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「鼓膜では聞き取れないとされる高周波を含むハイレゾ音源」をヘッドホンで聴くと、脳は圧縮音源を聞いた場合と比べてより多くの快感を感じる
とのことですが、ハイレゾ音源の特徴は、音楽用CDのサンプリング周波数44.1kHzや量子化ビット数16bitを上回ることなのですから、MP3などの圧縮音源ではなくCD音源と比較するべきです。
大体、この実験じゃ「多くの快感を感じる」のが「高周波を含む」からであることは実証できてませんね。ハイレゾ音源から2万2000Hz以上をカットしても同じ結果になる可能性もありますよね?
圧縮音源と比較しているのは販売店も同じで、非常に残念です。秋葉原のヨドバシカメラのハイレゾコーナーに行ったところ、試聴機で可能なのがMP3音源との比較のみで、CD音源(もしくはロスレスのWAVや可逆圧縮)との比較ができないようになっていました。しかも、そのMP3音源のビットレートすら書いていない始末。
ハイレゾはオカルトでも、耳の良い一部の人しか理解できないようなものでもありません。1万円以上の、audio-technica・Shure・Bose製のイヤホン・ヘッドホン・スピーカーで、ジャズやクラシック、オーケストラを聴けば、大抵の人がCD音源との違いを明確に理解できるはずです。何十万円もするスピーカーでなくても違いがわかるのです。ただし、ハイレゾが再生できるプレイヤーは比較的高価ですが……。プラシーボ効果が心配ならば、ブラインドテストを複数回やってみると良いでしょう。
2万2000Hz以上は人間に聞き取れないのだから、ハイレゾ音源とCD音源が聞き分けは不可能であるといった誤解をされている方もいらっしゃいますが、ハイレゾ音源は高音が再現できるだけでなく、データの「解像度」が違う [biccamera.com]のです。
データの「解像度」というリンク先ですが、縦軸はS/N比、横軸は上限周波数を表しているだけですよね。どちらも人間の可聴限界を超えているので、ハイレゾ音源との聞き分けは不可能でしょう。というか、普通の人間がブラインドテストすると128bpsのMP3とすら判別は困難です。
解像度の差がわかるというのはオカルトだと思います。正しいブラインドテストをしていないのでしょう。まず、市販のハイレゾ音源曲とCD音源曲の比較でハイレゾの良さを語ってはいけません。両者はそもそも大半が録音の方針を変えているので、音自体が違うものからです。
以下のURLの記事などは具体的な例を挙げていて興味深いです。http://jobless-fish.com/135 [jobless-fish.com]
本来行うべきブラインドテストは、同一再生機材を使い、ハイレゾ音源を、そのままデータ変換でCD音源と同じ44.1kHz 16bitの無圧縮音源に加工したものとで比べるべきです。その場合、本当に両者の差を実感することができるのか、私は強い疑念を抱いています。
CDで既に発売された曲のハイレゾ版とかは新規に録音し直したってこと?
恐らくはリマスタリングしているんだと思います。もともとのソースがアナログ(テープ)などの場合であればいいのですが、90年代辺りのデジタルソースでしか残っていないものであれば、そもそもそれが44.1kHz/16bitである場合もあるので、それを再度アナログ機器(コンプやEQ)を通して、リマスタリングして出しているものもあるかと思います。
演奏などをもう一度新規に録音しなおす、ということは無いと思います。(そうなれば、別バージョン・別MIX的な扱いになってしまうので)
その、URLの「ラブライブ云々」の話は、ようはCDがサチってる(マスタリングが下手糞)ってだけなんだが。
128bpsなら誰でも分かるし、128kbpsでもたいていの人が分かるはずだよ。分からない人はよほど鈍い/興味ないか、再生機材に問題がある。128kbpsだとほとんどがローパスフィルタ入れてあって、22kHzまで出ていないし、ハイハットとかで違和感感じることも多い。だいたい20~18kHzでカットしてるんじゃない?
256kbps食わせても、曲によっては破綻が分かることがあるのだし…。
上記は44kHz/16bitのリニアPCM比較の話ね。ハイレゾとリニアPCMの差は知らん。
128kbpsのMP3だと15kHzくらいまで、WMAでも17kHzくらいまでしか出ないよ。
また、ハイハットの違和感はハイ側が切れることより、ビットレートが足りなくて音質自体が変化してしまったためではないだろうか。高音が絞られてモコモコになることを違和感と言っているんじゃないよね?
それに加齢にともなう耳の衰えもある。オーディオチェック用CDを買って確認してみたが、30才のころで17kHzまでしかトーンが聞こえなかった。(次の18kHzは聞こえなかった)10年以上経った今はチェック用CDが他のCDの山に埋もれていてすぐに確認できないけど。
ちなみに、オーディオを含めて大音量のものを聞くことは今も昔もしていない。ハイハットは若いころと同じくチャチャチャとしっかり聞こえている。
# オーディオマニアはみんな、一度は自分の可聴域を確認しておくのがいいと思っている。
50を大分過ぎた今となっては14kHzまでしか聴こえない...orz
> ハイハットは若いころと同じくチャチャチャとしっかり聞こえている。
以前、19kHzまで聴こえる年代にチェック用ソース入りCDで12/14/16/18kHzとLPFのカットオフ周波数を変えた音源を聞き比べたところでは、10kHz以上の高周波数の有無を感じるというよりもっと低い楽音の音色が変わるということで識別できていました。ハイハットの立ち上がり部分の過渡的なところなどは分かりやすい例だと思います。
聞きなれたソースなら、13~15kHzを下回るとカット/ノーカットとで聴き比べなくても変化がわかってくるかもしれませんね。
自分はもはや聞き取れないだろうと思って「ハイレゾ」には特に関心をもっていませんが、可聴外高周波数成分の有無を感じられるとしたら、やはりこうした音色変化のより微細な変化として感じるのではないかという気がします。
> ハイレゾはオカルトでも、耳の良い一部の人しか理解できないようなものでもありません。1万円以上の、audio-technica・Shure・> Bose製のイヤホン・ヘッドホン・スピーカーで、ジャズやクラシック、オーケストラを聴けば、大抵の人がCD音源との違いを明確に> 理解できるはずです。何十万円もするスピーカーでなくても違いがわかるのです。ただし、ハイレゾが再生できるプレイヤーは> 比較的高価ですが……。プラシーボ効果が心配ならば、ブラインドテストを複数回やってみると良いでしょう。
完全に同意。財布の中身の減り方を見れば100円のイヤホンを使ってる人でもハイレゾと普通の CD の違いは一目瞭然ですもんね。
> 1万円以上の、audio-technica・Shure・Bose製のイヤホン・ヘッドホン・スピーカーで
Bose は音を作っちゃうようなイメージがありますが、モニターとして使えますか?
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
ハイレゾ音源と比較されるべきなのはCD音源 (スコア:5, 参考になる)
とのことですが、ハイレゾ音源の特徴は、音楽用CDのサンプリング周波数44.1kHzや量子化ビット数16bitを上回ることなのですから、MP3などの圧縮音源ではなくCD音源と比較するべきです。
大体、この実験じゃ「多くの快感を感じる」のが「高周波を含む」からであることは実証できてませんね。ハイレゾ音源から2万2000Hz以上をカットしても同じ結果になる可能性もありますよね?
圧縮音源と比較しているのは販売店も同じで、非常に残念です。秋葉原のヨドバシカメラのハイレゾコーナーに行ったところ、試聴機で可能なのがMP3音源との比較のみで、CD音源(もしくはロスレスのWAVや可逆圧縮)との比較ができないようになっていました。しかも、そのMP3音源のビットレートすら書いていない始末。
ハイレゾはオカルトでも、耳の良い一部の人しか理解できないようなものでもありません。1万円以上の、audio-technica・Shure・Bose製のイヤホン・ヘッドホン・スピーカーで、ジャズやクラシック、オーケストラを聴けば、大抵の人がCD音源との違いを明確に理解できるはずです。何十万円もするスピーカーでなくても違いがわかるのです。ただし、ハイレゾが再生できるプレイヤーは比較的高価ですが……。プラシーボ効果が心配ならば、ブラインドテストを複数回やってみると良いでしょう。
2万2000Hz以上は人間に聞き取れないのだから、ハイレゾ音源とCD音源が聞き分けは不可能であるといった誤解をされている方もいらっしゃいますが、ハイレゾ音源は高音が再現できるだけでなく、データの「解像度」が違う [biccamera.com]のです。
Re:ハイレゾ音源と比較されるべきなのはCD音源 (スコア:1)
データの「解像度」というリンク先ですが、縦軸はS/N比、横軸は上限周波数を表しているだけですよね。
どちらも人間の可聴限界を超えているので、ハイレゾ音源との聞き分けは不可能でしょう。
というか、普通の人間がブラインドテストすると128bpsのMP3とすら判別は困難です。
Re:ハイレゾ音源と比較されるべきなのはCD音源 (スコア:3)
解像度の差がわかるというのはオカルトだと思います。
正しいブラインドテストをしていないのでしょう。
まず、市販のハイレゾ音源曲とCD音源曲の比較でハイレゾの良さを語ってはいけません。
両者はそもそも大半が録音の方針を変えているので、音自体が違うものからです。
以下のURLの記事などは具体的な例を挙げていて興味深いです。
http://jobless-fish.com/135 [jobless-fish.com]
本来行うべきブラインドテストは、同一再生機材を使い、ハイレゾ音源を、そのままデータ変換で
CD音源と同じ44.1kHz 16bitの無圧縮音源に加工したものとで比べるべきです。
その場合、本当に両者の差を実感することができるのか、私は強い疑念を抱いています。
Re: (スコア:0)
CDで既に発売された曲のハイレゾ版とかは新規に録音し直したってこと?
Re: (スコア:0)
CDで既に発売された曲のハイレゾ版とかは新規に録音し直したってこと?
恐らくはリマスタリングしているんだと思います。
もともとのソースがアナログ(テープ)などの場合であればいいのですが、
90年代辺りのデジタルソースでしか残っていないものであれば、
そもそもそれが44.1kHz/16bitである場合もあるので、
それを再度アナログ機器(コンプやEQ)を通して、
リマスタリングして出しているものもあるかと思います。
演奏などをもう一度新規に録音しなおす、ということは無いと思います。
(そうなれば、別バージョン・別MIX的な扱いになってしまうので)
Re: (スコア:0)
その、URLの「ラブライブ云々」の話は、ようはCDがサチってる(マスタリングが下手糞)ってだけなんだが。
Re: (スコア:0)
128bpsなら誰でも分かるし、128kbpsでもたいていの人が分かるはずだよ。
分からない人はよほど鈍い/興味ないか、再生機材に問題がある。
128kbpsだとほとんどがローパスフィルタ入れてあって、22kHzまで出ていないし、ハイハットとかで違和感感じることも多い。
だいたい20~18kHzでカットしてるんじゃない?
256kbps食わせても、曲によっては破綻が分かることがあるのだし…。
上記は44kHz/16bitのリニアPCM比較の話ね。
ハイレゾとリニアPCMの差は知らん。
Re: (スコア:0)
128kbpsのMP3だと15kHzくらいまで、WMAでも17kHzくらいまでしか出ないよ。
また、ハイハットの違和感はハイ側が切れることより、ビットレートが
足りなくて音質自体が変化してしまったためではないだろうか。
高音が絞られてモコモコになることを違和感と言っているんじゃないよね?
それに加齢にともなう耳の衰えもある。
オーディオチェック用CDを買って確認してみたが、30才のころで17kHzまでしかトーンが聞こえなかった。
(次の18kHzは聞こえなかった)
10年以上経った今はチェック用CDが他のCDの山に埋もれていてすぐに確認できないけど。
ちなみに、オーディオを含めて大音量のものを聞くことは今も昔もしていない。
ハイハットは若いころと同じくチャチャチャとしっかり聞こえている。
# オーディオマニアはみんな、一度は自分の可聴域を確認しておくのがいいと思っている。
Re: (スコア:0)
50を大分過ぎた今となっては14kHzまでしか聴こえない...orz
> ハイハットは若いころと同じくチャチャチャとしっかり聞こえている。
以前、19kHzまで聴こえる年代にチェック用ソース入りCDで
12/14/16/18kHzとLPFのカットオフ周波数を変えた音源を
聞き比べたところでは、10kHz以上の高周波数の有無を感じるというより
もっと低い楽音の音色が変わるということで識別できていました。
ハイハットの立ち上がり部分の過渡的なところなどは分かりやすい
例だと思います。
聞きなれたソースなら、13~15kHzを下回るとカット/ノーカットとで
聴き比べなくても変化がわかってくるかもしれませんね。
自分はもはや聞き取れないだろうと思って「ハイレゾ」には特に関心を
もっていませんが、可聴外高周波数成分の有無を感じられるとしたら、やはり
こうした音色変化のより微細な変化として感じるのではないかという気がします。
Re: (スコア:0)
> ハイレゾはオカルトでも、耳の良い一部の人しか理解できないようなものでもありません。1万円以上の、audio-technica・Shure・
> Bose製のイヤホン・ヘッドホン・スピーカーで、ジャズやクラシック、オーケストラを聴けば、大抵の人がCD音源との違いを明確に
> 理解できるはずです。何十万円もするスピーカーでなくても違いがわかるのです。ただし、ハイレゾが再生できるプレイヤーは
> 比較的高価ですが……。プラシーボ効果が心配ならば、ブラインドテストを複数回やってみると良いでしょう。
完全に同意。財布の中身の減り方を見れば100円のイヤホンを使ってる人でもハイレゾと普通の CD の違いは一目瞭然ですもんね。
Re: (スコア:0)
> 1万円以上の、audio-technica・Shure・Bose製のイヤホン・ヘッドホン・スピーカーで
Bose は音を作っちゃうようなイメージがありますが、モニターとして使えますか?