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過去ログの大栗先生のブログの続き。原始の重力波 その3 [exblog.jp]
私は望遠鏡の検出器を製作したJPLの技術者の方々と一緒のテーブルだったのですが、「今回の検出器は技術的な困難を幾つも乗越えて完成させたものなので、それだけも技術者としてやりがいのあるプロジェクトだったが、それが宇宙の最初の1兆×1兆×1兆分の1秒の様子を観るのに使われるとは」と感動を語っていらっしゃいました。
実験のリーダーであるジェームス・ボックさんの講演会は英語で一時間なのでみなさん頑張ってね。
何にせよ、現行の加速器では得られないようなビッグバン級(いや、そのものか)の高エネルギー現象であり、超弦理論を観測により検証する可能性が開けたのが重要。インフレーション理論の証明よりもずっと先を期待できる画期的な成果なのだろう。それゆえ大いに盛り上がっている。
京都大学の基礎物理学研究所に行く機会があって、ドイツのマックス・プランク宇宙物理学研究所の所長のひとりをされている小松英一郎さんによる、BICEP2観測についてのセミナーを聞きました。この観測で検出された偏光が初期宇宙のインフレーションを起源としたものである確信するには、まだ追試が必要なようです。
慎重派も信頼できる肩書き。
センセーショナルな発見には「まだ追試が必要」とクギを刺しておかないと、追試失敗が相次いで炎上したり [srad.jp]、よく見たらケーブルが半挿しだったり [srad.jp]、色々ありますからね。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
インフレーション理論の証明よりもずっと先を期待できる画期的な成果 (スコア:0)
過去ログの大栗先生のブログの続き。原始の重力波 その3 [exblog.jp]
私は望遠鏡の検出器を製作したJPLの技術者の方々と一緒のテーブルだったのですが、
「今回の検出器は技術的な困難を幾つも乗越えて完成させたものなので、
それだけも技術者としてやりがいのあるプロジェクトだったが、
それが宇宙の最初の1兆×1兆×1兆分の1秒の様子を観るのに使われるとは」
と感動を語っていらっしゃいました。
実験のリーダーであるジェームス・ボックさんの講演会は英語で一時間なのでみなさん頑張ってね。
何にせよ、現行の加速器では得られないようなビッグバン級(いや、そのものか)の高エネルギー現象であり、
超弦理論を観測により検証する可能性が開けたのが重要。
インフレーション理論の証明よりもずっと先を期待できる画期的な成果なのだろう。
それゆえ大いに盛り上がっている。
京都大学の基礎物理学研究所に行く機会があって、ドイツのマックス・プランク宇宙物理学研究所の
所長のひとりをされている小松英一郎さんによる、BICEP2観測についてのセミナーを聞きました。
この観測で検出された偏光が初期宇宙のインフレーションを起源としたものである確信するには、
まだ追試が必要なようです。
慎重派も信頼できる肩書き。
Re: (スコア:0)
センセーショナルな発見には「まだ追試が必要」とクギを刺しておかないと、
追試失敗が相次いで炎上したり [srad.jp]、よく見たらケーブルが半挿しだったり [srad.jp]、色々ありますからね。