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今までこのシステムによる恩恵を受けていた人の処遇はしばらくそのまま という年功序列の廃止形態は、既に中小企業で多数行なわれてきましたが、若い社員たちの目の前にぶら下がっていたエサを無くすだけでしかなく、年功序列制度の名残で社員の役割も明確化されていないため、人事にアピールできる目立つ仕事以外は彼らが拒否するようになってしまっています。
このあたりの問題点をどのように解決しようとしているのかが興味深いですね。そもそもこれを決めたのが年功序列制度の恩恵を受けまくっている人たちで、対策を何も考えてない、なんてことはないと思いたいですが・・
これってつまり、「老人→高い給料のまま逃げ切り、若手→今後は給料据え置き」ってことだよねぇ・・・どう考えても不満が高まる未来しか浮かばない。
でも、「今までこのシステムによる恩恵を受けていた人」つっても、この人らも若い頃は成果に関わらず安い給料だったんですけどね。「長く勤めて昇進したら給料上がるから、それまでは安い給料でも頑張れ」っつって、将来の昇進昇給をインセンティブに重労働に対して安い給料で働かせてきたと。つまりは、年功序列ってのは、成果に対する対価を後払いにする(それもかなり後になる)システムだったわけですよ。
ここで、いざ若い頃の重労働安月給に対する対価を受け取ろうという時期になって、「これから成果給にするから、予定していた対価は無しね」って言われたらまぁ怒るだろう。
その理論なら、後払いの対象にならない若い人の給料は上げなければならないと思います。いま管理職の人が若かった当時は(将来受け取れる約束のもとで)不当にやすかったのですよね。では、その「不当」が無い給料を支払わなければ。
> 後払いの対象にならない若い人の給料は上げなければならないと思います。
額面通り成果給になるなら、若い人の給料は成果に応じた額になるはずですよね。
> では、その「不当」が無い給料を支払わなければ。
今管理職の人たちについても、過去の成果に対して再評価して不足していた分を払うよってのなら、まぁ不当じゃないんじゃない?そういうの抜きにして、過去の成果に対する後払いはチャラにする、これからは今の成果の分しか払わないってことになれば、それはそれで不公平感感じるでそ。
本当に若者にも年配にも成果に応じた給料が払われるのか、給料下げるための口実じゃないかって疑問は当然あるとは思うけど、それは別の問題なのでここでは置いておく。
同一賃金同一労働も実現できてないんだから、無理だな
> その理論なら、後払いの対象にならない若い人の給料は上げなければならないと思います。
その通りですよ。
> いま管理職の人が若かった当時は(将来受け取れる約束のもとで)不当にやすかったのですよね。> では、その「不当」が無い給料を支払わなければ。
その通り。でも、それは今まで不当に安く働かせさせられた哀れな社畜生への「後払いのハズの分」を削る理由にはなりませんよね。それと、若い頃に安月給かつ成果も出せなかった人間は、あらゆる手段(「窓際族だの 左遷出向だの)で追い出されて「後払いのはずの年功序列での補填」を受けられないようになっていたうんですよ。
城 繁幸なんかはそういう事実を誤魔化して、「年功序列はバカでも年だけとれば昇給・昇格できる悪しきシステム」という大嘘を宣伝してるんだけど、年功序列の破棄というのは第三者からの客観的な査定を拒むための方便にすぎないんだよ。
そもそもが「就職でなく就社」と言われて、労働基準法を守る企業が皆無なこの国で成果主義なんてモノが成立するはずもない。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
既に中小企業では実施済み (スコア:5, 参考になる)
今までこのシステムによる恩恵を受けていた人の処遇はしばらくそのまま という年功序列の廃止形態は、既に中小企業で多数行なわれてきましたが、若い社員たちの目の前にぶら下がっていたエサを無くすだけでしかなく、年功序列制度の名残で社員の役割も明確化されていないため、人事にアピールできる目立つ仕事以外は彼らが拒否するようになってしまっています。
このあたりの問題点をどのように解決しようとしているのかが興味深いですね。そもそもこれを決めたのが年功序列制度の恩恵を受けまくっている人たちで、対策を何も考えてない、なんてことはないと思いたいですが・・
>今までこのシステムによる恩恵を受けていた人の処遇はしばらくそのまま (スコア:1)
これってつまり、「老人→高い給料のまま逃げ切り、若手→今後は給料据え置き」ってことだよねぇ・・・どう考えても不満が高まる未来しか浮かばない。
Re: (スコア:1)
でも、「今までこのシステムによる恩恵を受けていた人」つっても、この人らも若い頃は成果に関わらず安い給料だったんですけどね。
「長く勤めて昇進したら給料上がるから、それまでは安い給料でも頑張れ」っつって、将来の昇進昇給をインセンティブに重労働に対して安い給料で働かせてきたと。
つまりは、年功序列ってのは、成果に対する対価を後払いにする(それもかなり後になる)システムだったわけですよ。
ここで、いざ若い頃の重労働安月給に対する対価を受け取ろうという時期になって、「これから成果給にするから、予定していた対価は無しね」って言われたらまぁ怒るだろう。
Re:>今までこのシステムによる恩恵を受けていた人の処遇はしばらくそのまま (スコア:2)
その理論なら、後払いの対象にならない若い人の給料は上げなければならないと思います。
いま管理職の人が若かった当時は(将来受け取れる約束のもとで)不当にやすかったのですよね。
では、その「不当」が無い給料を支払わなければ。
Re: (スコア:0)
> 後払いの対象にならない若い人の給料は上げなければならないと思います。
額面通り成果給になるなら、若い人の給料は成果に応じた額になるはずですよね。
> では、その「不当」が無い給料を支払わなければ。
今管理職の人たちについても、過去の成果に対して再評価して不足していた分を払うよってのなら、まぁ不当じゃないんじゃない?
そういうの抜きにして、過去の成果に対する後払いはチャラにする、これからは今の成果の分しか払わないってことになれば、それはそれで不公平感感じるでそ。
本当に若者にも年配にも成果に応じた給料が払われるのか、給料下げるための口実じゃないかって疑問は当然あるとは思うけど、それは別の問題なのでここでは置いておく。
Re:>今までこのシステムによる恩恵を受けていた人の処遇はしばらくそのまま (スコア:1)
同一賃金同一労働も実現できてないんだから、無理だな
Re: (スコア:0)
> その理論なら、後払いの対象にならない若い人の給料は上げなければならないと思います。
その通りですよ。
> いま管理職の人が若かった当時は(将来受け取れる約束のもとで)不当にやすかったのですよね。
> では、その「不当」が無い給料を支払わなければ。
その通り。
でも、それは今まで不当に安く働かせさせられた哀れな社畜生への「後払いのハズの分」を削る理由にはなりませんよね。
それと、若い頃に安月給かつ成果も出せなかった人間は、あらゆる手段(「窓際族だの 左遷出向だの)で追い出されて「後払いのはずの年功序列での補填」を受けられないようになっていたうんですよ。
城 繁幸なんかはそういう事実を誤魔化して、「年功序列はバカでも年だけとれば昇給・昇格できる悪しきシステム」という大嘘を宣伝してるんだけど、年功序列の破棄というのは第三者からの客観的な査定を拒むための方便にすぎないんだよ。
そもそもが「就職でなく就社」と言われて、労働基準法を守る企業が皆無なこの国で成果主義なんてモノが成立するはずもない。