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魚にもプリオン」記事へのコメント

  • Trends in Geneticsの論文、読んでみました。

    内容としてはprionタンパク(以降PrP)の配列を元にデータベースを検索し
    フグに類似の配列をみつけて、その発現を確認したところ主に脳組織からの
    発現を観測した、というものです。
    逆に言えば、それだけです。
    やった研究内容は私はあまり評価しません。論文の大半が思弁ですし。

    まず研究の背景から言わないと専門外の人には分かりにくいと思いますが、
    フグというのは非常に染色体が短い脊椎動物(人の10分の1以下)なので
    ヒトゲノムを読むよりも早く終わるだろうといわれて注目を浴び、さかんに
    ゲノムの解読が行われた(しか
    --
    kaho
    • 元の論文を読んでいないのですが、タレこみにあった「構造上ヒトへの感染の可能性は低い」という根拠が何か興味あります。ヒトの正常型プリオンの構造とウシ(BOVIN)のそれをPDBで見くらべたことがありますが、非常によ
      • by Tako P (13922) on 2003年02月06日 15時56分 (#252606)
        論文中にあるヒトのプリオンの構造とフグのプリオンの構造は3D図では良く似てます。
        どうやら、脊椎動物の祖先が既にプリオンを有していて、
        それが脈々と受け継がれているのではないか、ということのようです。
        だからプリオン使って進化の過程を見ていけるんじゃないか、と著者は言っております。

        で、プリオンが病原性を持つためにはN末端側の繰り返し領域が関係あるようですが、

        この論文ではそれに加えてC末端側のドメインに着目しています。
         主なアミノ酸を拾い上げると、

         哺乳類

          ヒト   (S I I G E D Q)(M N S)
          マウス (S M I G E D Q)(V N S)
          ウシ  (S L I G E D Q)(V N S)
          ヒツジ (S I I G E D Q)(V N S)
         鳥類
          ニワトリ(R Y H S Y R R)(- V Y)
          アヒル (R Y R S Y R R)(- V Y)
          ハト   (R Y R S Y R R)(- V Y)
         爬虫類
          カメ  (S M N R R Q Q)(- R -)
         両生類
          カエル (N Y Q N S R R)(M R -)
         魚類
          フグ   (L H F R E E T)(K N Y)

        となっているとのことです。

        この部位はプリオン感染にかかわる部位のようで、
        仮にN末端側で病原性が見つかろうとも、この部位においてフグとヒトとの相同性が低いために
        感染はできないのではないか、ということらしいです。
        #ヒツジやウシからの感染が可能であることがさらに示唆された、とも受け取れるけどなぁ。

        まぁ、あくまでkahoさんおっしゃるとおり思弁なので、真偽のほどは分かりませんが。

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