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本文からリンクしている報道資料は東京労働局なので、参考までに全国版の資料 [mhlw.go.jp]など。
ここ数年、精神障害に関する労災ついては、申請件数も認定数も上昇傾向でしたが、平成25年度は少し歯止めがかかった格好ですね。精神障害で労災認定すると、その後の休業補償給付や傷病補償年金を終息させるタイミングが難しくなる(完治したかどうかが分かりにくい)と聞いたことがありますが、そんなのが影響したりしているのでしょうか。
また、上記リンクの別添資料2の25ページ「精神障害の出来事別決定及び支給決定件数一覧」はとても興味深いです。どんなケースで精神障害になった場合に労災認定されやすいのか、あるいはされにくいのか、という一つの指標になる資料ですが、例えば申請件数が最も多い「上司とのトラブル」の認定率はきわめて低かったりします。(231件中17件しか認定されていない。)概して対人関係トラブルでは認定率は低い一方で、「1か月に80時間以上の時間外労働」は認定率50%以上になるなど、長時間労働については比較的認定されやすい傾向があると言えると思います。
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本文からリンクしている報道資料は東京労働局なので、参考までに全国版の資料 [mhlw.go.jp]など。
ここ数年、精神障害に関する労災ついては、申請件数も認定数も上昇傾向でしたが、平成25年度は少し歯止めがかかった格好ですね。精神障害で労災認定すると、その後の休業補償給付や傷病補償年金を終息させるタイミングが難しくなる(完治したかどうかが分かりにくい)と聞いたことがありますが、そんなのが影響したりしているのでしょうか。
また、上記リンクの別添資料2の25ページ「精神障害の出来事別決定及び支給決定件数一覧」はとても興味深いです。どんなケースで精神障害になった場合に労災認定されやすいのか、あるいはされにくいのか、という一つの指標になる資料ですが、例えば申請件数が最も多い「上司とのトラブル」の認定率はきわめて低かったりします。(231件中17件しか認定されていない。)概して対人関係トラブルでは認定率は低い一方で、「1か月に80時間以上の時間外労働」は認定率50%以上になるなど、長時間労働については比較的認定されやすい傾向があると言えると思います。