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例えば「いいゲーム=自分の人生を変えたゲーム」であるならば、個人の趣味丸出しで言えばだんじょん商店会 [amazon.co.jp]しかない。ダーククロニクルも、特に後者は第3章のリンにまつわるエピソードは老化や離別に対する不安を払拭したが、人生を激変させアレゲ道に至らしめた存在はやはりだん商しかない。
だが「いいゲーム=時間の浪費にならない(何らかのQoL向上が期待できるゲーム)」というならば難しくなる。「暇つぶし」と揶揄される以上のものを提供できるゲームなんてそうそうないからだ。例えばRezやANUBISなんかは映像美や斬新な発想などで「うぉースゲー」とはなるが、その感動は人生に何かを加えるとは思えない(それらの作品に影響を受けて「ウィルスが跳梁する電脳空間を救うんだ」とか「人類はエネルギーによる暴力の増長を統制する理性を身につけるべきだ」とか言い出すには、まだ早すぎる)。
荒れるのを承知で言えば、その点ではDQもFFも「自分が何者かになって巨大な悪意から世界を救う」というプロットを非現実化させすぎているきらいがある。「ひのきのぼう」「たけざお」という日本でも簡単に手に入る武器を手にして魔王に立ち向かうことこそロマンではないのか。剣と魔法だけでなく、それを振るう心にこそ勇者の資質が問われるのではないか。近所の裏山でそれと知れた友達と適当な棒を振って冒険をする、という幼心の発想は**年経ってDQXやFF14が発売された今だからこそ偉大さを感じ取れる。
突き詰めるとその点での良いゲームとは実はスペースインベーダーになる。時代の先駆者として最大のイノベーションを生み出し、かつ後続作品の評価のじゃまにならず、しかし「持っておくべき」と言うことはできるかもしれないからだ。逆説的に、時代の進行やゲームソフトのクオリティの良化は「常にもっておくべきゲーム」を減らそうと躍起になっていると言える。
結局「絶対に用意しておくべきゲーム」なんてものはほとんど無いと言える。ゆえに、タイトルに沿って「人生を変えることができ」「人生に貢献でき」「絶対に用意(理解)しておくべきゲーム」、この3つを満たすのは私の灰色の脳細胞では1つしか思いつかない。すなわち、意思決定手段としての"じゃんけん"、もしくは1人だけで意思決定できる"神さまの言うとおり"しかない。そう、私はこれで掃除当番を押し付けられたり修学旅行で嫌なやつと同室にさせられたりそいつの仲人にさせられたり(以下略)といった人生の岐路における苦渋を味わわされたのだ。#というオチ。あっと、友達と遊ぶときの無電源ゲームならCat&chocolateかSkull&Roses。やや敷居が高いがラミィキューブやゴーストハンター13も薦めたい。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
ゲームは人生に勝つか否か (スコア:1)
例えば「いいゲーム=自分の人生を変えたゲーム」であるならば、個人の趣味丸出しで言えばだんじょん商店会 [amazon.co.jp]しかない。
ダーククロニクルも、特に後者は第3章のリンにまつわるエピソードは老化や離別に対する不安を払拭したが、人生を激変させアレゲ道に至らしめた存在はやはりだん商しかない。
だが「いいゲーム=時間の浪費にならない(何らかのQoL向上が期待できるゲーム)」というならば難しくなる。「暇つぶし」と揶揄される以上のものを提供できるゲームなんてそうそうないからだ。
例えばRezやANUBISなんかは映像美や斬新な発想などで「うぉースゲー」とはなるが、その感動は人生に何かを加えるとは思えない(それらの作品に影響を受けて「ウィルスが跳梁する電脳空間を救うんだ」とか「人類はエネルギーによる暴力の増長を統制する理性を身につけるべきだ」とか言い出すには、まだ早すぎる)。
荒れるのを承知で言えば、その点ではDQもFFも「自分が何者かになって巨大な悪意から世界を救う」というプロットを非現実化させすぎているきらいがある。
「ひのきのぼう」「たけざお」という日本でも簡単に手に入る武器を手にして魔王に立ち向かうことこそロマンではないのか。剣と魔法だけでなく、それを振るう心にこそ勇者の資質が問われるのではないか。
近所の裏山でそれと知れた友達と適当な棒を振って冒険をする、という幼心の発想は**年経ってDQXやFF14が発売された今だからこそ偉大さを感じ取れる。
突き詰めるとその点での良いゲームとは実はスペースインベーダーになる。
時代の先駆者として最大のイノベーションを生み出し、かつ後続作品の評価のじゃまにならず、しかし「持っておくべき」と言うことはできるかもしれないからだ。
逆説的に、時代の進行やゲームソフトのクオリティの良化は「常にもっておくべきゲーム」を減らそうと躍起になっていると言える。
結局「絶対に用意しておくべきゲーム」なんてものはほとんど無いと言える。ゆえに、タイトルに沿って
「人生を変えることができ」「人生に貢献でき」「絶対に用意(理解)しておくべきゲーム」、この3つを満たすのは私の灰色の脳細胞では1つしか思いつかない。
すなわち、意思決定手段としての"じゃんけん"、もしくは1人だけで意思決定できる"神さまの言うとおり"しかない。
そう、私はこれで掃除当番を押し付けられたり修学旅行で嫌なやつと同室にさせられたりそいつの仲人にさせられたり(以下略)といった人生の岐路における苦渋を味わわされたのだ。
#というオチ。あっと、友達と遊ぶときの無電源ゲームならCat&chocolateかSkull&Roses。やや敷居が高いがラミィキューブやゴーストハンター13も薦めたい。