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『ムーアの法則』は半導体を安くする法則じゃないですよ
半導体の価格の多くが「材料費」で決まるため、法則によって集積度が高くなれば単位あたり価格は下がるという理屈です。
私もそれは、ムーアの法則のせいでなく、半導体業界が技術コストを加算せず安売り競争してただけだと思うのですけどね。
ホントだよ。ブロセスが同じなら、ある程度まではダイサイズが小さい方が安いから、それにダイサイズが大きいと、ウェハから取れるチップの数が減るんで、1っ箇所の不良で影響を受けるチップの割合が上がって歩留まりが下がる。
>> 半導体の価格の多くが「材料費」で決まる> ホントだよ。これは、必ずしも本当ではありません。場合分けが必要。10万個しか作らなければ、もろもろの初期コストの割合が高くなりますし、1000万個作れば材料費の割合が高くなります。
> ブロセスが同じなら、ある程度まではダイサイズが小さい方が安いから、> それにダイサイズが大きいと、ウェハから取れるチップの数が減るんで、1っ箇所の不良で影響を受けるチップの割合が上がって歩留まりが下がる。
これは正しい。
露光装置、デポ装置、スタッパ装置、上流工程のシミュレーションソフト、とかもバカ高いでしょうしねっ。ダイサーとかワイヤリング装置とかはどうなんでしょ?
高集積化が難しくなっていて、性能向上がほとんどなくなっているから初めは性能向上が法則だったのが、倍に性能向上するかあるいは価格が半分になるという法則に定義を変えたわけです。
でももう価格をどんどん下げても売り上げが上がる事がなくなったのでもうムーアの法則を諦めたということでしょう。
いろいろ間違っていて突っ込みどころ満載ですが、高集積化と性能向上(例えばft,fmax)は別の話です。元々は高集積化の話。
初めは高集積化が法則だったのが、倍に性能向上するかあるいは価格が半分になるという法則に定義を変えたわけです。
でも性能向上がほとんどなくてもう価格をどんどん下げても新規で買う人もいなくて売り上げが上がる事がなくなったのでもうムーアの法則を諦めたということでしょう。
話す人や時期によっても変わっているから何が正しいのかわからなくなっているけど
世界最大の半導体メーカーIntel社の創設者の一人であるGordon Moore博士が1965年に経験則として提唱した、「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」という法則。
この法則によれば、半導体の性能は指数関数的に向上していくことになる。実際には、集積密度の向上ペースはこれより鈍化しているが、「集積密度」を「性能向上」に置き換えて考えると、この法則は現在でも成立しているとされ、今後の半導体の性能向上を予測する際の指標として広く用いられている
> 初めは性能向上が法則だったのが、倍に性能向上するかあるいは価格が半分になる> という法則に定義を変えたわけです。
ここ [wikipedia.org]の初出のところに元の文章などが書いてあるけど、性能については出てこないよ。搭載するトランジスタ数が倍になるとはあるけれど、「価格が半分」というのも怪しい。
> 半導体の価格の多くが「材料費」で決まるため、
半導体?って、何のことを言っているのでしょう。ベアウェハのことですか?装置コストやマスクコストは無視できません。
>装置コストやマスクコストは無視できません。
直接的には製造ではありませんが、たまには設計や試験の事も思い出してください
逆です。設備投資のほうが大きくて、むしろ材料費なんてたかがしれてる。
だからこそ、大量に製品を作って大量に売らないと、設備投資を可縊首できないので、大量に売れる製品を持っているメーカーでないと、今後の微細化にはついていけなくなるわけです。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
原文は読んでないけど (スコア:0)
『ムーアの法則』は半導体を安くする法則じゃないですよ
Re:原文は読んでないけど (スコア:1)
半導体の価格の多くが「材料費」で決まるため、
法則によって集積度が高くなれば単位あたり価格は下がるという理屈です。
私もそれは、ムーアの法則のせいでなく、半導体業界が技術コストを加算せず安売り競争してただけだと思うのですけどね。
Re: (スコア:0)
本当ですか!?
Re: (スコア:0)
ホントだよ。ブロセスが同じなら、ある程度まではダイサイズが小さい方が安いから、
それにダイサイズが大きいと、ウェハから取れるチップの数が減るんで、1っ箇所の不良で影響を受けるチップの割合が上がって歩留まりが下がる。
Re: (スコア:0)
>> 半導体の価格の多くが「材料費」で決まる
> ホントだよ。
これは、必ずしも本当ではありません。
場合分けが必要。10万個しか作らなければ、もろもろの初期コストの割合が
高くなりますし、1000万個作れば材料費の割合が高くなります。
> ブロセスが同じなら、ある程度まではダイサイズが小さい方が安いから、
> それにダイサイズが大きいと、ウェハから取れるチップの数が減るんで、1っ箇所の不良で影響を受けるチップの割合が上がって歩留まりが下がる。
これは正しい。
Re: (スコア:0)
露光装置、デポ装置、スタッパ装置、上流工程のシミュレーションソフト、とかもバカ高いでしょうしねっ。ダイサーとかワイヤリング装置とかはどうなんでしょ?
勘違いしている人多いね (スコア:0)
高集積化が難しくなっていて、
性能向上がほとんどなくなっているから
初めは性能向上が法則だったのが、倍に性能向上するかあるいは価格が半分になる
という法則に定義を変えたわけです。
でももう価格をどんどん下げても売り上げが上がる事がなくなったので
もうムーアの法則を諦めたということでしょう。
Re: (スコア:0)
いろいろ間違っていて突っ込みどころ満載ですが、
高集積化と性能向上(例えばft,fmax)は別の話です。
元々は高集積化の話。
微妙に間違ったね (スコア:0)
初めは高集積化が法則だったのが、倍に性能向上するかあるいは価格が半分になる
という法則に定義を変えたわけです。
でも性能向上がほとんどなくて
もう価格をどんどん下げても新規で買う人もいなくて
売り上げが上がる事がなくなったので
もうムーアの法則を諦めたということでしょう。
話す人や時期によっても変わっているから何が正しいのかわからなくなっているけど
世界最大の半導体メーカーIntel社の創設者の一人であるGordon Moore博士が1965年に経験則として提唱した、「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」という法則。
この法則によれば、半導体の性能は指数関数的に向上していくことになる。実際には、集積密度の向上ペースはこれより鈍化しているが、「集積密度」を「性能向上」に置き換えて考えると、この法則は現在でも成立しているとされ、今後の半導体の性能向上を予測する際の指標として広く用いられている
Re: (スコア:0)
> 初めは性能向上が法則だったのが、倍に性能向上するかあるいは価格が半分になる
> という法則に定義を変えたわけです。
ここ [wikipedia.org]の初出のところに元の文章などが書いてあるけど、性能については出てこないよ。
搭載するトランジスタ数が倍になるとはあるけれど、「価格が半分」というのも怪しい。
Re: (スコア:0)
> 半導体の価格の多くが「材料費」で決まるため、
半導体?って、何のことを言っているのでしょう。ベアウェハのことですか?
装置コストやマスクコストは無視できません。
Re: (スコア:0)
>装置コストやマスクコストは無視できません。
直接的には製造ではありませんが、たまには設計や試験の事も思い出してください
Re: (スコア:0)
逆です。設備投資のほうが大きくて、むしろ材料費なんてたかがしれてる。
だからこそ、大量に製品を作って大量に売らないと、設備投資を可縊首できないので、
大量に売れる製品を持っているメーカーでないと、今後の微細化にはついていけなくなるわけです。