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蛍石を使っているレンズって高級レンズのごく一部だと思うのだが。
つーか、高級レンズ、それも現在はキヤノンの極一部、だな。蛍石は高いだけでなく、柔らかかったり(このため前玉や後玉に使えない)、経年劣化で曇るなどのデメリットもあるので、他社は全部低分散ガラスに移行済み。ついでに蛍石を写真レンズに使うための特許の一部をキヤノンが保持しているため他社は使うメリットがない。ということでキヤノンのレンズは安くなる可能性はないわけではないけど、他者は望みないね、としか。
なお、まだ望遠鏡では使っているメーカーもあるけど、それは「望遠鏡だから」(カメラレンズほど生産数が多くないし、価格も高価)だからだろうし。
Nikkor にも FL ついてるのあるのよhttp://www.nikon-image.com/products/lens/nikkor/af-s_nikkor_400mm_f28e... [nikon-image.com] (2014.8)http://www.nikon-image.com/products/lens/nikkor/af-s_nikkor_800mm_f56e... [nikon-image.com] (2013.5)
ま、そいつらはニコンがキヤノンがあまりに蛍石使用を全面に出すからしょうがなくウチも出しました、ってレンズだね。蛍石も実は他社製を使用してるし。
ぶっちゃけキヤノンとニコンって自社が光学ガラスまで作ってるからHOYAやオハラのEDガラスを表だって使えないって足かせもあったりする。で、HOYAは蛍石と同レベルの光学特性と言われるガラス(シグマのFLDやタムロンのXLDがそれ)を開発できているから、それより安くできるかが鍵だろうね。
> ぶっちゃけキヤノンとニコンって自社が光学ガラスまで作ってるからキヤノンもニコンも、レンズは自社製造できますが、硝材に関してはキヤノンは作っていないのでは?カメラ・レンズメーカーで硝材から生産可能なのは、ニコン、ミノルタ、コシナの3社しか無く、ミノルタはソニーに吸収された際に炉を手放したとかいう話がよく言われているみたいですが。
なんと、コシナはガラス材まで作ってるんですか…。昔の28-200mmみたいなイロモノのイメージが未だに色濃くて、フォクトレンダーとかツァイスとかいいもの色々作ってるの知ってるのに、どこか二流メーカーに思えてしまうw
とはいえ、フローライトの話ですが、倍率色収差ならデジタル補正で直してるような時代です、どれだけ需要あるんだろ…。写真レンズとしては、今後は滅多に使われないんじゃないかなぁ。肉眼で見る望遠鏡なら需要があるのはわかるんだけどね。
一眼レフカメラでは光学ファインダーで見ますから、ニコンやキヤノンはデジタル補正なしに収差が少なくできるに越したことなし。実際、ミラーレスカメラ用のレンズでデジタル補正前提で作ってるものってどのくらいあるのかな?将来そのレンズのつくカメラが滅んで、マウントアダプター経由で使えるようになったとき補正データがなければトホホな性能でしかない・・・なんてことになりそう。
コシナは普通の光学ガラスの生産はできますが低分散ガラスなどまでは生産できません。そのあたりはHOYAやオハラのガラスを使用しています。
マイクロフォーサーズの場合は規格上補正データをレンズに持ってるので、大半のレンズが補正前提ですね。補正してないのは、歪曲収差が出ない望遠系と、サードパーティーのシグマ製ぐらいじゃないかな。SONYのNEXも補正前提だったかと思います。
レンズ収差で、デジタル後補正が可能なものは、歪曲収差と倍率色収差です。これらは、ピクセルの位置をズラせば収差無しと同等にできます。(代償としてズラしたぶんだけ解像力がちょっとだけ落ちる)通常は収差扱いされませんが、周辺減光も補正可能ですね。
逆に補正不可能なのが、像面湾曲、球面収差、コマ収差、非点収差と、軸上色収
無鉛光学ガラスの開発はキヤノンですよ。キヤノンも自社で光学ガラスの開発ができます。でも今は製造はオハラに委託でしたね。記憶違いすまん。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
そもそも (スコア:0)
蛍石を使っているレンズって高級レンズのごく一部だと思うのだが。
Re: (スコア:1)
つーか、高級レンズ、それも現在はキヤノンの極一部、だな。
蛍石は高いだけでなく、柔らかかったり(このため前玉や後玉に使えない)、経年劣化で曇るなどのデメリットもあるので、他社は全部低分散ガラスに移行済み。
ついでに蛍石を写真レンズに使うための特許の一部をキヤノンが保持しているため他社は使うメリットがない。
ということでキヤノンのレンズは安くなる可能性はないわけではないけど、他者は望みないね、としか。
なお、まだ望遠鏡では使っているメーカーもあるけど、それは「望遠鏡だから」(カメラレンズほど生産数が多くないし、価格も高価)だからだろうし。
Re: (スコア:0)
Nikkor にも FL ついてるのあるのよ
http://www.nikon-image.com/products/lens/nikkor/af-s_nikkor_400mm_f28e... [nikon-image.com] (2014.8)
http://www.nikon-image.com/products/lens/nikkor/af-s_nikkor_800mm_f56e... [nikon-image.com] (2013.5)
Re:そもそも (スコア:1)
ま、そいつらはニコンがキヤノンがあまりに蛍石使用を全面に出すからしょうがなくウチも出しました、ってレンズだね。蛍石も実は他社製を使用してるし。
ぶっちゃけキヤノンとニコンって自社が光学ガラスまで作ってるからHOYAやオハラのEDガラスを表だって使えないって足かせもあったりする。
で、HOYAは蛍石と同レベルの光学特性と言われるガラス(シグマのFLDやタムロンのXLDがそれ)を開発できているから、それより安くできるかが鍵だろうね。
Re: (スコア:0)
> ぶっちゃけキヤノンとニコンって自社が光学ガラスまで作ってるから
キヤノンもニコンも、レンズは自社製造できますが、硝材に関してはキヤノンは作っていないのでは?
カメラ・レンズメーカーで硝材から生産可能なのは、ニコン、ミノルタ、コシナの3社しか無く、ミノルタはソニーに吸収された際に炉を手放したとかいう話がよく言われているみたいですが。
Re: (スコア:0)
なんと、コシナはガラス材まで作ってるんですか…。
昔の28-200mmみたいなイロモノのイメージが未だに色濃くて、フォクトレンダーとかツァイスとかいいもの色々作ってるの知ってるのに、どこか二流メーカーに思えてしまうw
とはいえ、フローライトの話ですが、倍率色収差ならデジタル補正で直してるような時代です、どれだけ需要あるんだろ…。
写真レンズとしては、今後は滅多に使われないんじゃないかなぁ。
肉眼で見る望遠鏡なら需要があるのはわかるんだけどね。
Re:そもそも (スコア:1)
一眼レフカメラでは光学ファインダーで見ますから、ニコンやキヤノンはデジタル補正なしに収差が少なくできるに越したことなし。
実際、ミラーレスカメラ用のレンズでデジタル補正前提で作ってるものってどのくらいあるのかな?
将来そのレンズのつくカメラが滅んで、マウントアダプター経由で使えるようになったとき補正データがなければトホホな性能でしかない・・・なんてことになりそう。
Re: (スコア:0)
コシナは普通の光学ガラスの生産はできますが低分散ガラスなどまでは生産できません。そのあたりはHOYAやオハラのガラスを使用しています。
Re: (スコア:0)
マイクロフォーサーズの場合は規格上補正データをレンズに持ってるので、大半のレンズが補正前提ですね。
補正してないのは、歪曲収差が出ない望遠系と、サードパーティーのシグマ製ぐらいじゃないかな。
SONYのNEXも補正前提だったかと思います。
レンズ収差で、デジタル後補正が可能なものは、歪曲収差と倍率色収差です。
これらは、ピクセルの位置をズラせば収差無しと同等にできます。(代償としてズラしたぶんだけ解像力がちょっとだけ落ちる)
通常は収差扱いされませんが、周辺減光も補正可能ですね。
逆に補正不可能なのが、像面湾曲、球面収差、コマ収差、非点収差と、軸上色収
Re: (スコア:0)
無鉛光学ガラスの開発はキヤノンですよ。キヤノンも自社で光学ガラスの開発ができます。
でも今は製造はオハラに委託でしたね。記憶違いすまん。