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前半の、個人の適性に遺伝的影響があるという話も興味深いのですが、後半にある、数学と読字能力の要因になる遺伝的形質の共通性という話はより興味深い話のように思われます。
以前、数学者の伝記をまとめて読んだのですが、ギリシャ語やラテン語等の古典の成績が良かったという記述が多かったです。これは極端な例ですが、現代で言うベクトル解析の実質的創始者ハミルトンは、10歳で10カ国語をマスターしその後も追加、教科書さえあればいくらでも習得できたようです。ガウスも、言語学と数学のどちらを専攻しようか迷っていたが、正十七角形の作図法を
>日本人初のフィールズ賞受賞者小平邦彦は、小学生のうちは何よりもまず国語と算数を>集中して教えるべきだと語っていたそうです。
この考え方も首肯できるのだけど、今回は純粋に遺伝の話をしているので、教育の話を混ぜると深く考えない人の誤解を招くかも。
今回の話:遺伝的に読字能力と数学能力に関連がある教育の話:遺伝的な関連があるのであれば、訓練(教育)においてもどちらかを伸ばせばもう一方も伸びるという相関があるかもしれない(仮説)小平さんの主張はこの仮説が正しいならなるほど納得が行く
ありそうな誤解:国語を教えれば算数も伸びるらしい!(上記の仮説部分がすっ飛んでる)
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
国語と算数を集中して教えるべき (スコア:1)
前半の、個人の適性に遺伝的影響があるという話も興味深いのですが、
後半にある、数学と読字能力の要因になる遺伝的形質の共通性という話は
より興味深い話のように思われます。
以前、数学者の伝記をまとめて読んだのですが、ギリシャ語やラテン語等の古典の
成績が良かったという記述が多かったです。これは極端な例ですが、
現代で言うベクトル解析の実質的創始者ハミルトンは、10歳で10カ国語をマスターし
その後も追加、教科書さえあればいくらでも習得できたようです。
ガウスも、言語学と数学のどちらを専攻しようか迷っていたが、正十七角形の作図法を
Re:国語と算数を集中して教えるべき (スコア:1)
>日本人初のフィールズ賞受賞者小平邦彦は、小学生のうちは何よりもまず国語と算数を
>集中して教えるべきだと語っていたそうです。
この考え方も首肯できるのだけど、今回は純粋に遺伝の話をしているので、教育の話を混ぜると深く考えない人の誤解を招くかも。
今回の話:遺伝的に読字能力と数学能力に関連がある
教育の話:遺伝的な関連があるのであれば、訓練(教育)においてもどちらかを伸ばせばもう一方も伸びるという相関があるかもしれない(仮説)小平さんの主張はこの仮説が正しいならなるほど納得が行く
ありそうな誤解:国語を教えれば算数も伸びるらしい!(上記の仮説部分がすっ飛んでる)