アカウント名:
パスワード:
基礎技術の足りないJAXAが打ち上げ費を下げるには新規技術を開発せねばならず、新規技術を開発すれば莫大な開発コストが打ち上げ費を圧迫するという矛盾。
打ち上げを国内需要に限るならH-IIAもまだまだ使えるロケットなのだが、商業利用という欲を出すといずれグダグダになりそうな…
はっきり言うが、低軌道ペイロード1kgあたりの打ち上げ費50万円を切らないと商業利用は困難と言っていい。
欲を出すというより、そういう事言わないと国内需要目当てでも開発費が出ないって事ではなかろうかと
>低軌道ペイロード1kgあたりの打ち上げ費50万円を切らないと
仮にH2Bと同じだとして能力は19トン。ざっくり計算して1kgあたり260万。無理ですね。っていうかこれを達成してるロケットなんてあるの?ファルコン1でも170万ぐらいだけど。ってか、商業利用って誰にとっての話なんだろう。
>低軌道ペイロード1kgあたりの打ち上げ費50万円を切らないと仮にH2Bと同じだとして能力は19トン。ざっくり計算して1kgあたり260万。無理ですね。っていうかこれを達成してるロケットなんてあるの?ファルコン1でも170万ぐらいだけど。ってか、商業利用って誰にとっての話なんだろう。
何処の国のロケットも、基本的には機体自体や打ち上げ工程自体に多額の国費を投入して商業ベースに載せてるんだから無理なんじゃないですかね?
ろくろく国費を投入しないで、商業市場で勝ち残ろう。と言う目論見自体が、既に破綻してるというか。ファルコンは、純民間運用を目指してるだけあって有望ではあるのでしょうが、ESAのアリアンと競合して勝てるとも思えない。アリアンの方が(国費投入されてるから)安くて、しかも運用実績が沢山ある。となると、中々米国国外での競争で国費を投入しないで(要はディスカウントせずに企業単独で儲けを出すような売り方して)受注取るのは難しいでしょう。それこそ、アメリカが政府を牛耳っていてなおかつ産業基盤がない国じゃないと、おいそれと購入できない。
なので、色々な外圧を逸らすのがあるとはいってもH-IIIの方向性が果たして正しいのだろうか?と言う事はあると思いますよ。確かに一機あたりのコストは安いのならばそれはそれでいいけど、そこに技術的チャレンジを入れるというのは、商業ベースに早く持ち込むというのと矛盾してますよ。技術的チャレンジを入れれば、コストが上がるのは原則論的には避けられない。それに、日本の場合、H-IIIが数回打ち上げに成功しただけで、H-IIのラインを閉じろ。などと財務省や文科省が予算を締め上げてくるのは目に見えてる状況ですからね。折角、「枯れた」H-II系があっても、三菱重工単体で商売しなきゃいけなくなって、結局国際競争では勝ち残れなくなってしまう。
ロシアのように、商業向けには古い技術をしゃぶり尽くしておいて確実性を持たせ、新規開発のロケットは国内向け・特に軍事向けなどと割りきって実績を重ねるスタイルが「正しい」のではないかと思いますが。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
またJAXAの大口か… (スコア:3)
基礎技術の足りないJAXAが打ち上げ費を下げるには新規技術を開発せねばならず、新規技術を開発すれば莫大な開発コストが打ち上げ費を圧迫するという矛盾。
打ち上げを国内需要に限るならH-IIAもまだまだ使えるロケットなのだが、商業利用という欲を出すといずれグダグダになりそうな…
はっきり言うが、低軌道ペイロード1kgあたりの打ち上げ費50万円を切らないと商業利用は困難と言っていい。
Re: (スコア:0)
欲を出すというより、そういう事言わないと国内需要目当てでも開発費が出ないって事ではなかろうかと
>低軌道ペイロード1kgあたりの打ち上げ費50万円を切らないと
仮にH2Bと同じだとして能力は19トン。ざっくり計算して1kgあたり260万。無理ですね。
っていうかこれを達成してるロケットなんてあるの?
ファルコン1でも170万ぐらいだけど。
ってか、商業利用って誰にとっての話なんだろう。
Re:またJAXAの大口か… (スコア:1)
何処の国のロケットも、基本的には機体自体や打ち上げ工程自体に多額の国費を投入して商業ベースに載せてるんだから無理なんじゃないですかね?
ろくろく国費を投入しないで、商業市場で勝ち残ろう。と言う目論見自体が、既に破綻してるというか。
ファルコンは、純民間運用を目指してるだけあって有望ではあるのでしょうが、ESAのアリアンと競合して勝てるとも思えない。
アリアンの方が(国費投入されてるから)安くて、しかも運用実績が沢山ある。となると、中々米国国外での競争で国費を投入しないで(要はディスカウントせずに企業単独で儲けを出すような売り方して)受注取るのは難しいでしょう。
それこそ、アメリカが政府を牛耳っていてなおかつ産業基盤がない国じゃないと、おいそれと購入できない。
なので、色々な外圧を逸らすのがあるとはいってもH-IIIの方向性が果たして正しいのだろうか?と言う事はあると思いますよ。
確かに一機あたりのコストは安いのならばそれはそれでいいけど、そこに技術的チャレンジを入れるというのは、商業ベースに早く持ち込むというのと矛盾してますよ。
技術的チャレンジを入れれば、コストが上がるのは原則論的には避けられない。
それに、日本の場合、H-IIIが数回打ち上げに成功しただけで、H-IIのラインを閉じろ。などと財務省や文科省が予算を締め上げてくるのは目に見えてる状況ですからね。
折角、「枯れた」H-II系があっても、三菱重工単体で商売しなきゃいけなくなって、結局国際競争では勝ち残れなくなってしまう。
ロシアのように、商業向けには古い技術をしゃぶり尽くしておいて確実性を持たせ、新規開発のロケットは国内向け・特に軍事向けなどと割りきって実績を重ねるスタイルが「正しい」のではないかと思いますが。