Insiders pronounce the x of TeX as a Greek chi, not as an ‘x’, so that TeX rhymes with the word blecchhh. It’s the ‘ch’ sound in Scottish words like loch or German words like ach; it’s a Spanish ‘j’ and a Russian ‘kh’. When you say it correctly to your computer, the terminal may become slightly moist.
クヌース自身が[x]の発音できないだけじゃないの (スコア:3)
もちろん日本語にも[x]に該当する音はないんだけど。
で、日本語の綴り方における外国語の転記ルールが、原語の発音に近いもの、ということになっていて、クヌースがギリシャ語だって書いたから皆ギリシャ語のχの転記を頑張ろうとしたわけでしょ。
日本のTeXユーザは、俺はワープロじゃないものを使っている、一般人とは違うんだって意識があって、できるだけ一般の概念から離れた、符牒として機能する表記を選ぶバイアスになったと。
クヌースとしてはTeX発表時既に存在したTEX(テックス)と区別できさえすればよかったから、英語流の転記で区別できれば満足したってことかな。
Re: (スコア:2)
The TeXbook には
Insiders pronounce the x of TeX as a Greek chi, not as an ‘x’, so that TeX rhymes with the word blecchhh. It’s the ‘ch’ sound in Scottish words like loch or German words like ach; it’s a Spanish ‘j’ and a Russian ‘kh’. When you say it correctly to your computer, the terminal may become slightly moist.
と書かれていますね.
Re:クヌース自身が[x]の発音できないだけじゃないの (スコア:2)
引用ありがとうございます。邦訳しか読んでませんがその節は知ってます。
で、実際問題、[x] (スクエアブラケットで囲んでいるのはIPAのつもりですよって意味です)の発音して画面が曇るってどんな近距離かつ強アクセントだよってのがありまして。
本人にインタビューして[k]って発音してたぐらいなら、(国際会議でいろんな国の人に接していれば英語にない音があるってことは分かりますし)知識としては英語にない音だって知っていても少なくとも普段使いにすっと出ない程度にしか[x]の発音できない、または、普段使いにすっと出ない程度のこだわりだってことですよね。