やはり公開されるべきだろう。
すべての国民が、情報の重要さに気付いているわけではない。
一部の人が、情報の重要さに気付いて、それを公開請求して、解釈して議論に載せる。
だから、情報公開は、多数決で決めるような事柄ではない。
すべての情報は、公開を希望する国民が一人でもいれば公開されるべきだ。