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この辺の軌道だと、失敗衛星はほぼ永遠に落ちてこなそう墓場軌道は静止軌道の下にもあるのかな軌道を調整できなければ、別ミッションに流用か(通信試験とか)日本でも静止軌道に入れられなかったけど、別ミッションさせた半失敗衛星があったよね#アポジマヌーバなんて用語があるかは知らない
爆発とか失火のような機械的な異常ではなくて、姿勢が少しまちがっていたような雰囲気です。2回の噴射のどっちから間違ってたかはわからないですね。
http://www.spaceflight101.com/soyuz-vs09-launch-updates.html [spaceflight101.com]リフトオフから10分24秒後に13分8秒間の第1回噴射、3時間15分28秒の慣性飛行を行い、4分57秒間の第2回噴射の後衛星が切り離される予定でした。
http://spaceflightnow.com/soyuz/vs09/140825board/#.U_3u5vl_t8E [spaceflightnow.com]遠地点での噴射を行った後にFregatキックステージが再点火し余分の燃料で距離を取る予定だったところ、再点火もFregat自身のためのバーベキューロールもなく燃料切れ後のガス抜き操作が実行されているということです。
http://www.arianespace.com/launch-services-soyuz/Soyuz_Users_Manual_CS... [arianespace.com]この Fregat というのはソユーズの上に衛星のように載せる装置で、950kgから1150kgぐらい(諸説ある)のドライウェイトがあり、いくつかの企業で製造される誘導装置やらコンピュータやらを NPO Lavochkin というところが統合し、提供しています。
過去に失敗したPhobos-Grunt関連の記述によると、コンピュータはどうも2重冗長のようで、飛行中に2台が同時にリセットしたことでコマンド待機状態に入り、そのフェーズでは地上からの操作を予定していなかった体制の不備もあり通信を確立できず落下したということでした。コンピュータの片方が故障し停止させることにして打ち上げたとか、輸入品のCPUの不良が疑われるといった記述もありました。
今回は噴射時間が規定に近くそれなりの軌道は飛んでいることから、ジャイロのドリフトなどであらぬ方向へ飛んでしまったんじゃないかという推測も見られます。伝説化しているエンジンとは異なりロシアの宇宙機で誘導装置が動かないということはままあることでもあり、コンピュータのプログラムの問題とか設計・製造上の欠陥は辻褄の合う推測かと思います。
# なんで二重冗長なの...?
GPS様の測位衛星だから、信号受信できるなら測位に使えますね。本来の衛星群とは別軌道だから代替機を上げないといけないけど、たまたまこの衛星が見てる時なら、測位情報の強化として利用できるかもしれません。
…ちゅーか、現状ではガリレオシステムってGPS衛星の補完にしか使われてないんじゃないかな。高性能なGPS端末だと、GPS衛星の他に日本の準天頂衛星と、ガリレオと、ロシアのグロナスが受信できるのあったような。
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アポジマヌーバの失敗 (スコア:0)
この辺の軌道だと、失敗衛星はほぼ永遠に落ちてこなそう
墓場軌道は静止軌道の下にもあるのかな
軌道を調整できなければ、別ミッションに流用か(通信試験とか)
日本でも静止軌道に入れられなかったけど、別ミッションさせた半失敗衛星があったよね
#アポジマヌーバなんて用語があるかは知らない
Re:アポジマヌーバの失敗 (スコア:4, 参考になる)
爆発とか失火のような機械的な異常ではなくて、姿勢が少しまちがっていたような雰囲気です。2回の噴射のどっちから間違ってたかはわからないですね。
http://www.spaceflight101.com/soyuz-vs09-launch-updates.html [spaceflight101.com]
リフトオフから10分24秒後に13分8秒間の第1回噴射、3時間15分28秒の慣性飛行を行い、4分57秒間の第2回噴射の後衛星が切り
離される予定でした。
http://spaceflightnow.com/soyuz/vs09/140825board/#.U_3u5vl_t8E [spaceflightnow.com]
遠地点での噴射を行った後にFregatキックステージが再点火し余分の燃料で距離を取る予定だったところ、再点火もFregat自身のための
バーベキューロールもなく燃料切れ後のガス抜き操作が実行されているということです。
http://www.arianespace.com/launch-services-soyuz/Soyuz_Users_Manual_CS... [arianespace.com]
この Fregat というのはソユーズの上に衛星のように載せる装置で、950kgから1150kgぐらい(諸説ある)のドライウェイトがあり、
いくつかの企業で製造される誘導装置やらコンピュータやらを NPO Lavochkin というところが統合し、提供しています。
過去に失敗したPhobos-Grunt関連の記述によると、コンピュータはどうも2重冗長のようで、飛行中に2台が同時にリセット
したことでコマンド待機状態に入り、そのフェーズでは地上からの操作を予定していなかった体制の不備もあり通信を確立できず落下した
ということでした。コンピュータの片方が故障し停止させることにして打ち上げたとか、輸入品のCPUの不良が疑われるといった記述もありました。
今回は噴射時間が規定に近くそれなりの軌道は飛んでいることから、ジャイロのドリフトなどであらぬ方向へ飛んでしまったんじゃないかと
いう推測も見られます。伝説化しているエンジンとは異なりロシアの宇宙機で誘導装置が動かないということはままあることでもあり、
コンピュータのプログラムの問題とか設計・製造上の欠陥は辻褄の合う推測かと思います。
# なんで二重冗長なの...?
Re: (スコア:0)
GPS様の測位衛星だから、信号受信できるなら測位に使えますね。
本来の衛星群とは別軌道だから代替機を上げないといけないけど、たまたまこの衛星が見てる時なら、測位情報の強化として利用できるかもしれません。
…ちゅーか、現状ではガリレオシステムってGPS衛星の補完にしか使われてないんじゃないかな。
高性能なGPS端末だと、GPS衛星の他に日本の準天頂衛星と、ガリレオと、ロシアのグロナスが受信できるのあったような。